ランキング参加中Linux 1 tcコマンドとは? 2 検証環境 2.1 ネットワーク構成 2.2 版数 3 qdiscの種類 4 クラスレスqdiscの設定、削除 4.1 設定、削除の書式 4.2 pfifoの設定、削除の方法 4.3 sfqの設定、削除の方法 4.4 tbfの設定、削除の方法 4.5 netemの設定、削除の方法 4.5.1 一定の遅延を設定する方法(delay) 4.5.2 遅延にばらつきを設定する方法(delay) 4.5.3 廃棄の設定方法(loss) 5 クラスフルqdiscの設定、削除 5.1 prioの設定、削除の方法 5.1.1 設定方法 5.2.2 削除方法 5.2 htbの設定、削除の方法 5.2.1 設定方法 5.2.2 削除方法 6 統計情報を確認する方法 7 実験 7.1 遅延 7.2 廃棄 8 その他 Z 参考情報 1 tcコマンドとは? カー
連載 LinuxサーバーのTCPネットワークのパフォーマンスを決定するカーネルパラメータ – 1編 4.ネットワークcapacity関連パラメータ 4.1 maximum file count Linuxをはじめとする一般的なUnixソケットは、まるでファイルのような扱いを受けます。 システム全体で保有できるファイル数が制限されていれば、当然ソケットの全体数にも影響を与えるでしょう。 Linuxでシステム全体が保有できる最大ファイル数は、fs.file-maxカーネルパラメータで設定します。 以下のようなコマンドで現在の設定値を確認できます。 $ sysctl fs.file-max fs.file-max = 775052 一般的に、この値は適度に大きな値が設定されているので、余程のことがない限り、修正することはないでしょう。 ただ、システムが非常に多くのファイルとソケットを使用している
バッファサイズ増加とバッファ遅延増大 近年、ルータやスイッチ等のネットワーク機器に搭載されるバッファメモリのサイズが増加してきました。この主な要因としては、メモリの低価格化が進んだことが挙げられます。またネットワーク機器に限らず、メモリサイズは大きい方が良い、という通念が主流となってきたことも大きく影響しているでしょう。ネットワーク機器のバッファサイズが大きくなることで、パケット廃棄が起こりにくくなるという利点があります(図1)。すなわち、ネットワーク機器に一度に大量のパケットが到着した場合にも、それらのパケットをメモリに蓄積しておき、順番に送出することができるようになります。 図1 バッファサイズとパケットロス しかしながら、バッファサイズが大きくなることによる弊害もあり、それがバッファ遅延の増大です。バッファ遅延の増大によって生じる遅延の増加現象はバッファブロート(Bufferbl
「それ、QUIC使えないの?」 それがなんであれ、QUICを使うことを主張することで、みんなが「なんか良くわからないけど、TCPを置き換えたほうがいいのかな?」と思うようになるはず。全てのアプリケーションを、TCPの代わりにQUICを使うように修正するとなれば、この先10年間ぐらい、エンジニアみんなの仕事を作ることができます。業界愛ですね。 すでに、SSHやDNSのQUIC対応は始められています。既存のアプリケーションをQUICに対応させる難しさを調査するために、RustでBGP over QUICを実装してみました。 QUICの実装QUICは、TCPと同じく、パケットの再送、輻輳制御など、信頼性のある通信を実現するトランスポートプロトコルです。実装面の大きな違いは、TCPがオペレーティングシステムのプロトコルスタックの一機能として実装されるのに対して、QUICはアプリケーションで実装され
TL;DR 平文のTCP/IPの通信では送信したデータの完全性は期待できないので、経路にはSSL/TLSを使いましょう TCP/IPはUDPと違い、信頼性のある通信を実現するためのプロトコルという説明がよくされる。なのでTCP/IPでやり取りしたデータは1bitの狂いもなく転送先に届くと思われがちだ。TCP/IPが信頼性のある通信を確保してると言われているのは下記の理由による。 1. データが届かなかった場合の再送処理がプロトコルに入っている 2. TCPパケットにペイロードのチェックサムがあり、不具合が検知されると修正もしくは再送される(ただし16bit) 3. IP層の更に下の層にチェックサムがあり、不具合が検知されると修正もしくは再送される(イーサの場合32bit) しかしチェックサムはそれぞれ16/32bitのため、昨今の超大量データを取り扱うにはかなり心もとない。 1. ざっくり
TCP Fast Open – Webを速くするためにGoogleがやっていること Make the Web Faster 4 – Jxck HTTPは、その下層にあたるトランスポートレイヤーのプロトコルとして、通常TCPを使用します。 したがって、TCPのレイヤで速度が改善することは、そのままWebの高速化につながる可能性があるといえます。 GoogleはWebを速くするための活動として、TCPのようなプロトコルレイヤの改善にも取り組んでいます。 今回はその中の一つ、TCP Fast Openを取り上げ、解説と動作検証、簡単なベンチマークを行います。 検証環境等は最下部に記載します. Make the Web Faster: TCP Fast Open 3 Way Handshake TCPは、「正確、確実にデータを届ける」ことを重視した設計になっています。 特に接続確立時には、双方の状
A coworker was experiencing a strange problem with their Internet connection at home. Large downloads from most sites worked fine. The exception was that downloads from a Amazon S3 would get up to a good speed (500Mbps), stall completely for a few seconds, restart for a while, stall again, and eventually hang completely. The problem seemed to be specific to S3, downloads from generic AWS VMs were
ネットワークのトラブルシュートなどをする時にtcpdumpやwiresharkといったツールを使ってキャプチャデータを取得し、正常ではない通信を特定するなど分析します。その時にIPアドレスやポート番号といったことは当然確認すると思いますが、本記事ではそれ以外に分析に利用できそうな小技をいくつか紹介したいと思います。お題は以下のとおりです。 MACアドレスからNICのベンダーが分かる IPヘッダからおおよそのホップ数が推測できる TCP/IPヘッダからOSを推定できる TCPの3-way-handshakeからネットワークの遅延を測れる TCPの再送状況からネットワーク品質の変化を見れる DHCP/mDNS/NBNS/LLMNR から同一ネットワーク内のホスト名がわかる TLSのclient helloから接続先のホスト名がわかる 【注意事項】 本職のネットワークエンジニアの方にとっては当た
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? #1. はじめに インターネット上のほとんどのトラフィックは,**TCP(Transmission Control Protocol)によって制御されていると言われています.TCPの特徴の一つとして,送信ノードが各々輻輳1制御アルゴリズム(Congestion control algorithm)**に基づき,一度に送信するデータ量を調整する,という点があります.本記事では,ns-3で各アルゴリズムの動作をシミュレートし,NumPy + matplotlibで視覚化します. TCPの輻輳制御アルゴリズムを比較するために,ns-3にはtc
2024/09/16 RedmineのバージョンアップーRocky Linux 8とUnicornとNginx編 2024/09/13 Bashシェルスクリプティング 2024/09/10 InfluxDB Homebrew 2024/09/09 InfluxDB excercise-1 2024/09/08 StyleSheet 2024/09/07 Java読書会 2024/09/04 コマンドラインツール TCPについて¶ 目次TCPについてはじめに参考資料TCPとはTCPの主要特性コネクションコネクションの確立コネクションの終了コネクションの中断 RST(リセットセグメント)ハーフオープンコネクション遅延ACKバッファサイズ送信バッファサイズ受信バッファサイズ各OSのバッファサイズデフォルト 最大セグメントサイズ(MSS)ウィンドウサイズNagleのアルゴリズムスライディングウィン
そもそも「tcp_tw_recycle」ってなに? TIME_WAIT状態のソケット*1を高速に再利用するためのLinuxカーネル特有の仕組みらしい。 「/etc/sysctl.conf」でこいつ(net.ipv4.tcp_tw_recycle)を1にしてやって「sysctl -p」するだけで有効になります。 「TIME_WAITのソケットを少なくしてくれるんでしょ?いいじゃん!」という感じで設定してしまいそうになりますが・・・ なんでダメなの? 結論から言うと、こいつを有効にしたとき、同じグローバルIPのクライアントからの接続でかつTCPパケットにタイムスタンプ情報が入っている場合で、ほぼ同時にパケットを送ると、古いタイムスタンプの方のパケットを勝手にドロップしちゃいます。 どういうことなの・・・ 「tcp_tw_recycle」は、「同一IPからのパケットが到着したとき、使っていたソケ
Mac上のNFSをasync書き込み許可してVagrantを爆速にする - NFS of Vagrant on the Mac to detonation velocity share folderMacVagrantVirtualBoxDockerboot2docker 2015-04-29 更新 VMWareをお持ちであれば、Mac上のdockerでVMWareのネイティブフォルダシェアが実現した話をどうぞ。 まえおき 業務で実際に仮想環境としてよく使われるようになったVagrant,Macでのローカルのファイル同期はnfsを使うのが一般的だと思いますが,そのnfsの設定を変更して,Vagrantを爆速にする話. 手元の環境では,大体2倍の速度が出ています. 大体はタイトルの通りasyncを効かせるんですが,日本国内でVagrantに適応している情報がなかったので,書いておきます. 結
マイクロソフト、より高速な「TCP Fast Open」など採用へ、Windows 10の大型アップデートとWindows Server 2016で マイクロソフトは8月に行われるWindows 10の大型アップデートWindows 10 Anniversary Updateと、9月に正式リリースが予定されているWindows Server 2016で、「TCP Fast Open」の採用やTCPの初期ウィンドウサイズ(Initial Congestion Window)を10にするなど、より高速な通信を実現するTCPの新機能を明らかにしました。 Announcing: New Transport Advancements in the Anniversary Update for Windows 10 and Windows Server 2016 | Networking Blog 新
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