年末に観た番組の中で、元2ch管理人のひろゆきが、「なんで引きこもりって、みんなアニメにハマるの?」という疑問を口走っていた。 今回はこれについて、約4年間に渡ってまともに働かず、年がら年中、日がな一日、アニメを見続けていた経験のある元プロ中毒者の僕が、解説しようと思う。 人生の物語を失った者へ、物語を補給してくれるという機能 引きこもり生活というのはある意味、時の止まった次元で生きているようなもので、起承転結どころか、ストーリー性が欠落している。 虚無感のみが発生し続け、0が0になり、その0がまた0になるような、意味を感じられない時間だけが過ぎてゆく。 新しい一日は訪れるけれども、新しい自分には出会えない。 こうした絶望につける薬が、物語を補完してくれるアニメなのである。 堕落というのは確かに楽なのだけれど、そこには恐怖がセットされている。 どんなに極まった怠け者であろうが、ただの一つも
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