economyと書評に関するhidedayoのブックマーク (10)

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  • 「骨太」には欠点がある / SAFETY JAPAN [書評] / 日経BP社

  • 第4回 『不況のメカニズム』は、いかにすごい本か | WIRED VISION

    第4回 『不況のメカニズム』は、いかにすごいか 2007年6月12日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (0) 前回は、ケインズ経済学のおおざっぱな解説をしたあと、つい最近出版された、小野善康『不況のメカニズム』(中公新書)が、いかにすごいであるか、そして、いかにぼくにとってショッキングであったか、そのことを書いた。今回も、このことをもうちょっとお話ししようと思う。 ケインズ理論は、「不況」を殺人事件に喩えるなら、被告人「不完全均衡」が犯人であるということを、ケインズという検察官が立証していったものだといえる。いろいろな証拠を出し、それらを論理的に組み上げ、容疑者の犯行を立証していったのだ。 ただ、残念ながら、検察官ケインズの立証は、ところどころ論理的な飛躍があり、また都合の悪い証拠に対して、それを安易に無視したり可能性を限定して決めつけたりした部分もあったため、多くの陪審

    hidedayo
    hidedayo 2007/06/13
    『不況のメカニズム』は、ケインズの立証のどこが失敗だったのかを明らかにし、それでも「不況」の真因としての「不完全均衡」はありうるのだ、ということを論証し直してみせた本
  • 間宮陽介「ケインズとハイエク 〈自由〉の変容」 - 備忘録

    ケインズとハイエク―「自由」の変容 (中公新書) 作者: 間宮陽介出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1989/01メディア: 新書 クリック: 9回この商品を含むブログ (3件) を見る第1章 喪われた世界 功利主義者は、「善い」を快によって定義するのに対し、ムア倫理学では、功利主義の前提とする「善い」の定義可能性を否定。「善い」は、直覚に拠って、直示することに拠ってしかその内容は分からず、「...である」という形では定義できない。ムア倫理学では、「善い」をある有機的統一を成している全体である、とみるが他方で、理想を最大最高の善とし、その不可欠の要素として、人間の交わりと美的享受を挙げる。 ハイエク感覚論の特徴は、感覚を外部世界の刺激が与えた感覚器官への刻印とはみず、それが神経系により識別分別され、別の秩序に変換されたものとみる点。カントは、世界を人間精神の構成物とし、世界を構成する

    間宮陽介「ケインズとハイエク 〈自由〉の変容」 - 備忘録
  • 梶ピエールの備忘録。ヤバい経済学者とシロい振る舞い

    このたびようやくこの↓を読み終わったわけです。英語版はずっと前に購入していたのにお恥ずかしい限りですが。 ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する 作者: スティーヴン・レヴィット,スティーヴン・ダブナー,望月衛出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2006/04/28メディア: 単行購入: 15人 クリック: 383回この商品を含むブログ (330件) を見る さてこのの後半に、白人と黒人の教育格差について興味深い研究を行っているハーバード大の若手経済学者、ローランド・G・フライヤー Jr.氏がたびたび登場する。このフライヤー氏、昨年の9月にバークレーの経済学部のセミナーに来て講演しているのだが、そのときの題目が『ヤバい経済学』でもとりあげられている"Economic analysis of 'Acting White'"(シロい振る舞いの経済学)だった。もともとの50

    梶ピエールの備忘録。ヤバい経済学者とシロい振る舞い
  • コルナイと中国経済 - 梶ピエールのブログ

    「嫁」といわれて素直に読んだ。 コルナイ・ヤーノシュ自伝―思索する力を得て 作者: コルナイヤーノシュ,Kornai J´anos,盛田常夫出版社/メーカー: 日評論社発売日: 2006/06/01メディア: 単行 クリック: 20回この商品を含むブログ (33件) を見る 訳者の盛田氏があとがきで嘆いておられるように、コルナイはその重要な主著の多くが完全な形では日語に翻訳されておらず、また過去に翻訳されたものも多くが絶版になっている。しかし、少なくとも旧ソ連・東欧の経済問題の専門家だけでなく、中国も含めた広い意味での移行経済を専攻しているものにとって、コルナイは経済理論家としてある意味でサミュエルソンやフリードマンなどよりも重要な存在であった。特に中国の場合、なによりも現在活躍中の経済学者の多くがコルナイの議論から、大きな影響を受けてきたという事情があるからだ。 たとえば、代表的な

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  • 若田部昌澄「改革の経済学 回復をもたらす経済政策の条件」 - 備忘録

    改革の経済学 作者: 若田部昌澄出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2005/11/05メディア: 単行購入: 3人 クリック: 8回この商品を含むブログ (15件) を見る第1部 改革とは何か 経済学の2つの原則は、「人はインセンティブに反応する」と「ただのランチはない」。 年金の予算制約式は、(1人あたり年金支給額)={(現役世代人数)/(老年世代人数)}×(保険料率)×(1人あたり所得)。({ }内は、1+人口成長率と一致。)給付水準を維持するには、労働力人口を高めること、少子化対策は意味があるが、その政策効果は不確かであり、所得を増加させるためのデフレ対策がより望ましい。 生産性の向上を国の政策で実現するのは困難。もし可能であれば、社会主義の失敗はなかった。 出生率と1人あたりGDPの関係をみると、出生率はある所得水準までは下がっていくが、そこから先は安定する。(ブロダら

    若田部昌澄「改革の経済学 回復をもたらす経済政策の条件」 - 備忘録
  • ブルーノ・フライ、アイロス・スタッツァー「幸福の政治経済学 人々の幸せを促進するものは何か」(その2) - 備忘録

    幸福の政治経済学―人々の幸せを促進するものは何か 作者: ブルーノ S.フライ,アロイス・スタッツァー,沢崎冬日,佐和隆光出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2005/01メディア: 単行 クリック: 73回この商品を含むブログ (23件) を見る第7章 現行の政治経済プロセスと幸福の関係 左翼的な志向を持っている人は、インフレよりも失業に関心を注ぐ一方、右寄りの人は、失業率が上昇したときよりもインフレ率が上昇したときに、より大きな幸福度の低下を味わう。左寄りの人は、失業率1%ポイントの上昇の下で満足度を維持するには、インフレ率が1.8%ポイント低下することが必要であるが、右よりの人は、0.9%低下すればよい。 第8章 政治体制と幸福の関係 スイスの州別統計により、各州の民主的参政権に関する指数が幸福度に与える影響をみると、有意にかなり大きな影響を与えている。また、分析の枠外にお

    ブルーノ・フライ、アイロス・スタッツァー「幸福の政治経済学 人々の幸せを促進するものは何か」(その2) - 備忘録
  • 2005-10-30

    だいぶ前に「やるぞ」と宣言しておいて一応メモを取っていたStiglitz&Greenwald『新しい金融論』ISBN:4130402099メ、出すタイミングとしてはバーナンキ祭りの後の今しかないように思えてきたので、ここで放出することにする。ネット上で公開するようなレジュメを作るというのは思ったより大変な作業だし、またその公開の場としてブログがふさわしいかどうかちょっと疑問に思えてきた、というのが今まで寝かせておいた言い訳なのだが、とりあえずこの続きをやるかどうかは今回の反応を見て決めたいと思う。まあ、いずれにせよ全部やるつもりはなくて、第3章の後は理論的なコアである5、6、8章あたりを丁寧に読んでおけば十分かなと考えている。もちろん、手伝ってくれる方がいれば大歓迎です。 未入手だが、書に比べニューケインジアンの王道を行っていると思われる大瀧雅之『動学的一般均衡のマクロ経済学』ISBN:

    2005-10-30
  • 「陰鬱な科学からのとびっきりのお知らせ」要約版

    ■ [economy]「陰な科学からのとびっきりのお知らせ」要約版 結論 日の財政は危機的ではない。市場参加者が正しくそのように認識しているからこそ、国債金利は低い水準で推移している。 既存債務は大したものではないので、インフレによるその実質価値減少には大した意味はない。重要なのはこれから生じる政府債務をどうするかということ。 政府債務の急激な増加は、人口構造のシフトによるもの。シフト期間だけでその負担をすべて賄うよりも、多世代にまたがって少しずつ賄う方が合理的。2012年までにプライマリーバランスをゼロに戻すという日政府の目標は、現在世代に過大な負担を押付けるものであり不適当。 将来的な国民負担率見込みを考えると、社会保障支出水準などをEU諸国並みにするならEU諸国並みに上昇するであろうし、一人当たりGDP成長率と同程度の伸び率にとどめるのであればほぼ現状どおりで問題ない。 定義等

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