ブックマーク / bellcurve.jp (6)

  • 23-1. 検定とは - 統計WEB

    統計的仮説検定(単純に「検定」とも言います)は、確率をもとに結論を導く方法です。検定について格的に学習する前に、まずは検定の基的な考え方について学びます。 検定は「最初に仮説を立て、実際に起こった結果を確率的に検証し、結論を導く」という手順で行います。結論を導くには「背理法(はいりほう)」を用います。背理法とは「最初に仮説を設定し、仮説が正しいとした条件で考えて矛盾が起こった場合に仮説が間違っていると判断する」方法のことです。具体的な例を用いて検定の流れを見てみます。 例題: 50%の確率で表が出る普通のコインと、10%の確率でしか表が出ない不正なコインがどちらも2枚ずつあるとします。なお、この4枚のコインは全て見た目が同じで見分けることはできません。 「普通のコインだよ」と言われ、普通か不正のどちらかのコイン2枚組を渡されたとします。渡された2枚のコインを投げる試行を2回繰り返したと

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  • 10-2. 条件付き確率と独立 | 統計学の時間 | 統計WEB

    次のような袋の中から赤い玉が1つ取り出された時、この赤い玉に「1」と書かれている確率は、条件付き確率の式からとなります。 例題1: この袋にさらに「1」と書かれた白い玉3個を加えます。この袋の中から玉を1つ取り出した時、その玉は赤色でした。この赤い玉に「1」と書かれている確率はいくらでしょうか。 取り出された玉の色が赤である事象をB、玉に書かれている数字が「1」である事象をAとするとき、「取り出された玉の色が赤色で、その玉に書かれた数字が「1」であるという条件付き確率」は次のように計算されます。

    10-2. 条件付き確率と独立 | 統計学の時間 | 統計WEB
  • 8-5. 積事象 | 統計学の時間 | 統計WEB

    2つの事象AとBのうちAとBが同時に起こる事象を「積事象」といいます。記号を用いて表すと、 (AかつB) となります。は「ハット」と読まれることがあります。また、積事象の関係をベン図で表すと下のようになります。赤い部分が積事象を表します。 例題1: さいころを投げる試行について、2つの事象「偶数の目が出る」と、「3で割り切れる目が出る」それぞれを事象A、事象Bとします。このときとなる事象にはどのようなものがあるでしょうか。 それぞれの事象に対応するさいころの目は、次のようになります。 事象A「2, 4, 6」 事象B「3, 6」 事象Aと事象Bを同時に満たすのは、6の目が出る場合だけです。つまり、この場合の答えは「6の目が出る事象」となります。 例題2: さいころを投げる試行について、2つの事象「偶数の目が出る」と、「奇数の目が出る」それぞれを事象A、事象Bとします。このときとなる事象には

    8-5. 積事象 | 統計学の時間 | 統計WEB
  • 9-5. 確率と独立 | 統計学の時間 | 統計WEB

    確率において「独立」というのは非常に重要な概念です 。例えば、ここにコイン1枚とさいころ1個があるとします。コイン投げで表が出たときに、さいころの1の目が出やすくなったり出にくくなったりすることはありません。コイン投げの結果にかかわらず、さいころのどの目が出る確率もであるはずです。このように、お互いの結果が影響しあうことがないとき、2つの事象は「独立である」と言います。 2つの事象が独立である場合、2つの積事象の確率は事象同士の確率の積で算出することができます。つまり、独立な事象A、事象Bを同時に満たす事象(=積事象)の確率について次のような関係が成り立ちます。 ■数え上げる方法 コイン投げには表と裏の2通りがあり、さいころの出る目は6通りあります。したがって、合計での事象があることになります。このうち、コインが「表」でさいころの目が「1」である事象は1通りしかないので、となります。 ■独

    9-5. 確率と独立 | 統計学の時間 | 統計WEB
    himabato
    himabato 2023/02/02
    事象同士が互いに独立である場合のみ掛け算が使える
  • 選択バイアス selection bias - 統計WEB

    ※コラム「統計備忘録」の記事一覧はこちら※ 選択バイアスは、 実験や調査の対象となった集団が、母集団を正しく代表できていないときに起こる偏りです。次のようなバイアスが選択バイアスに分類されます。 自己選択バイアス self-selection bias 臨床試験などで参加者を募集すると、健康に自身のある人が集まってきたり、疾患に関心の高い人が集まったりと、参加者の意志が入り込むことによって起こるバイアス。志願者バイアス volunteer bias とも。 未回答者バイアス non-respondent bias 調査に回答してくれる人と回答してくれない人の間で違いがあること。未受診者バイアスとも。例としては、胃ガン検診受診者よりも未受診者の方が胃ガンによる死亡率が高いなどがある。 健康労働者効果 healthy worker effect 特定の職業や職場環境によるリスクなどを測ろうとし

    himabato
    himabato 2022/12/12
    調査対象の集団が、研究対象の集団(母集団)を正しく代表できていない偏り。本当に調査対象の集団は適切といえるのか?ということか。
  • 統計学の時間 アーカイブ - 統計WEB

    統計学の時間 統計学の基礎から応用までを丁寧に解説しています。「Step1. 基礎編」は、大学で学ぶ統計学の基礎レベルである統計検定®2級の範囲をほぼ全てカバーする内容となっています。最後まで読み進めることで、統計検定®2級に合格できる力がつくことを目標にしています。 学習ページは、数式ばかりではなく具体例を多数掲載し、はじめて統計学を学ぶ方にもイメージしやすい内容になっています。学習ページで勉強した後は、練習問題で腕試しができます。練習問題のすぐ下に解説を掲載していますので、理解度をすぐに確認することができます。 一通り勉強して知識が身に着いたら、実際に統計検定®を受験するのがオススメです。 統計WEBでは、統計検定®の受験者を応援しています! ※統計WEBを使って統計検定®に合格された方の『合格者の声』をブログに掲載しています。こちらからご覧ください。 Step0. 初級編 1. デー

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