文系から理系まですべてを網羅する桁外れの知性 <主義>を超越した強靱な諧謔の精神と人間観察力 SFのみならず世界の文学に新たな地平を切り開いた スタニスワフ・レム本邦初の選集 スタニスワフ・レムは、ポーランドが生んだ20世紀SF最大の巨匠の一人である。自然科学から人文社会まであらゆる分野に精通した桁外れの知性と、共産主義も資本主義も笑い飛ばす強靭な諧謔の精神、そして魂の奥底までえぐる透徹した人間観察力。そういった稀有の資質を駆使して、レムは20世紀後半をトリックスターのように駆け回り、前人未踏の境地を世界文学のために切り拓いた。 レムの小説はこれまで数多く邦訳され、日本の読者にも愛読されてきたが、今回はそれらの著作の中でもとりわけ重要なものを現在の視点から選び直し、また未訳のままだった傑作の数々をすべてポーランド語の原典から新訳することになった。ここではレムの原点というべき、戦後
待望の中野剛充『テイラーのコミュニタリアニズム』(amazon / bk1)を購入。ざっと読みましたが、主に扱われているのは PP ですなあ。「公共哲学」としてのコミュニタリアニズムの理論構築という規範的な問題意識が伺われる、いい本だと思いますです。 ただ、気になる点というか、とりあえずあたくしは、コミュニタリアニズムという切り口はテイラーを論じるのに必ずしも適してないという解釈なのですが、それよりも問題はまあ、テイラーの論文「消極的自由はどこが間違っているか」(Taylor, Charles 1985. “What’s wrong with negative liberty,” Philosophical Papers: Philosophy and the Human Sciences, Volume II, Cambridge University Press. (1st publi
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く