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ブックマーク / tempel.hatenablog.com (34)

  • 『真剣で私に恋しなさい!A』 感想 - The Stalking Dead

    遂に『まじこい』シリーズの(いちおうの)最終作、『真剣で私に恋しなさいA』のパッケージ版(A1~A5まで全部入った上におまけのプラスディスク付き)です。とりあえずネタバレ無しなことを先に書いておきますと、「超面白いから『まじこい』好きだった人は迷わずやるべき、コストパフォーマンスも狂ったくらいに高い」です。基的には6時間~3時間くらいで終わるシナリオが14個(A1~A5まで)と、1時間くらいで終わるシナリオ3つ+3時間くらいで終わるほぼ全キャラ登場シナリオ(プラスディスク)のセットとなっております。つまり自分の場合はクリアまでにだいたい67時間くらいかかった。恐ろしいほどのボリュームになっておりますし、それと同時に、この恐ろしいほどのボリュームがキャラクターへの愛着と、クオリティへの説得力にもなっております。ボリュームを上げて物量で殴る的なものでもあるけど。やってることはよくあるファンデ

    『真剣で私に恋しなさい!A』 感想 - The Stalking Dead
  • 笑えるエロゲで打線組んだ・現代版 - The Stalking Dead

    笑えるエロゲで打線組んだwww というブログ記事をいまさら見つけたので&エロゲ好きで野球好きでブログ書いてたら一度くらいはエロゲで何かの打線組んでみたいと思って。 だいたい笑えるエロゲの話になると「俺つば」とか「ひまチャキ」とか「つよきす」とか、さらに遡って「それ散る」とか「秋桜の空に」とか「Rumble~バンカラ夜叉姫」とか、古いゲームの話に終始することが多いのでここは逆に現代の(2010年以降の)ゲーム限定であげてみる。 1:(二)フツウノファンタジー(2012) たとえば大爆笑をホームラン、思わず声出して笑っちゃうようなのを長打、クスっと笑うのを単打だとすると、このゲームはホームランは殆どないのですが単打をめっちゃ打って二塁打三塁打もたまに打つ、そんな優秀な一番打者のお手みたいなゲームです。ゲームタイトルの印象とは違って、いやある意味タイトル通りか、この作品はドラクエとかFFとかの

    笑えるエロゲで打線組んだ・現代版 - The Stalking Dead
  • 好きなエロゲソングの話 - The Stalking Dead

    自分が好きなエロゲソングを挙げながらなんか適当にくっちゃべるので気が向いたら曲を聞いたりさらに気が向いたらゲームを買ったりしてくださいとかそういうアレです。 inliyor/Rita(SEVEN-BRIDGE、2005) https://www.youtube.com/watch?v=xvhP2ffqNAU(歌はともかく映像はクッソネタバレなので注意) 個人的には、その曲自体が作品に対するいちばんの解説であって批評であって意味づけみたいに感じられる曲が大好きなわけで、そしてその代表格みたいなのが『SEVEN-BRIDGE』エンディング(映像も含めて)。まず歌詞がいい。曲もいい。歌声もいい。そして流れる映像もいい。つまり全部良い。「要するにSEVEN-BRIDGEはコレなんだ」と言ってしまえるような強さがこの楽曲・映像にはあって、だからもう、いつ、何度この歌を聞いても涙ぐんで胸がグッとくるく

    好きなエロゲソングの話 - The Stalking Dead
  • このエロゲが最高に良い!(2015年にプレイしたもの版) - The Stalking Dead

    全部面白い。全部楽しい。全部オススメのゲームです。基的にはちょこっと数行感想書いてるものより何行も感想書いてるものの方がオススメ度高いです(長ければ長いほど良いというわけではない)。正直「みんなだいたい全部買おう!そしてやろう!そして楽しもう!」という想いしかない。 あくまで2015年に自分がプレイしたってだけなので半分くらいは2014年以前のタイトルです。 アマカノ second season(2015、あざらしそふと) クリアしたのは年明けてからだけどせっかくなので。女の子とイチャイチャしたいかーー!!女の子に甘えてもらいたいかーー!!女の子を喜ばせて笑顔にしたいかーー!! そんな僕たちの欲求に応えてくれるのがこのゲーム温泉と雪が見どころの田舎町に引っ越してきた主人公がそこで出会う女の子と上記のようなことしまくるラブラブゲーです。 よく『LOVELY×CATION』と比較されること

    このエロゲが最高に良い!(2015年にプレイしたもの版) - The Stalking Dead
  • 最近やったエロゲの感想色々と - The Stalking Dead

    超絶久々更新。ブログ書くの…っていうかtwitter含めて文章書くの久々なので多分随分アレな文章になるかもしれませんがその辺はごめんちで。 ネタバレらしいネタバレは多分ないです。あるいは、してもしなくてもどうでもいいようなところだけか、プレイしてなきゃ何のことだかわかんねーよみたいなことしかしてないと思います。多分。 ■ なつくもゆるる(2013、すみっこそふと) すっげー印象だけのこと言うと「キャッキャうふふワールドがない『はるまで、くるる。』」。楽しいんだけど、もっとイチャイチャさせろよ!!もっとラブラブさせろよ!!って思うし、その辺で消化不良感や欲求不満感は結構ありました。てゆうか『はるくる』のキャッキャうふふワールドって当よく出来てたと思うんだよなぁ。ゲームはじめて初っ端でヒロインのこと好きになれるし、作品テーマみたいなものも8割方語っているし。でも同時にあれがあったおかげで『は

    最近やったエロゲの感想色々と - The Stalking Dead
    highcampus
    highcampus 2015/04/14
    なつくもゆるる/デュエリスト×エンゲージ/LOVELY×CATION2/黄雷のガクトゥーン/フツウノファンタジー/桜舞う乙女のロンド
  • 『革命機ヴァルヴレイヴ』は最高に面白い超傑作アニメ! - The Stalking Dead

    ヴァルヴレイヴが! 最高に!! 面白い!!! 正直3話までは「なんかフツー」くらいに思ってたんですけどね、4話から! ヤバイ!! 超絶傑作すぎる!!! これほどアニメに嵌ったのはいつ振りだろう。これほどアニメを面白がれたのはいつ以来だろう。ちょっともうそんなこと思ってしまうくらい当にめちゃくちゃ面白いです。 一応言っておきますが、世間でよく言われているネタアニメとしてではなく、ガチで、です。ガチで超面白い。最高に面白い。ということで、超面白かった第4話と、そこからさらに面白くなった第5話を中心に、ヴァルヴレイヴ最高に面白いんだよといった話をします。一人でもヴァルヴレイヴァーが増えることを願って……! まず素晴らしいと思ったのは4話のショーコさんストリップシーンでして、これはショーコさんが「フィガロさんたち先に帰っちゃうって!」「えー、ないない。証拠見せろよ」と言われて何を思ったか脱ぎ出す

    『革命機ヴァルヴレイヴ』は最高に面白い超傑作アニメ! - The Stalking Dead
    highcampus
    highcampus 2013/05/15
    できれば観たいんだけど
  • 個人的昨年度ナンバーワン抜きゲー 『ヒメゴト・マスカレイド』について - The Stalking Dead

    抜きゲーには、エロには二種類ある。「どうしてエロかったか」という理由をなんとか客観的に語れない場合と、語れる場合だ。 客観的に語れないというのは、こういうシチュが自分の趣味だとか絵が好みだといった、自分の趣味嗜好性癖がエロさの一番の理由となっている場合。これは語れない、というか、語ってもどうしょもなかったりします(趣味がバッチリ合う人でもないと参考にすらならない)。対して、エロさが「客観的に語れる」という場合がある。かつてなんやかんや書いたことありましたが(http://d.hatena.ne.jp/tempel/20121215/1355571114)、たとえばそのゲームの物語だったり、設定だったり、ゲームシステムだったりが「エロ」を増幅させるような・補強するような作りになっている作品。そういう作品の、そのエロをパワーアップさせる「仕掛け」、それを比較的客観的に語ることは可能でしょう。こ

    個人的昨年度ナンバーワン抜きゲー 『ヒメゴト・マスカレイド』について - The Stalking Dead
  • 『釈迦堂さんの純愛ロード』感想 - The Stalking Dead

    まさかの『釈迦堂さん』感想。何そのゲーム聞いたことないって方はググれば分かるので各自ググって下さい(ただし2013年4月1日限定。それ以降ではじめてこのゲームの存在知った人は何も見なかったことにしてブラウザ閉じて不貞寝するとよろしいかと。世の中には知らない方が良いことが確かにある……!)。このようなことを行ってくれたみなとそふとに多大な感謝と賛辞を。 で、ですね。これ、めっちゃ好みでした……! このハイ・ブラッディに桜が咲いてくアイキャッチとかステキすぎるまさにその通りの内容! まずは『真剣で私に恋しなさい!』を思い出そう。 「川神百代3年、武器は拳1つ。好きな言葉は誠」 「川神一子2年、武器は薙刀。勇気の勇の字が好き」 「2年クリスだ。武器はレイピア。義を重んじる」 「椎名京2年弓道を少々。好きな言葉は仁…女は愛」 「1年黛由紀江です。刀を使います。礼を尊びます」 彼女たちの性格・性質・

    『釈迦堂さんの純愛ロード』感想 - The Stalking Dead
  • エロゲの長さとかそれ関連の話。 - The Stalking Dead

    http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2013/02/27/073944 えーとこの辺からのお話。いやしかしエロゲブログ界隈において、こういう「どこかのブログが書いたことに沢山の別のブログが言及してそれが話題になる」という輪がこんなに広がったのはいつ以来でしょうか*1。なんかもうそれだけで嬉しいです。 まず話を腑分けすると。 第一に、そもそも長くないエロゲがあんまりないということ。長いのが良い悪いとかとは別の話として、MK2さんの人がおっしゃっておられるような「抜きゲーではない萌えとかストーリーとかそっち方面のゲームで、ヒロイン1キャラ~3キャラで、5時間くらいで終わる」というゲームは少なくとも商業エロゲでは全然ないです。そりゃ古くは『沙耶の唄』とか、5時間では終わりませんが「Alcotハニカム文庫」とかありますけど、そういうゲーム

  • 『エロゲー文化研究概論』感想(評価:星5つ) - The Stalking Dead

  • 個人的2012年ベストエロゲ10選 - The Stalking Dead

  • 物語やシステムや設定と「エロ」が密接に絡み合ったエロゲは最高だ、という話。 - The Stalking Dead

  • 『ウィッチズガーデン』雑感(むしろ「E-mote」雑感) - The Stalking Dead

    『ウィッチズガーデン』の雑感、というか主に「E-mote」の雑感を。ゲーム編の話はあんまりしません。編では莉々子さんがマジ神でした。あと『祝福のカンパネラ』と同じように、優しく気遣いされた世界というのが素晴らしかったですね。単に、そういう世界だ、なんていう話ではありません。たとえばタカヒロ作品のギャグに溢れた面白い世界は、実際にその世界にいるキャラクターたちが面白い言動を起こしているからこそそうなっているように、たとえば『おとボク2』の、キャラクターのコミュニケーションが非常に細かく丁寧に描写されているのは、実際に作中の彼女たちが非常に細かく丁寧なコミュニケーションを行っているからこそそうなっているように、『カンパネラ』も、『ウィッチズガーデン』も、気遣いと優しさに溢れた世界になっていますが、それはあの世界の彼らが実際に気遣いと優しさに満ちているからです。当ね、よく見るとそういう描写

    『ウィッチズガーデン』雑感(むしろ「E-mote」雑感) - The Stalking Dead
  • エロゲの演出の話/『魔法使いの夜』、他いろいろと - The Stalking Dead

    highcampus
    highcampus 2012/11/30
    "画面上の人物・オブジェクトが動くことと、画面の中に運動が存在していることは全くもってイコールではない。その辺を余裕しゃくしゃくな感じでおさえて、映像と同じような「魔法」をノベルゲームの画面上に実現"
  • 英雄*戦姫  かんそう - The Stalking Dead

    そういやこんなブログもありましたっけ! と存在を思い出したのでエロゲ感想でも(約四ヶ月ぶりの更新)。 『英雄*戦姫』。これはですね、根的には良く出来ているというか、こういうタイトルって「ダラダラと遊ばせる力」が最も重要ではないかと思うんですけど、その辺がしっかりしているんですよ。『戦国ランス』とか『大番長』とかもみんな一緒ですけど、ああいうのってプレイ時間の中では「続き見てえー!」「うぉーやるぞぉー!!」と盛り上がってる時間より、「もう1ターン、もう1クリック」となんだかダラダラと続けてしまう時間の方が多いんですよね。前者の気持ちになってるのがプレイ時間中5時間あるとすると、後者が95時間くらい、みたいな。他にも『サカつく』とか『ダビスタ』とか、要するにSLGモノってだいたいそんな感じですけど。『英雄~』もそうで、結構ダラダラと続けさせる力を持っています。なんとなく、もう1ターン、もうち

    英雄*戦姫  かんそう - The Stalking Dead
  • 『月に寄りそう乙女の作法』感想 - The Stalking Dead

    まずはネタバレなしで話をしましょう。「ああ楽しかった!」。おわり。 以下ネタバレあり。 既に色んなところで言われているように、この作品はルナ様シナリオとユルシュールシナリオが特に優れておりましたが、その中でもルナ様シナリオ、そこにおける女装主人公の扱いがマジ白眉でした。 「主人公が女装して女子校に潜入する」、そのようなゲームは沢山あります。てゆうか(抜きゲーを除くと)女装主人公モノの最も基的な構造と言えるでしょう。女装し、女子校に入った主人公は、そこで女子として生活し、学友ないしは近い位置にいるヒロインたちと仲良くなり、そして女装がバレた末に恋仲となる/あるいは恋仲となった(近い状態となった)末に女装がバレる、―――だいたいこんな感じの流れを採っている作品が多いです。その辺は、ここで話題に挙げてる『月に寄りそう乙女の作法』におけるルナ様シナリオも似たようなもの。しかしですね、ルナ様シナリ

    『月に寄りそう乙女の作法』感想 - The Stalking Dead
  • 辻堂さんの純愛ロード - The Stalking Dead

    感想書こうと思ったのですが、5時間かけて10回くらい書き直した末に一言も書けなくなったという体たらく状態なのでtwitterの引用で。 かくして「純愛ロード」は完成されたのだ(どーーん!) いやもうすげえ面白いゲームでして、キャラクターは良いしギャグは最高、テキストは心地良く、様々なキャラクターを組み合わせた各エピソードはもっともっと見たいと思わせるものであり、つまり総じるとやってて面白いしもっと見たいと思う凄く素晴らしい作品、なのですが、なのですが! 素晴らしさや楽しさより死にたさの方が勝ってしまった。(よって死亡=Give up) 各所で言われているように主人公くんが結構難儀。勿論不快に思うか/思わないかは人によりけりなのですが。しかしそもそも設定的にこの主人公くんには不利でもあるんですよね。『つよきす』や『まじこい』が上手だったのは、あの世界において主人公は強い人と最初から知己であっ

    辻堂さんの純愛ロード - The Stalking Dead
  • 偉大なる○○……「古色迷宮輪舞曲」 - The Stalking Dead

    ネタバレしたらまずい作品ですので、ネタバレは脚注部分に一括してぶち込んであります。まだクリアしていないという方は脚注部分(文章の横にある数字リンク、ないしこの記事の一番下に分かれて書かれている箇所)は見ないように。文中では開始直後に分かることと物語そのものに殆ど関係ないこと以外はネタバレしていません。 古色迷宮輪舞曲〜HISTOIRE DE DESTIN〜 (2012/07/27) Windows 商品詳細を見る シナリオが凄いと評判になった作品でして、確かに凄いです。そして聞き及んでいた通り、確かに「色んなゲームの要素を複合したような」面もありました。ざっと思い当たるだけでも5・6個はタイトルが浮かぶでしょうか。しかしそれらの名前を挙げただけで軽いネタバレになってしまうのでここでは伏せておきます。いや実際、既に「○○に似ている」というのを見てしまった人は頑張って記憶から抹消した方がいい

    偉大なる○○……「古色迷宮輪舞曲」 - The Stalking Dead
  • 『はつゆきさくら』感想 - The Stalking Dead

    そもそも最初からこうなることだけは分かりきっていて、なにせパッケージ裏に「初雪から桜まで、卒業おめでとう」と書いてあるんだ。中を開けたらなんか原画集みたいながあってその表紙にも「卒業おめでとう」と書かれている。ゲーム始めたら初っ端のシーンが初雪で、ああなるほどこれは、初雪から始まって桜までで―――つまり卒業で終わるのか、そういった予兆が理解できる。ついでに、プレイ前に「Presto」を既に聞いていたので、そしてその曲の最後が『バイバイ』だったので、もはや明白といっても過言ではなかった。そして自分は『ナツユメナギサ』プレイ済みだったので、こうもお膳立てされれば、その予兆が現実に変わることくらい分かっていたのですが。 つまりそういうことです。このゲームは。ここから先はボクの勝手な感傷を書くので、つまり共感も理解も求めていないどうしょもない方面の文章なので、要するにお読みになっても何の意味もな

    『はつゆきさくら』感想 - The Stalking Dead
  • 『Fate/hollow ataraxia』について - The Stalking Dead

    ボクの『Fate/hollow ataraxia』感想*1を奈須きのこが認めてくれた*2ので(ガイキチの発想)、ここにさらっとまとめて書いてみる。 てゆうかその前に、これ、(既にホロウを一度クリア済みの方は)再プレイすればこんなの読むまでもなく全て分かると思うので、是非再プレイして下さい。そして奈須きのこが「再プレイするプレイヤーのために作った仕掛け」に驚愕して欲しい(※注:自分が再プレイの時に気付いたってだけであり、実際そう作られてるかは分かりません――むしろ初回で気づくもの、と奈須さんは思われてたかもしれない)。なので皆さん、ブラウザをそっと閉じて押入れからホロウ取り出して(あるいはエロゲ屋に駆け込んでホロウゲットして)再プレイした方が良いです。むしろして下さいって感じ。これ気づいたときは「奈須きのこ天才じゃん!」って思っちゃったもん。 さて、『Fate/hollow』の感想でよく耳に

    『Fate/hollow ataraxia』について - The Stalking Dead
    highcampus
    highcampus 2012/07/08
    "現実に帰らなくてもいい、新しいゲームをやろうが何をやろうが構わない、しかし(このゲームを)終わらせないと先は(続きは)ないし、そして終わらせちゃっても全然構わない、むしろゲームというのはそういうもの"