新型コロナウイルスの国内の感染者数が累計3000万人を超えました。インフルエンザとの同時感染も起きています。第7波で主流だったオミクロン株「BA.5」が疑われる割合は半数以下にまで減り、免疫回避力が高いとされる“新系統”への置き換わりが進みます。 東京・北区のいとう王子神谷内科外科クリニックには、今年も多くの患者が訪れています。 1日には、41.7度まで発熱した7歳の男児を連れた母親が「(子供が)急にばっと熱が上がって、ほとんど眠れず…」と受診時に伝えました。 医師 「(子供は新型)コロナ(ウイルス)ワクチンとか、インフルエンザワクチンって打ちました?」 母親 「インフル(のワクチン)は打ちました」 この時、検査キットではインフルエンザA型が陽性になりました。ただ念のためPCR検査も受けたところ後日、陽性と判明。医師は「けっこう珍しいんですけど、(インフルエンザと新型コロナの)同時感染だっ