サンフランシスコの道路を走るウェイモのロボタクシー(2024年8月撮影)Photo by Smith Collection/Gado/Getty Images 米アルファベットのロボタクシー部門、ウェイモの有料乗車サービスの利用回数は、8月以降に50%以上増加して週あたり15万件以上に達している。同社は、イーロン・マスク率いるテスラを含む、この市場のライバルに圧倒的な差をつけている。 アルファベットCEOのスンダー・ピチャイは、10月29日に行った第3四半期の決算発表でこの乗車数を明らかにした。同社は、ウェイモの収益を明らかにしていないが、ロボタクシー事業を含む同社の「その他(Other Bets)」部門の四半期の収益は31%増の3億8800万ドル(約594億円)に達した。ピチャイによれば、ウェイモはこの部門の「最大の構成要素」だという。また、この部門の営業損失は、3カ月間で6.5%減少し