「ハドソン川の英雄」機長に称賛の声 NY不時着(1/2ページ)2009年1月16日23時10分印刷ソーシャルブックマーク 米ニューヨーク市で15日、ハドソン川に不時着しようと降下するUSエアウェイズ1549便=AP 15日、ハドソン川に不時着したUSエアウェイズ機から救出される乗客=ロイター 【ニューヨーク=真鍋弘樹】世界有数の大都市上空で、155人を乗せた旅客機が飛行不能に――。そんな絶体絶命の状況で、57歳のベテラン機長はただ1人の犠牲者も出さなかった。ニューヨークで15日に発生したUSエアウェイズ機の不時着事故で、「ハドソン川の英雄」という賛辞が機長に贈られている。 同航空のエアバスA320型機を操縦していたのは、チェスリー・サレンバーガー機長。70年代、米空軍でF4戦闘機を操縦し、同航空に転職後も29年間、現役を続けてきた。過去、米運輸安全委員会の航空事故調査に携わり、米民間操縦士