ブックマーク / gendai.media (14)

  • 日本の過剰なおもてなしが、クレーマーを生んでることに気づいてますか(雨宮 紫苑) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    で凝り固まった就活や就職をしたくない! と22歳でドイツに向かったフリーライター・雨宮紫苑さんは、鼻息荒く移住したものの、就職はおろかアルバイトもまともにできないという悔しい体験をした。 26歳となった今はドイツに住みながら、日に年に1度は帰国する生活を送っており、『日人とドイツ人 比べてみたらどっちもどっち』という著書も刊行している。他国から日と比べてみることで、より日の良い点とおかしい点が浮かび上がって見えてくるのだ。 東京五輪まで泣いても笑ってもあと2年を切った。五輪の成功に、滝川クリステルがプレゼンで主張した「お・も・て・な・し」をいかにできるかどうかは重要な鍵となる。しかし雨宮さんは日での「おもてなし」に対し、違和感をぬぐえないというのだ。 「へりくだりすぎる」店員 先日都内の病院で、父親の定期健康診断があった。定期健診のあとはちょっとおしゃれなランチをするのが両親

    日本の過剰なおもてなしが、クレーマーを生んでることに気づいてますか(雨宮 紫苑) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
  • 日本中の会社で経理不足…実はいま「簿記3級」が驚くほど価値を持つ(出口 知史) @gendai_biz

    最近たまたま、30代のシングルマザーから、親も高齢化してきたので自立したいという相談を受けることがありました。彼女は正社員経験もなければ、専門的なスキルと言えるようなものもありません。 ところが彼女は私のアドバイスから半年後、見事、正社員の仕事に就くすることに成功しました。 正社員と言っても、ブラックに近い職場じゃないの? そう思う人もいるかもしれません。しかし彼女が就職したのは、大企業ではありませんが、堅実なメーカーです。 どうして彼女はこうした好条件で職を得ることができたのか。私が、彼女にしたアドバイスはただ一つ。「簿記3級の資格をとりなさい」だけでした。 経理はぜんぜん足りていない 意外に思うかもしれませんが、今、経理の仕事は需要と供給がまったくバランスしていません。需要に対して供給が極端に少ない状況です。 転職情報サイトの「DODA」が発表した2018年7月の転職求人倍率によると、

    日本中の会社で経理不足…実はいま「簿記3級」が驚くほど価値を持つ(出口 知史) @gendai_biz
  • 頭のいい人が「音読と書き写し」を習慣にしている理由(佐藤 優) @gendai_biz

    知的訓練のための音読 松岡正剛氏は、ルネッサンス期のレオナルド・ダ・ヴィンチのような、文科系、理科系、芸術を総合的に体得した知識人だ。著書の『からへ』のなかで松岡氏は、読書案内という形態を取りながら、学習法を指南する。同時に大人にとって必要な教養が何であるかを具体的に示す。 例えば、音読と黙読の関係について松岡氏はこう説明する。 〈そもそも音読・黙読問題は、人類が長きにわたってオラル・コミュニケーションと音読社会を体験してきたということ、および、幼児や子供が会話と音読からこそ言葉のコミュニケーションの習得を深化させているということに関係がある。 ということは、第一には、その民族や部族やその国の文化に、いったいどの程度の「声の文化」や「耳の文字」が重視されているかということが問われるべきなのだ。 それとともに第二に、その個人やその家族やそのコミュニティが、幼児期や子供のころにどのくらい「

    頭のいい人が「音読と書き写し」を習慣にしている理由(佐藤 優) @gendai_biz
  • 米中貿易戦争「トランプの決断」が、中国経済の息の根止める可能性(河東 哲夫) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    7月6日金曜日、トランプの米国は340億ドル分の対中輸入への25%関税引き上げを遂に実行に移した。 翌月曜日、固唾を飲んで株式市場を見ていた者達は、グローバルな株高で拍子抜け。同じことは10日、米国が更に2000億ドル分もの品目に関税引き上げを予告した後にも繰り返された。 中国も6日に対抗措置を発動したものの、時我に利あらずと見たか、騒がしい反米宣伝は一切なし。6月22付『環球時報』(『人民日報』系で当局に近く、ナショナリズムを前面に出した新聞)も、米中の力の差がまだある今は隠忍自重が肝要と国民を説いた。 西側では、「グローバル・サプライ・チェーンが発達した現在――つまり米国その他外国企業が米国向け消費財を中国で製造している現在――、米国は対中輸入を容易に制限できない」という言説もあったが、スマホなど米企業が中国で組み立て米に輸入している消費財は、米国の措置から注意深く除かれている。 結局

    米中貿易戦争「トランプの決断」が、中国経済の息の根止める可能性(河東 哲夫) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
  • 「一発屋」を消費してきたすべての人に山田ルイ53世が伝えたいこと(石戸 諭) @gendai_biz

    『一発屋芸人列伝』。「雑誌ジャーナリズム賞」の受賞作であり、一発屋芸人にインタビューを重ねたこのを貫くのは著者の強烈な「義侠心」である。辞書的に言えば「正義のために弱い者を助けようとする心」(日国語大辞典)にあふれている。 著者、「髭男爵」山田ルイ53世は「ルネッサーンス!」で一世を風靡した一発屋芸人である。彼の義侠心はどこに向かうのか。 それは一瞬で消費され、世間を笑わせるのではなく、世間から笑われる対象になってしまった同じ「一発屋芸人」だ。より正確には、一発屋の生き方であり、芸の技術を世間の嘲笑や蔑みから助けだそうと試みている。 一発屋についてまわるのは「どうせ……」という言葉だ。「どうせ、芸も考えも浅はか」「どうせ今も大したことをしていないんでしょ」に抗いながら、山田ルイ53世は読者に問う。 一発屋を弱い者と扱い、「どうせ……」で切り捨てていいのか?と……。 (取材・文:石戸諭/

    「一発屋」を消費してきたすべての人に山田ルイ53世が伝えたいこと(石戸 諭) @gendai_biz
  • いま一番稼げるのは「データ・サイエンティスト」かもしれない(伊藤 公一朗) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    彼もアマゾンに引き抜かれた 今年また、米国の大学で助教授として働いていた2人の友人がアマゾンに引き抜かれた。2人とも著名大学の経済学部、及びビジネススクールで教鞭を執っていた優秀な経済学者である。 研究者の卵として一緒に走り出していた友人たちが大学を去ることは何となく寂しい気持ちになるのだが、大学の研究職を辞してアマゾンなどの企業へ転職する経済学者・統計学者・情報工学者などはこの数年で格段に増えた。 こういった民間企業は、給与面だけでなく、研究費や研究補助員などのサポートといった環境面でも破格の条件を提示して教授・准教授・助教授を大学から引き抜いている。 特に引き抜きの対象になっているのが「データ・サイエンティスト」と呼ばれる、データ分析に長けた研究者たちだ。例えば、統計学・計量経済学の専門知識を持つ統計学者・経済学者、そして、人工知能を使ったデータ分析を開発する工学者などである。 この流

    いま一番稼げるのは「データ・サイエンティスト」かもしれない(伊藤 公一朗) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
  • 「働く女子は職場で何を着るべきか」問題(中野 円佳) @gendai_biz

    今年の夏は首都圏は例年に比べ気温が低い日が続いたが、ここ数年でクールビズが浸透し、ネクタイをしている人を見かけることはだいぶ減ってきたのではないか。が、それでもワイシャツのボタンをしめ、時にスーツを羽織っている日のビジネスマンたちにとってこの「制服」は時に苦痛だろう。 女性は男性に比べれば、職場でも服装の自由が許されている面がある。しかし、それゆえに働く女性が何を着るべきか問題は時に人にとっても周囲にとってもストレスになる。 試着室で、泣き出す女性たち 地方の信用金庫に総合職として勤めるヒカリさん(20代後半、仮名)は、学生時代にアパレル店舗でアルバイトをしていたという。 「お客さんに1人ひとりついて回るんですけど、OLの方が泣くんですよ。フィッティングルームで2人になるじゃないですか。そこでいろいろ着ていただいて、誉めるんです。そうすると、『会社で服装について上司にけちょんけちょんに

    「働く女子は職場で何を着るべきか」問題(中野 円佳) @gendai_biz
  • 「企業年金担当者」は、こうして金融機関にカモられる(山崎 元) @gendai_biz

    「年金運用リスク」は非合理的? 日経済新聞の集計によると、企業の年金債務が8年ぶりに減少したという。確かに、NTT、日立製作所、パナソニックなどの大手企業では、1000億円を超える年金債務の減少額がある。 これ自体は経営環境的に概ね結構なことだが、この数字は、変化が逆方向に、つまり「今年のような環境から、去年のような環境に」変化した場合、同様の額で年金債務が拡大しかねないことを意味している。 加入者に将来の年金給付額を約束する形の、従来からある「確定給付型」の企業年金のリスクは、多くの企業にとって、まだ十分に小さいと安心できるものではない。 例えば、先の3社は、いずれも債務残高が2兆円を超える年金債務(同時に年金資産もあるはずだ)を抱えているが、どの会社の業も資産運用ではない。運用が決して業ではない会社の収益が、主に資市場の環境変化による年金運用の成否に大きく左右されることは、経営

    「企業年金担当者」は、こうして金融機関にカモられる(山崎 元) @gendai_biz
  • アパレル業界は、どうやら「死にかかっている」かもしれない(週刊現代) @gendai_biz

    かつて百貨店に行き、じっくり選んで服を買うのが好きだった。でも、いまは……。日人が「高い服」への興味を失った結果、アパレルは死へと向かっている。その内部では、何が起きているのか。 服は「どうでもいい」 「アパレル業界が苦境に陥っているのは、『消費者の価値観の変化に負けた』から。いまや女性は、『憧れのモデルが着る高いブランド服』を欲しがらなくなり、等身大の服を求めるようになっている。 さらに言えば、最近は、限られたおカネを当に遣いたいものだけに遣う人も増え、それ以外の支出はなるべく抑える傾向が強まっています。こうした人には、服は『最低限でいい』『どうでもいい』ものなのかもしれません」(流通専門誌『2020ValueCreator』編集長の田口香世氏) アパレル企業、とくに百貨店に店舗を展開する企業は、経験したことのない苦境に喘いでいる。'91年から'13年の間に市場は15.3兆円から10

    アパレル業界は、どうやら「死にかかっている」かもしれない(週刊現代) @gendai_biz
  • なぜ日本人はこんなにハイデガーが好きなのか、その「もや」を晴らす(轟 孝夫)

    なぜ日人に人気なのか 2013年以降、ハイデガーの主著『存在と時間』の新訳が相次いで三種類、刊行された(熊野純彦訳、高田珠樹訳、中山元訳)。古くからある数種類の翻訳に加えてのことである。また『存在と時間』の解説書もここ数年、新たなものがコンスタントに刊行され続けている。 このように日人がハイデガーの哲学、特に『存在と時間』に対して示す関心の高さはほとんど異様とも言うべきものである。 日人のハイデガーに対する偏愛は昨日今日に始まったことではない。1927年に『存在と時間』を刊行する前、まだ彼がフライブルク大学で師フッサールの助手を務めていた1920年頃には、第一次世界大戦後のドイツに大挙して押し寄せた日人留学生のあいだで彼の名はよく知られていた。 1924年には年俸1万円という破格の待遇で日の研究所に招聘する話さえ持ち上がった。当時マールブルク大学で教鞭を執っていたハイデガーにこの

    なぜ日本人はこんなにハイデガーが好きなのか、その「もや」を晴らす(轟 孝夫)
  • 元会長が激白!明治が泣く泣く「カール」から撤退するまで(週刊現代) @gendai_biz

    国民的商品を捨てる!? 「カール」の東日での販売停止が発表され、誰もが耳を疑った。合理的な経営判断か、小手先のリストラか――。決断の裏で、経営陣は苦悩していた。元最高幹部が初めて語る。 カルビーに負けた 「カールは発売から四十数年、活躍してくれました。(東日での販売中止は)非常に残念です。 ただ、このところ、皆さん騒いでくれる割には買ってもらえない。販売が終わると発表してから、騒ぐだけでね。もちろん、恨み節ではなく、商品として当然のライフサイクルだと思います。 (ネットのオークションサイトで一時、高値で取り引きされていたが)あれはさすがに、デタラメな値段だよね。『カール撤退』は、残念ながらカルビーのポテトチップスに負けたという歴史です。ポテトチップスのほうが売れていますから」 こう話すのは、明治ホールディングス(HD)相談役の佐藤尚忠氏(77歳)だ。 佐藤氏は明治製菓の社長として、同じ

    元会長が激白!明治が泣く泣く「カール」から撤退するまで(週刊現代) @gendai_biz
  • 追跡せよ!陸自特殊部隊が渋谷・歌舞伎町で行っている極秘訓練(伊藤 明弘) @gendai_biz

    秘密のヴェールに包まれた陸自特殊部隊 突然だが、日に「特殊部隊」がいくつあるか、ご存じだろうか。 もちろん、文字通り「特殊な仕事をする部隊」は全て特殊部隊と呼べるが、ここで注目したいのは、「対テロ」を目的とした武装集団だ。 相手はテロリストであるから、暴力団闘争や殺人事件などの一般刑事事件事案ではなく、政治犯罪のような国家転覆を狙った犯罪行為に対して出動することになる。たとえば、カルト集団による大量殺人計画や、国家犯罪行為が「対テロ」の範疇となるわけだ。テロ(支援)国家・組織として指定されているものの代表がIS、いわゆる「イスラム国」や北朝鮮となる。 さて冒頭の問いの答えだが、日の対テロ特殊部隊は、警察に一つ、海上保安庁に一つ、そして自衛隊に二つの、合計4部隊がある。 警察には「特殊急襲部隊SAT」、海上保安庁には「特殊警備隊SST」、そして自衛隊には陸上自衛隊の「特殊作戦群」と海上自

    追跡せよ!陸自特殊部隊が渋谷・歌舞伎町で行っている極秘訓練(伊藤 明弘) @gendai_biz
  • 「加計問題」と「ロシアゲート」あまりに酷似したフェイク戦略(海野 素央) @gendai_biz

    奇しくも日米両国で、国家権力のトップに疑いの目が向けられている。興味深いのは、両トップの「リアクション」までも奇妙なほど似通っていることだ。異文化コミュニケーション論を専門とし、米国の選挙戦略に精通する明治大学教授・海野素央氏が読み解く。 いま、日と米国で同時多発的に政権に対する「疑惑」が持ち上がっており、両国の国民はその行方を注視しています。いうまでもなく、日では学校法人加計学園による獣医学部新設と、安倍総理の関与についてのいわゆる「加計学園問題」。米国では、2016年米大統領選挙における、トランプ陣営とロシア政府の共謀を質す「ロシアゲート疑惑」です。 これら2つの疑惑には、驚くほど多くの類似点が存在します。そこで稿では、加計学園問題とロシアゲート疑惑の共通点、またそれに対する安倍・トランプ両政権の対策手法の類似点を明確にしたうえで、両政権の狙いを分析したいと思います。 ⑴「フェイ

    「加計問題」と「ロシアゲート」あまりに酷似したフェイク戦略(海野 素央) @gendai_biz
  • いま日本中で急増している「マンション管理人失踪」という異常事態(週刊現代) @moneygendai

    管理人はいるのが当たり前――そう思い込んでいる人ほど、彼らが普段、どれほど面倒事を引き受けてくれているかを知らない。いざいなくなったとき、待ち受けているのは絶望的な現実だった。 ヒビが入った窓ガラスも放置 埼玉県川越市。JR川越駅から徒歩20分ほどのところに、築約40年のAマンションがある。 「正直、身体がしんどいので、ここらで辞めさせてもらいます」 20年以上にわたりこのマンションの管理人を務めていた70代の女性が突然いなくなったのは、この4月のことだった。 Aマンションの管理組合理事長を務める60代の男性住民が言う。 「その管理人さんはもともと管理会社から派遣されていたのですが、長年修理や管理を一手に引き受け、住民からの信頼も篤かった。会社を定年退職されたのを機に、管理組合と直接契約し、引き続き務めてもらっていました。 それが、昨年あたりから『私も歳だし、この仕事はキツい』と何度か相談

    いま日本中で急増している「マンション管理人失踪」という異常事態(週刊現代) @moneygendai
  • 1