参院選を受け今後の政局の焦点は、安倍晋三首相(自民党総裁)が衆院解散・総選挙の「解散カード」をいつ切るかに移る。首相は党総裁任期切れまでの残り2年あまりの間に解散カードをちらつかせながら、宿願の憲法改正実現に全力を挙げることになる。 「前回(平成28年)より議席を多く取れた。よかったよ」 首相は21日夜、周囲にこう語った。今回の参院選の結果、改憲勢力は「3分の2」に届かなかった。しかし、改選の現職らが当選した25年参院選は、前年の政権奪還の勢いで自民が65議席を獲得した選挙で、同水準の維持が難しいことは織り込み済みだった。 首相は21日のテレビ番組で、与党の参院過半数確保を踏まえ「(憲法改正を)議論すべきではないかというのが国民の審判だった」「私の任期中に(国民投票を)何とか実現したい」と改憲への意欲を重ねて示した。 改憲原案は衆参両院の3分の2以上の賛成を得ても国民投票で過半数を得なけれ
4年前、当時8歳の女の子にわいせつな行為をしたとして、福岡市の会社経営の男が強制わいせつの罪で17日起訴されました。この男は、同じ女の子に今年6月にも性的暴行を加えたとして17日再逮捕されています。 警察などによりますと、福岡市の会社経営、金子司被告(35)は2015年、当時8歳だった女の子にわいせつな行為をしたとして、今年6月に強姦未遂の疑いで逮捕されていて、17日、強制わいせつの罪で起訴されました。 沖縄県警が別の児童ポルノ事件を調べていたところ、金子被告がこの女の子にわいせつな行為をする動画がみつかったということです。 その後の捜査で、金子被告が今年6月にも、この女の子に対し性的暴行を加えていたことがわかり、福岡県警が17日再逮捕しました。 金子容疑者は調べに対し、容疑を認めているということです。 金子容疑者は被害に遭った女の子の母親と知り合いでしたが、母親は女の子の被害に気づいてい
「準強姦逮捕状」が握り潰されて4年。安倍官邸ベッタリ記者・山口敬之元TBSワシントン支局長(53)と彼にレイプされたと訴える伊藤詩織さん(30)が遂に民事法廷で対決した。山口記者が墓穴を掘る証拠ビデオや菅官房長官による経済支援額が明るみに出て……。 *** 【顧問委託契約】と題されたその書類には、天使が歌っているような、あたたかく優しい文言が並んでいた。 ・原則として月1回、意見交換を行なう ・顧問料として月額42万円を振り込む ・必要と認める範囲で交通費その他の経費を支払う およそ天使などいそうには思えない我らが「サラリーマン川柳」の面々からは、こんな嘆きと哀しみが聞こえてくるようだ。 〈仕事しろ残業するな成果出せ〉〈この職場ムチはあってもアメはなし〉の部署で、〈ブリはいい! 生きてるだけで出世する〉とグチる日々なのに……。退職後も悠々とは行かず、〈再雇用昨日の部下に指示仰ぐ〉日々なのに
虐待動画をインターネット上にアップしていたとみられます。ペットのインコに虐待を加えたとして34歳の男を逮捕です。 逮捕されたのは、名古屋市中村区の無職・坂野嘉彦容疑者(34)です。 警察によりますと、坂野容疑者は6月中旬から下旬ごろの間に、ペットのインコに避妊具を被せ身動きが取れないようにした上、ガスライターを押し付け放り投げるなどの虐待をした動物愛護法違反の疑いが持たれています。 「インコを虐待している動画を投稿している者がいる」という通報が警察に寄せられ、動画がアップされたSNSのアカウントなどから坂野容疑者が特定されました。 調べに対し、坂野容疑者は容疑を認めた上で「インコの鳴き方がうるさくて腹が立った」と供述しています。坂野容疑者のSNSには他にもインコを虐待する動画や写真が複数投稿されていて、警察は日常的に虐待を繰り返していたとみて調べています。
国の控訴断念により、今後はハンセン病の元患者の家族に対する補償のあり方など具体的な救済策が焦点となる。今回の原告以外の家族も多数おり、補償の対象範囲のほか、差別や偏見被害の認定方法、補償額などなお課題は山積している。 元患者本人をめぐる訴訟では、平成13年の熊本地裁判決が国の責任を認めて賠償を命令。当時の小泉純一郎首相が控訴しないことを決め、直後に議員立法で補償金支給法が成立した。隔離された療養所に入所した元患者には期間に応じて800万~1400万円が支払われ、その他の元患者や遺族には提訴後に和解すれば500万~1400万円の和解一時金が支払われる仕組みが取られた。 家族は同法の補償対象に含まれないが、今回の熊本地裁判決は隔離政策による就学拒否▽結婚差別▽就労拒否-といった差別被害を認定。ただ、原告561人の中の20人は、13年の判決後に被害申告があったとの理由で請求が退けられた。 国が把
東京都小金井市で2016年5月、芸能活動をしていた20歳の女性がファンの男に刺され重傷を負った事件で、女性と母親が警視庁を所管する東京都や加害者の男、所属していた芸能事務所に計7600万円の損害賠償を求め、10日にも提訴することが分かった。 【写真】襲われた時の傷が残る冨田真由さんのひじ 女性側は「警視庁はライブ会場周辺に警察官を派遣するといった必要な警備を怠った」「事務所は冨田さんの安全に配慮しなかった」などと主張するとみられる。 女性は冨田真由さん。代理人弁護士によると、加害者の岩崎友宏受刑者(30)=懲役14年6カ月=がツイッターやブログに「殺したい」といった脅迫的な書き込みを繰り返したため、冨田さんは16年5月上旬、警視庁武蔵野署に相談。事件2日前の同月19日には、ライブの出演予定も伝えていた。 相談の際には書き込み内容を署員に示し、「殺されるかもしれない」と命の危険を感じていると
親しげに顔を寄せ合い、リラックスした表情で写真に収まる一組の男女。女性は、AKB48の峯岸みなみ(26)である。 【写真】「峯岸みなみ」の一貫した男の好み 眉が整った男ばかり 隣に写る男性は、仮想通貨業界の有名人、KAZMAX(本名=吉澤和真[29])氏だ。一体何者なのか。 個人投資家でもあるジャーナリストの小野登志郎氏によれば、 「KAZMAX氏は、2017年から仮想通貨の値動き予想やトレードをツイッター上にアップし知名度を上げたトレーダーです。急落した時に“ヒューッ”と呟く独特な表現も注目を集め、マスコミが仮想通貨で大金を稼ぐ人々を取り上げはじめた18年頃から、一気に有名になりました」 実際、18年9月の「週刊SPA!」のインタビューで、KAZMAX氏は、17年末から18年2月中旬にかけてのビットコインの暴落を的中させ、この間だけで“ざっと6億円稼げました”と豪語し、“総資産50億円”
ヤマトホールディングス(HD)の100%子会社、ヤマトリース(東京都豊島区)の小泉弘社長が、社員にパワハラとも受け取れる言動を重ねていたことが、ジャーナリストの横田増生氏が入手した音声データで分かった。 【動画】ヤマト子会社社長の“パワハラ音声”公開 トラックやフォークリフトなど車両のリースを主に手掛けているヤマトリース。小泉氏が社長に就任したのは、2018年9月のことだった。 その小泉氏は今年に入り、ある支店会議後に開かれた懇親会の席で、以下のような発言をしていた。 「お前ら殺されるぞ、本当に。分かる、これ? そのくらい(の給料を)もらってんだよ。殺されるよ、本当。ふざけんなよ。馬鹿たれ! それも分からねぇから問題なんだよ」 小泉氏は「給料が高過ぎる」と社員たちを怒鳴り続け、こう吐き捨てた。 「24時間働きゃいいじゃない。(ヤマトHDの中核子会社)ヤマト運輸に戻ると(給料が)下がるんだよ
刑事裁判に市民の視点を取り入れる「裁判員制度」が導入されて5月で10年を迎えた。裁判員に選ばれた人々は殺人などの重大事件に向き合い、悩み抜いて有罪・無罪を判断してきた。中には法律の「プロ」の固定概念を打ち壊す、量刑相場を大きく越えた判決もある。市民感覚を反映したはずの裁判員判決だが、一方で高裁での破棄率は上昇。現状と課題を追った。 【グラフ】裁判員裁判対象罪名の起訴率の変化 ******* 「無期懲役に処する」 宮崎地裁の裁判員裁判は16年2月、求刑(懲役25年)を超える判決を導いた。 被告の男は、女性を殺害、遺体を切断したとして殺人や死体損壊の罪に問われていた。「猟奇的で非人間的」と断じた判決は、有期刑の上限(同30年)も上回った。 担当検察官だった若杉朗仁弁護士(福岡県弁護士会)は法廷で目を閉じたまま判決を聞いた。「これが市民感覚か」 法律の「プロ」として事件に向き合ってきた自負があっ
児童養護施設の職員だった立場を利用し、入所する中学生にわいせつな行為をさせたとして、福岡県警は17日、児童福祉法違反(淫行させる行為)の疑いで、北九州市内の施設の元職員、秋田将嗣容疑者(43)=同市若松区畠田3丁目=を逮捕した。 逮捕容疑は3月8日午後10時半ごろ、福岡県内のホテルで、18歳未満と知りながら、施設に入所している男子中学生にわいせつな行為をさせた疑い。「ホテルには行ったが、わいせつな行為はしていない」と容疑を否認しているという。 県警によると、秋田容疑者は児童指導員として約7年間施設に勤め、入所する子どもの生活全般を指導する立場だった。施設側は、許可なく子どもを外泊させるなどの問題行動があるとして「児童への過剰な接触」で訓戒処分としたが、改善が見られないとして2月22日、諭旨退職処分にしていた。北九州市は17日、今回の事件を受けて施設の特別指導監査を始めた。職員らから事情を聴
同居していた女性(26)に熱湯をかけたり、ペンチで歯を折ったりする暴行を加え、全治約4カ月のけがを負わせるなどしたとして傷害などの罪に問われた、千葉県酒々井町の元エステサロン経営、小倉実里被告(28)と元会社員、高村良被告(29)に対する裁判が千葉地裁(平塚浩司裁判長)で開かれている。約5カ月に及ぶ暴行で女性の顔はバスケットボール大に腫れ上がっていたとされ、公判では両被告による暴行の数々が女性の証言などから明らかになった。(千葉総局 白杉有紗) 検察側の冒頭陳述などによると、女性が自身の姉の友人だった小倉被告と知り合ったのは今から7年ほど前。一緒に旅行やカラオケに行くなど、姉妹のように親しい間柄となり、その後、小倉被告が経営するエステサロンで従業員として働くようになった。 平成29年5月ごろ、女性は同居していた男性とけんかになり、帰る場所を失うことに。「一緒に住まわせてほしい」と頼む形で、
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