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ブックマーク / atslavesecond.seesaa.net (12)

  • えろげー雑記「木之本みけ試論『空がこんなに綺麗だったこと~架空のノスタルジア~』」

    再録。 サークルtheoriaから発行されていた「恋愛ゲーム総合論集」の完売に伴い、紅茶が執筆した記事について、この度Web公開することと致しました。詳細についてはRyuArai氏の日記もご参照頂ければ幸いです。 RyuAraiの日記 - lovegame30x30グループ http://lovegame30x30.g.hatena.ne.jp/RyuArai/ 思い返すと寄稿した記事の中では一番難産だった気がします。 文中の「郊外」の使い方については、一般的な郊外とはやや違う意味で使っていますね…… 単に大都市圏の外縁部というにとどまらず、「都会でも田舎でもない中間的な規模の」地方都市も含む意味合いで用いています。当時は適切な表現が思いつかなかったのです…… ともあれ、この記事が誰かが木之みけ作品を改めてプレイするきっかけにでもなればそれはとても嬉しいなって。 木之みけ試論「空がこん

  • えろげー雑記「ひめごとユニオン」

    聖→夕輝→小春→ヒメリアの順でクリア。 だいたい良い順番でできたかなーとは思いますが、温泉で出てくる選択肢を上から順に、でも良かったかも。ヒメリアと小春がどちらかというと核心により近づくルートで、他二人はあくまでヒロイン(&吹雪)に焦点をあてたルートとなっている気がしました。 どのヒロインも可愛くてよいのですが、自分のお気に入りは聖と夕輝。とは言え姫様がふんすふんすしてるとこは可愛いし一枚絵はどれもいいし小春にしても序盤の掛け合いなどは非常にテンポ良く楽しめるものでした。 聖はなんつーか……とにかくいいですね……(小並感)うん、ぜんぶ好き。 夕輝はとりあえずおっぱい可愛い健気なヒロイン、なのだけど吹雪とのやりとりとか特に好きです。立ち絵も全体的に良かったですね。 で、ヒロインに関しては上記のように何の不満もないのですが、シナリオ構成や細かい演出についてはやや首をかしげるところもあり、FD前

  • 雑記「新社会人Pが初任給で買ってもいいかもしれないちょっと昔から最近にかけてのエロゲ」

    春なので(最強の言い訳) モバマスになぞらえて、属性別に各2ほど選んでみましたよと。 パックが含まれているので当はもっとあるけどきにしない。 実は各5選んでフロントだ-、ってのをやりたかったのだけど文字数オーバーしそうだったので断念。 属性:キュート

    highcampus
    highcampus 2013/04/06
    1本目から強カードすぎる/"夏めろ:ヤマノススメ好きな人におすすめ("
  • えろげー雑記「J・さいろー論、あるいは少年と少女の王国」

    再録。 サークルtheoriaから発行されていた「恋愛ゲームシナリオライタ論集2 +10人×10説」の完売に伴い、紅茶が執筆した記事について、この度Web公開することと致しました。 参考: 『恋愛ゲームシナリオライタ論集2 +10人×10説』掲載原稿リンク集 - then-d’s theoria blog ver. (http://d.hatena.ne.jp/then-d/20120619/1340129355) 現在も精力的にご活躍されているJ・さいろー氏についてのお話です。 拙い記事ではありますが、氏の作品の魅力について多少なりとお伝え出来ていれば幸いです。 J・さいろー論、あるいは少年と少女の王国 1.はじめに J・さいろー氏は多才な人である。 ゲーム会社に勤める傍らまずエロ系の漫画家としてデビューした後、『斬!少女剣客千冬』でジュブナイルポルノ作家として再デビュー。 その後は小説

    highcampus
    highcampus 2012/06/24
    10x10/ゆのはな/”姉×弟が至上です”/"単にモラトリアムからの脱却を描くのではなく、その泥沼においてもなお呼吸の暖かさと瞬間の美しさを見出そうとする”
  • えろげー雑記(87)「神聖にして侵すべからず」

    瑠波→希→澪里→操の順でクリア。 内容については冬コミで出る『恋愛ゲーム総合論集2』(C81新刊)- then-d’s theoria blog ver. (http://d.hatena.ne.jp/then-d/20111211/)の丸谷秀人論でもある程度詳しく触れているので、そちらの宣伝も兼ねてとりとめのない感想を少々。 >共通ルートと個別ルート いつものPULLTOPより若干短いような気はしたが、気になるほどではない。てとてトライオン!も感覚としてはこんなものだったような気がする。 ただ、瑠波に関しては共通であらかた日常イベントを消化してしまった感があり(もっと言えば、ゲームが始まる前に既に関係の地ならしは終わっているのだが)その結果、個別ルートの展開は横道にあまり逸れず非常にスピーディーに進んでいく。そのせいでよけい短く感じた、ということかもしれない。 もっとも、澪里と操に関して

  • えろげー雑記(88)「星の王子くん」

    ユーリ→こころ→りんご→ちの→ぷりんの順にクリア。 ぷりんは他四人をクリアしないと行けないので、実質グランドルート扱いといえる。 さて、いろんな人が作のテキストはまわりくどい、という。 僕もやってる最中はぶっちゃけそう思っていたのだが、今になって振り返って見ると、くどいと言うのは少々フェアではない気がしないでもない。むしろ丁寧かつ執拗である、というべきだろう。 このお話、名前のあるサブキャラがとにかく多い。しかも、その全員がそれぞれの物語を負っており、更にはそれを隠すことなくメインストーリーで開陳してくるし、彼らの中に使い捨てられるキャラクターは一人もいない。その事実はぷりんルートで再登場する彼らに端的に現れているが――永田氏と制作スタッフのこの作品に対する愛情の証のようでもあり。また、その執拗な愛情はヒロイン達にも同様に注がれており、5人とも非常に魅力的に描写されている。体型も愛情も何

  • えろげー雑記(86)「星空のメモリア」

    明日歩→衣鈴→千波→こもも→こさめ→夢→メア→EH夢→EHメア→EH残りの順でクリア。 以下、ネタバレ込みの感想を少々。 面白かったのだがところどころ引っかかるところもあり、というこの感覚は「俺つば」とかにも似ている。 最も、作品の方向性はだいぶ異なるのだけど。 夢のループはバッドエンドの名残なのかどうかはちょっと気になった。 洋くんのダメなところとか親父のダメ人間なところとかはレンや志穂さんが相対化してくれてはいるのだけど、それにしても幽霊と星神がちと働きすぎじゃねとか過保護じゃねとかそういうところはちらほら。 全体的に、シナリオライターが正しいとか美しいとか思って書いていると思われる話が、こちらにしてみるとそうでもないような気がしてならなかった。 これは単に僕が年をとったせいかもしれないが、それだけでもないような気がしている。インモラルな部分はエロゲーということを考えればまあ仕方ないと

  • 雑記「灼熱の小早川さん」

    AURAや「終わらない階段」の流れにあるスクールカーストを扱った青春ライトノベル、と括ってしまうのは簡単であり、実際そう読まれるべき小説でもある。 すっきりしない読後感はラノベ的カタルシスの欠如というよりはカタルシスを具体的に描写することをストイックなまでに避けたが故、かもしれない。実際確かにスマートなやり方ではあって、一般小説と呼ばれるものを好む層にはAURAの破壊性よりこちらのほうがより受け入れやすいものだろう。 しかし無邪気さを進んで演じきった前者に比べ、作にはよりあからさまな諦観が見える。 具体的には、教師にも親にも、登場人物が(そして作者が)何ら期待を寄せていないこと、そして登場人物の善性をも信頼出来ないものとして描いていることにあるだろう。 それでもなお一抹の爽やかさを残すのは、その邪悪さすら所詮は一時期の熱病のようなものに過ぎず、時間が全てをやり過ごしていくということを諦観

  • えろげー雑記(60)「ただ、踏み迷え」

    ――そんな感想。 現状、見たエンドは12個。 まだまだ先は長いが、ここで一旦僕がこのゲームに抱いた感情を整理しておこうと思う。 すでに優れたレビューがいくつかあるので、物語やシステム自体について語ることはあまりない。 マルセルさんの仏蘭西少女 ~Une Fille Blance~の感想: (http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/memo.php?game=8026&uid=%A5%DE%A5%EB%A5%BB%A5%EB) 2009-07-23 - eichiの日記: (http://d.hatena.ne.jp/d-eichi/20090723#1248333765) この二つの記事は僕が抱いた感想ともほぼ重なっている。 どちらも良記事なので、攻略に詰まったり「俺は何故こんな苦行を繰り返しているのだろう……」などとい

    highcampus
    highcampus 2011/09/29
    仏蘭西少女
  • 雑記「魔法少女血風録」

    「魔法少女まどか☆マギカ」11話、12話を視聴。 4月27日、リンクをいくつか追加。 参考記事: 404 Blog Not Found:奇跡も、魔法も、あるんだよ - 作品評 - 魔法少女まどか☆マギカ http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51672499.html 『魔法少女まどか☆マギカ』、その醜悪な結末 - じゃあ二分後に、踏切で http://d.hatena.ne.jp/matunami/20110423/p1 nix in desertis:キリエ・エレイソン -キリスト教的に解釈するまどか☆マギカ http://blog.livedoor.jp/dg_law/archives/51969711.html nix in desertis:キリエ・エレイソン(2) -魔法少女まどか☆マギカの私的解釈・感想 http://blog.l

  • 雑記「あなたのための奇跡」

    某所で書いた文章をもとに少しだけ噛み砕いてみました。 若干は一般化した話になったと思います。 言いたいだけのことを言いました、はい。 >奇跡という現象について 捉え方によってまったくスタンスが変わってくる代物だが、ここでは「人の手に負えない現象を顕す、超常的なものの介在が疑われるような何か」ということでとりあえず話を進める。 さて、古今東西犠牲を必要としない奇跡などない。 某ノベルゲーにおける奇跡の顕れについての議論では、これを忘れ去ったかの言説がしばしば見られた。 しかし故無きことではない。 「現実はクソゲー」という名台詞(?)を転倒したときにあらわれる「クソゲーは現実」という視点がもしありうるとするなら、「良ゲーは奇跡(あるいはファンタジー)でよい」という視点も成り立ってしまうのではないか、というややアレな予測も必然的に導かれるからだ。 それは奇跡的な日常とそこから導かれる奇跡の顕れこ

  • 雑記「夏コミのの」

    同人誌などいくつかとりあげてみる。a-park氏には重ね重ね感謝。 >腫物語/硝子の月(http://glassmoon.org/2010bake.html) 化物語二次創作SS。 5編どれも良かった。 >春疾風に吹かれて/軌道回路(http://www.u-1.net/2010/08/09/2308/) 畏友であるゆーいち氏といながわ氏のお二人が作ったかにしのSS。 原作の始まるちょっと前を舞台にした優しいお話。 >遊離喪失のトライアングル/宇古木亭(http://d.hatena.ne.jp/a-park/20100808/p1) a-park氏のシュタゲまゆしぃSS。 俺シュタゲやったら読むんだ…… >IORI MINASE iN NICE DAY & NIGHT/少女騎士団(http://www.oyariashito.jp/) 大槍さんのアイマス。通販で買った。 アイマス

    highcampus
    highcampus 2010/09/04
    恋愛ゲームシナリオライタ論集 30人×30説+の感想
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