昨晩(つか今日)は朝6時までチャットして、10時に起きて11時に出社。さすがにキツいですね。今回は昨日の記事の続きです。 ちょうど昨日の記事に関連した議論をおこなったこともあり、今後のために少し認識を共有しましょうか。ここ2年ほど、ゲーム企業各社の不具合件数が増加してます。そのおもな原因として、プロジェクトの短納期化や、ノウハウの喪失、モチベーションの低下が挙げられています。 これは競争の激化した長距離バスの会社に例えられるでしょう。 たとえば、合理化を唱える社長がこう言うわけです。 「スケジュールを切り詰めて、バスのスピードを上げたら、ばんばん儲かりますよね。人を増やす? いえいえ、運転手の努力が足りません。運転の仕方に無駄があるから、時間がかかるんですよ。もはや賃金競争は避けられません。よりスピード感のある運転をしてくたさい。寝不足で事故るのは気のゆるみです。事故を起こした時の責任は運
2007年08月05日00:15 カテゴリArt 拝啓ガキオヤジ様 わかりますねえ、どちらも。 古川 享 ブログ: 最近の若い子たちの発想は...んっ? 「将来何を目指しているの?目標とか、夢とかあるのかな?」と聞いたところ...[中略] 「それが見つかればいいんですけれどね、今は何も思いつきません。」という言葉に私は...久しぶりに、キレたっ なんで「若い子」がバカ回答をしたのかも、なぜ古川さんが「キレたっ」のかも。 古川さん、あなたはご自分の質問が、若い子自身も気がつかぬまま若い子を追いつめちゃったって気がつきました? 話をわかりやすくするために、「若い子」の心の声をでっちあげてみます。敬称略にて失礼します。 ふるかわ 「将来何を目指しているの?目標とか、夢とかあるのかな?」 若い子 [え?まいったなあ。目標とか夢とか、今はまだないよ....でもあのふるかわさんを相手にして、そんな答え
今年は、日中戦争の開戦からも70周年だ。これについても多くの本が書かれているが、本書の視点は明確だ。第1のポイントは、副題にもあるように、日本軍が日清・日露戦争において短期の殲滅戦で勝ったため、消耗戦や総力戦の体制ができていなかったという点だ。 おそらく、それを認識していたのは石原莞爾ひとりだっただろう。しかし彼にとっては来るべき対ソ戦に備える橋頭堡だった満州から、南に戦線が拡大する予想外の展開になったとき、戦局は彼にもコントロールできなくなった。しかも系統的な補給を考えなかったため、南京事件のような略奪を各地で繰り返した。ここでも、「首都南京を叩けば、蒋介石は戦意を喪失して降伏する」という殲滅戦の発想が抜けなかった。 これに対して蒋介石は、南京を脱出して首都を重慶に移し、消耗戦の構えをとるとともに、南京で日本軍の行なった「大虐殺」を海外にアピールする宣伝戦を展開した。この結果、それま
2007年08月07日00:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 書評 - フラット革命 献本ありがとうございます。 フラット革命 佐々木俊尚 初掲載2007.08.05;販売開始まで更新 と同時に書評がおくれてごめんなさい。 添え状より 弾さんにまず一番目に読んで欲しい!と思ってお送りします。 ここからは「である調」、敬称略で。 本書「フラット革命」は、佐々木俊尚の最高傑作にして、佐々木俊尚の初心表明(誤字にあらず)。「ジャーナリスト佐々木俊尚」ではなくて、佐々木俊尚、の。 個人的にハードカバーというのは最も嫌いな版型なのだけど、もしハードカバーが著書の品質保証を兼ねているのだとしたら、本書は間違いなくそれを満たしている。というより、他のハードカバーの品質が低すぎるのだ。本書はハードカバー嫌いの私が、それでも買わねばならないと言い切れる数少ない一冊だ。本書の品質を考えれば、本
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