三菱鉛筆は、しんを少しずつ回して先が均一に磨耗するようにした回転シャープペンシル「クルトガ」を2008年3月21日から発売する。しん先と紙面との接触面積を一定に保って、細くて濃い描線で書き続けられるという。定価は472円。 従来のシャープペンは、書き続けているとシャープしんが斜めに磨耗して、先が極端にとがり、文字の太さがばらついたり、しんが紙の繊維に引っかかるなどの欠点があった。 新開発の自動しん回転機構「クルトガエンジン」は、しんに連結されたギアが筆圧で上下動するたびに、上下のギアと斜めにかみ合い、1画書くたびにしんが約9度回転、40画で1周。少しずつ回転するしん先が常に円錐形になって、紙面との接触面積を一定に保つという。しんは0.3mm、0.5mmの2種。本体色は0.3mmが4色、0.5mmが6色。 商品名「クルトガ」は、しんがクルっと回転し、常にしん先が円錐形にトガっているところから