印刷 AFP通信によると、フランス南部ニームの核関連施設で爆発があった。一方、ロイター通信によると、仏警察当局は「放射能汚染はない」としている。1人が死亡、4人がけがをした。
印刷 AFP通信によると、フランス南部ニームの核関連施設で爆発があった。一方、ロイター通信によると、仏警察当局は「放射能汚染はない」としている。1人が死亡、4人がけがをした。
【パリ福原直樹】フランス南部ガール県マルクールにある低レベル核廃棄物処理施設「セントラコ」の溶融炉で12日正午前(日本時間同午後7時前)ごろ、大きな爆発が発生。施設職員1人が大やけどで死亡、4人が重軽傷を負った。遺体は完全に炭化したが、放射性物質は検出されていないという。 現地情報によると、原発などを監督する仏原子力安全当局は過去数回にわたり、セントラコの運営会社に対して「(管理面などに)厳格さが足りない」との注意を与えていたといい、今回も人為ミスの可能性が取りざたされている。 原子力安全当局は「極めて低レベルの放射性物質が出た恐れがある」としながらも、爆発から約3時間後に「事故は収束した」との見解を示した。 現場は日本人観光客も多い観光地アビニョンから北約20キロ。 現地からの情報によると、爆発は低レベルの金属製核廃棄物約4トン(約6万3000ベクレルに相当)を溶融炉で溶かす過程で発生。
An explosion at a French nuclear waste processing plant that killed one person and injured four others sparked fears of a radioactive leak on Monday. An emergency safety cordon was thrown around the Marcoule nuclear site near Nimes in the south of France immediately after a furnace used to melt nuclear waste exploded and caused a fire. It was lifted later in the day after France's nuclear safety a
【パリ支局】フランス南部のガール県マルクールにある低レベル核廃棄物処理施設「セントラコ」で12日正午前(日本時間12日午後7時前)ごろ、大きな爆発があった。少なくとも施設職員1人が大やけどを負って死亡、4人が重軽傷を負った。マルクール消防は「放射能漏れの危険性」を指摘したが、仏原子力庁は「当面は放射性物質の外部への漏出はない」(報道官)とし、原子力事故としてではなく、通常の産業事故として対応に当たっている。 現場は日本人観光客も多い観光地アビニョンから北約20キロ。発生から2時間半が過ぎた時点で、非常事態宣言や周辺住民らへの避難指示はない。爆発で火災も起きたが、事故発生から約1時間後に鎮圧された。 現地からの報道によると、爆発は12日正午前に発生。核廃棄物を熱で溶かす溶融炉内で起きた。遺体は完全に炭化しているといい、爆発のすさまじさを物語っている。 この施設は、原子力庁の研究センターや仏電
核関連施設で爆発、死傷者も=放射能漏れの危険−仏TV 核関連施設で爆発、死傷者も=放射能漏れの危険−仏TV 【パリ時事】フランス南部マルクールにある原子力関連施設で12日、爆発事故が起きた。仏テレビによれば1人が死亡、4人が負傷した。うち1人は重傷という。AFP通信は地元消防などの話として、放射能漏れの危険があると報じた。(2011/09/12-21:05)
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