米マイクロソフトのWindows兼Windows Live担当プレジデントのスティーブン・シノフスキー(Steven Sinofsky)氏が、突然の退社を発表した。 2012年10月26日に発売されたばかりのWindows 8の開発を指揮。次期CEOの有力候補のひとりとしても位置づけられていた人物だ。 その功績は社内外からも評価されている。 たとえば、Windows Vistaまでは、Windowsの発売日は当初計画から遅れることが一般化していた。しかし、それまでOfficeの製品開発を指揮していたシノフスキー氏が、初めて指揮をとったWindows 7では、一度の延期もなく、予定通りに発売され、Windows 8でもそのセオリーが同様に守られることになった。 これは、PCメーカーをはじめとするパートナー会社にとっても重要な点だ。事業計画の立案において、時期的なブレがないことは欠かせない要素
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