■ 書籍情報 【キーボード配列QWERTYの謎】(#1414) 安岡 孝一, 安岡 素子 価格: ¥2940 (税込) NTT出版(2008/03) 本書は、コンピュータのキーボードのQWERTY配列が、タイプライターの「アームの衝突を防ぐために、タイプストがなるべく打ちにくいようなキー配列をデザインした」ものであるという説について、「全くのガセネタだ」と指摘し、「では、たいぷらいたータイプライターのQWERTY配列は、本当はどのようにして決まったのだろう。それはどのように普及していって、そしてどのような形でコンピュータのキーボードに取り入れられたのだろう。あるいは、『タイピストがなるべく打ちにくいようなキー配列』なんていうガセネタを最初に流したのは誰で、このガセネタはどう広まっていったのだろう」かを、「明らかにすべく、1840年代から1980年代まで」の約140年間の歴史を追ったもの
« 遠距離交際と近所づきあい 成功する組織ネットワーク戦略 | メイン | 女性校長の登用とキャリアに関する研究―戦前期から1980年代までの公立小学校を対象として » 2007年07月03日 サステナブル・コミュニティ・ネットワーク ■ 書籍情報 【サステナブル・コミュニティ・ネットワーク】(#894) 大江 比呂子 価格: ¥2310 (税込) 日本地域社会研究所(2007/4) 本書は、「地域崩壊の救済あるいは脱却、個々人の豊かな生活確保、地域コミュニティでの安全・安心・確実な生活確保のために、問題解決に役立つとされるソーシャルキャピタル論の本質を明らかにし、その理論の今日的有効性と問題点を整理することを目指」したものです。著者の研究スタンスは、「地域社会に存在する既存の社会インフラの潜在的機能に着目」したもので、ここでいう「社会インフラ」とは、「商店、コンビに、郵便局、銀行、市
« ビッグツリー 私は仕事も家族も決してあきらめない | メイン | 「小泉改革」とは何だったのか―政策イノベーションへの次なる指針 » 2006年11月01日 世界の行政改革―21世紀型政府のグローバル・スタンダード ■ 書籍情報 【世界の行政改革―21世紀型政府のグローバル・スタンダード】 経済協力開発機構 (編集), 平井 文三 価格: ¥4,830 (税込) 明石書店(2006/10) 本書は、OECDの公共ガバナンス委員会が、「過去20年間の各国の行政改革(公共経営改革)の動向を取りまとめた」ものです。訳者は、本書の結論のうち、最も重要なものは、「その国の歴史、文化、発展段階は、異なった特徴と優先事項をその国の政府に」与えるため、「現代化は文脈に依存する」という点であると述べています。また、わが国の行政改革の中で、公務員制度改革が大きく遅れていることを指摘しています。 冒頭
■ 書籍情報 【孤独なボウリング―米国コミュニティの崩壊と再生】 ロバート・D. パットナム 価格: ¥7140 (税込) 柏書房(2006/04) 本書は、『哲学する民主主義』でイタリアにおける社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)の蓄積を分析した著者が、「米国コミュニティにおける市民・社会生活に、続いて一体何が起こったのか」をテーマに、米国社会の変化を社会関係資本の観点から分析したものです。 著者は、「一般的互酬性によって特徴づけられた社会は、不振渦巻く社会よりも効率がよい。それは、貨幣の方が、物々交換よりも効果的であるのと同じ理由である」として、「人々の多用な集合の間で頻繁な相互作用が行われると、一般的互酬性の規範が形成される傾向がある」と述べ、市民参加と社会関係資本が相互義務と行為への責任を内包していることを指摘しています。また、社会関係資本の形式の次元の中で、最も重要なもの
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