ホンダ(http://www.honda.co.jp/)は、加齢などにより脚力が低下した高齢者の歩行をサポートする「歩行アシスト」装置の検証を、リハビリテーションなどを行う埼玉県の霞ヶ関病院と共同で開始すると発表した。霞ヶ関病院でリハビリ治療を行う入院患者と通院患者を対象に希望者を募り、同装置を無償で提供して、その有効性などを検証する。期間は約1年。同装置を3台用意し、必要に応じて台数を増やしていく。 同装置は、おもに制御CPUやバッテリーを搭載する腰装着部、アシスト力を発生するモータ部、大腿装着部から構成される。モータには最大出力50W、最大トルク10NmのブラシレスDCモータを採用している。 モータに組み込んだエンコーダにより股関節の角度および歩行周期(1歩の回転周期)を計測し、それをもとに制御CPUが指示したトルクを、モータが最適なタイミングで発生してアシストする。具体的には、立脚期
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