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ブックマーク / monchicon.jugem.jp (19)

  • tUnE-yArDs - w h o k i l l | Monchicon!

    うか、われるか 前作『Bird-Brains』のラストで人が歌っていたように、tUnE-yArDsことMerrill Garbusは、決して“美人”ではないのかもしれない。けれども、先立って公開された作からのリード・トラック「Bizness」のビデオ・クリップで、顔をゆがめて一心不乱に踊り狂うMerrillの姿は、ほかの何十人の女性たちの中でも群を抜いて美しいし、何百メートルも離れた場所からでも、彼女を見分けることができるだろう。それはいわば、陸上競技選手や、野生動物の美しさだ。 ニュー・ジャージーに生まれ、フォーク・ミュージシャンの両親の元で育ったMerrill は、大学時代にケニアへ留学しているが、現地の音楽を聴いたり、女性がどれだけ虐げられているかを知ったことが、その後の彼女の運命を決定付けることになる。26歳の時にアート・キャンプで出会った元IslandsのPatrick

  • [INTERVIEW] Prefuse 73 | Monchicon!

    おそらく、ニューヨークで最も忙しいミュージシャンのひとり、Guillermo Scott Herren。様々な名義を用いて、様々な人物とコラボしながら、様々な音楽を作り上げてきた根っからのワーカホリックな彼の、主軸となるユニットPrefuse 73が、約2年ぶりとなる新作『The Only She Chapters』を4/16にWarp/Beat Recordsよりドロップする。 この名義における特徴的なヒップホップ/ビート・メイカー的な側面は薄まり、その代わりにZola Jesus, My Brightest DiamondそしてBroadcastの故Trish Keenanといった様々な女性ヴォーカルたちの歌声をフィーチャーしつつ、電子音響/現代音楽の領域にも接近したサウンドによる18編(日盤にはさらにボートラ収録)もの「章」(Chapter)が、私小説のような手触りで綴られていく。

  • ブルックリンの鬼才音楽集団、Skeletonsが新作をリリース | Monchicon!

    映像作家でもあるというMatt Mehlanを中心としたブルックリンのアヴァンギャルド・ミュージック・コレクティヴ、Skeletons。2008年にTomlabからリリースされた前作『Money』(Max Tundraおじさんもお気に入り!)が話題を呼んだ彼らが、4月26日に最新作となる『People』をリリースします。 Panda BearやOwen Pallett、Born Ruffiansの作品で知られるRusty Santosがミックスを手掛けたという作、USではブルックリンのレーベルShinkoyoから、ヨーロッパではAkron/FamilyやMegafaunも所属するベルギーのCrammed Discからリリースされるとのこと。 John ColtraneとKurt Cobainを敬愛するという彼らのスリリングでエクスペリメンタルなサウンドは、Dirty Projectors

  • The Dodos - No Color | Monchicon!

    No Color, More Life サンフランシスコのギター&ドラム・デュオThe Dodosの4枚目。相変わらずジャケが地味(しかもタイトルが「色なし」って、さらに拍車をかけているような・・・)。そんな地味さを補おうとしたのか、前作『Time To Die』ではヴィブラフォン奏者を入れてトリオ編成になるも、何故かあっけなくデュオに戻っている(・・・と思ったら最近のライヴ映像ではサポートとしてサイド・ギターが加入?・・・で、調べてみたら何とこれがWomenのChris Riemerとのこと![via forgotten hall])。でも、そういったある種の試行錯誤を経て、迷いが吹っ切れたかのように実にノビノビとしつつもキビキビとした雰囲気が漂ってるのが作のいいところ。

  • [タイガー通信vol.4] トラ、パンダに出会うの巻 | Monchicon!

    イギリスからやってきた元気娘タイガー(只今日語勉強中!)がお送りするタイガー通信の第四回目(三回目はコチラ)は、上野動物園のパンダ公開を祝して、音楽家の方のパンダ(右)のインタビューにトラちゃん(左)がチャレンジしたよ! ついにパンダが上野動物園で公開されました! 週末めちゃ混んでそう〜。今回は上野動物園のパンダとは別に世界で注目を集めているパンダを紹介します。 実はAnimal Collectiveのメンバーにもパンダがいるんです! モンチコンのレギュラー読者には当たり前の知識かもしれませんが、遂にPanda BearことNoah Lennoxによる超期待のソロ・アルバム『Tomboy』がリリースされることはまだ皆さんご存じないかと思います! 2007年にリリースされたソロ・アルバム『Person Pitch』がピッチフォークの年間ベスト・アルバムに選ばれ、さらに所属しているアニマル・

  • 海外ミュージシャン/レーベルから日本への支援呼びかけTweet | Monchicon!

    画像出典: Pray For Japan 日への支援を様々な形で世界に呼びかけてくれている海外ミュージシャン/レーベルのtweetをできる限り集めてみました。

  • Esben And The Witchのちょっと怖い世界へようこそ | Monchicon!

    今日は雛祭りですね! お内裏様とお雛様♪・・・でも雛人形ってなんか怖くないですか? あの肌の白さと顔の何ともいえない生気のなさが妙に不気味に思えるのは自分だけでしょうか? というわけで、そんな「怖さ」を持った新人アクトをご紹介します(強引)。先日デビュー作『Violet Cries』がリリースされたばかりのMatadorのバンド、その名もEsben & The Witch。 英国ブライトン出身の彼らは紅一点のRachel Davies(写真)とThomas Fisher, Daniel Copemanの男子二人による3人組。バンド名は魔女や魔法、殺人が登場するデンマークのおとぎ話からとられたのだそう。 「当は恐ろしいグリム童話」なんてが昔ありましたが、彼らのサウンドを喩えるなら「当に恐ろしいグリム童話」といったところでしょうか。Rachelのエコーがかったヴォーカルに導かれながら、大

  • [INTERVIEW] The Pains of Being Pure At Heart part 2 | Monchicon!

    The Painsインタビュー第二弾は最新の発言をお届け! 先日お伝えしたように、あのFloodとAlan Moulderという黄金コンビを迎えて制作されたセカンド・アルバム『Belong』(日盤は3/16リリース)についていろいろと話を聞きました。プロデューサーがどんなに大物だろうが、鳴らされるメロディと歌われる歌詞、そして彼ら自身の姿勢そのものは以前と変わらず“Pure At Heart”のようです! というわけで、つい先月に行ったインタビューをご覧ください! *UPDATE: 公式サイトで新作の全曲試聴始まってます! All Band Photos by: PAVLA KOPECNA

  • [INTERVIEW] Parts & Labor | Monchicon!

    3/2(水)にニューアルバム『Constant Future』がMoorworksから日先行発売されるパーツ・アンド・レイバー(US盤はJagjaguwarから発売)。前作『Receivers』リリース後に女性ギタリストが脱退しトリオ編成となったものの、届いた新作では更にシンプルでパワフルに進化したパーツ・アンド・レイバー・サウンドを聴かせてくれている。今回はキーボード/ヴォーカルのダン・フリエルにメールでインタヴューした。

    high-d
    high-d 2011/03/02
    新作待ってました!
  • [VIDEO] Women on pitchfork.tv | Monchicon!

    昨年、ステージ上で喧嘩してその後のツアー全キャンセル。すわ解散か!?という噂が流れたカナダのノイズ・カルテットWomen(1月にSplitシングルをリリース)の、どこかの地下室でのライヴ映像が到着。全編モノクロームの映像とヒリヒリしたノイズが絶妙にマッチしたカッコいい仕上がりになっております。暖房をあえて消して部屋を寒くしてご覧下さい。なお、当に解散してしまったのかどうかは不明です。 「えっ、あのノイズってこうやって出してたの!?」という瞬間も。

  • Radioheadの新作『The King of Limbs』の先行予約が突如開始 | Monchicon!

    寒いヴァレンタインに突然のホットなニュース! 2007年の『In Rainbows』に続くRadioheadの新作アルバム『The King of Limbs』の先行予約の受付が、公式サイトにて突如開始された模様です。いきなしカウンター! で、出来てたのね! この公式サイトにて先行予約をした方は、UK時間の2月19日(土)以降、デジタル配信にてアルバムがダウンロード可能となるとのこと。なお、このアルバムは14日から約5週間は、アジアの公式サイトとUK公式サイトのみでの販売となり、フォーマットは、デジタル配信(MP3またはWAV)、もしくは限定生産デラックス・エディションの2種類が選べます。デラックス・エディションの内容は、スペシャル“ニュースペーパー”フォーマットに収められた、「2枚組10インチ・アナログ盤(クリア・ヴァイナル仕様)とCD、デジタル配信ダウンロード、エクスクルーシヴ・アート

    high-d
    high-d 2011/02/14
    まってました! つか,すげージャケだな。
  • [KIKI Matador号発売記念?] みんなでPavementのベスト盤を作ろう! | Monchicon!

    再結成の話題でもちきりのPavement。NYCでの4デイズ、イギリスでのAll Tomorrow's Partiesのキュレーションに続き、オーストラリア・ニュージーランドツアーが発表されましたね。この勢いで日にも是非来てもらいたいところですね! さて、ここで突然ですが特別企画です。インディロック史上に燦然と輝く5枚のアルバムと、諸々のEP他いろいろな音源を残したPavementですが、意外と(?)ベスト盤的なものは存在しません(よね?)。そこで、monchiconをご覧の皆さんに、各々のベスト的なプレイリストを作っていただきましょう!参加方法は簡単、皆さんの好きな曲を並べて、このエントリーのコメント欄に書き込んでください。曲数は、10曲でも100曲でもOKです。レア音源でもライブ音源でも、なんでもOK。 ちなみに私の作ったプレイリストは以下の通りです。

  • Bradford Coxも全裸に! | Monchicon!

    来日公演も好評のうちに終了したDeerhunterのフロントマンBradford Coxが、ソロ・プロジェクトAtlas Soundとしての最新作『Logos』(写真)を、10月20日にKrankyと4ADからリリースします!

  • Dirty Projectorsを乗せた車が交通事故に | Monchicon!

    現地時間23日の午後3時過ぎ、Dirty Projectorsのメンバーを乗せた車が、ライヴ会場のトロントへ向かうハイウェイの途中で、車線変更してきた車に衝突され横転。1969年のFairport Conventionを思わせるアクシデントにヒヤリとさせられましたが、全員怪我もなく、搬送先の病院から無事に退院したそうです。この影響を受けてカナダの2公演がキャンセルとなったものの、ツアーは引き続き行われるとのこと。なにはともあれ、無事でよかったです!

    high-d
    high-d 2009/06/24
    Deerhoofもいたそうな。アメリカインディーの至宝を失ってはならぬ。
  • Dirty Projectors - Bitte Orca | Monchicon!

    地球で最後のふたり たとえば、子供の頃よく遊んでいた場所を大人になってから訪れてみると、自分が思っていたよりもずっと小さく感じられたり、当時はわからなかったことに気づいて、深い感銘を受けることがある。そんな時、見慣れたはずの風景が、以前とは全く違った意味を持って迫ってくるのだ。 前々作『Getty Address』でイーグルスの『Greatest Hits vol.1』を下敷きにしたロック・オペラを繰り広げ、前作『Rise Above』ではブラック・フラッグの『Damaged』を換骨奪胎した奇妙なポップ・アルバムを作り上げたDirty Projectors=Dave Longstreth。そんな彼が作で参照したのは、他人の作品ではなく、過去の自分自身だったのではないだろうか。

  • Akron/Family - Set 'Em Wild, Set 'Em Free | Monchicon!

    奴らを高く吊るせ ロックを聴いている人たちの多くは、音楽と同じぐらい、もしかしたらそれ以上に、バンドの“物語”を重視しているんじゃないだろうか(もちろん、それは自分だって同じことだし、むしろそれがロックの魅力のひとつだと思う)。だからこそブライアン・ウィルソン抜きのビーチ・ボーイズは過小評価されているし、シド・バレット在籍時のピンク・フロイドは過大評価されている、そんな気がしてならない。 前作『Love Is Simple』のリリース後、仏門に入るためAkron/Familyを脱退したRyan Vanderhoofも、バンドにとってそれぐらい大きな存在だったと言えるだろう。作を初めて聴いた時、これまでの作品とはまったく違う印象を受けたのだけれど、それはきっと、このバンドの神秘的な部分というか、文字通り精神的な支柱を担っていたのが、他ならぬRyanだったからに違いない(セカンドの『Meek

  • Polyvinylのヴァイナルがピンチ! | Monchicon!

    現在、深刻な経済不況がアメリカ(及び各先進国)を襲っています。勿論、レコード業界も当然の如く、その煽りを喰らっているわけで、最近ではTouch & Goの規模縮小が告げられたことが記憶に新しいところですが、今度はPolyvinylの大量のレコードが廃棄処分の危機に瀕しているというニュースが飛び込んできました。 以下、レーベルのコメントです。 「求む!あなたのヘルプ。ポリヴァイナルは自分達のディストリビューターの経営統合による倉庫の規模縮小に伴い、1万枚以上ものレコードの廃棄を行うか、さもなくば高額の倉庫保管料を支払わざるを得ないという状況に直面しています。 『レコードを廃棄する』なんてことはできません(だって、そんなこと、あまりにも勿体無いし、それに、これらは素晴らしい作品で、ただ単に過剰在庫なだけなのです)かといって、『ディストリビューターに保管料を支払う』ということもできないのです(我

    high-d
    high-d 2009/05/25
    アルバムがよかっただけに何とかしてあげたいのだが。
  • The Hospitals - Hairdryer Peace | Monchicon!

    No No Age Load、In The Redなどから作品を発表してきたカリフォルニアのロウファイ/ジャンク・バンド、ザ・ホスピタルズの昨年の自主制作LPのCDヴァージョンが到着。思いっきりドンシャリな音像の中でドラムとギターがグッシャグシャに交じり合ってその中をオン・アシッドなヴォーカルがべらんめい口調でわめいております。かつての作品にはまだ「人様のレーベルだから」という若干の気合のようなものが少なからず感じられたけれども、自主制作となったこれはもう完全にやりたい放題。弛緩と耳痛といきあたりばったりとレイジネスと爆音と形容不能な衝動とがユル〜く交錯しあって描き出すはカリフォルニアの青春ジャンク模様。変に歌メロとかがポップじゃない、このグダグダさ加減が逆にこちらの脳内をいい感じにマッサージ&クリニックしてくれる気がするんです。でも、こんなにささくれ立った音なのに、どこか全体的に憎めない

    high-d
    high-d 2009/05/25
    「こんなにささくれ立った音なのに、どこか全体的に憎めないような人懐っこさが不思議と漂っているのはカリフォルニアという土地柄のなせる業?」まさに。
  • Monchicon!

    photo by Ash Dye 現代のシカゴの音楽シーンを追いかけているなら必ず名前を目にするミュージシャン、それがMacie Stewartだ。 10代の頃にVic MensaやDonnie TrumpetことNico Segalと一緒にバンドKids These Daysを結成した彼女は、WilcoのJeff Tweedyがプロデュースをしたアルバム『Traphouse Rock』を残して解散すると、その後はヴァイオリニスト兼アレンジャーとしてWhitneyやSZA、Claire Rousay、今年に入ってからもDucks Ltd.やFrikoといったアーティストの作品に参加。地元シカゴのPitchfork Music Festivalには毎年のように出演し、The Weather Station、Jeff Parker、Japanese Breakfastのステージで演奏するなど、

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