Attorney-at-lawは、Winny制作者金子勇(博士)と私を含む弁護団の苦闘と笑いを振り返ったスピンアウトブログです。こちらもご覧ください。
メモ。 最二小判平成17年12月16日平成16年(受)第1573号敷金返還請求事件 判例 平成17年12月16日 第二小法廷判決 平成16(受)1573 敷金返還請求事件 要旨: 賃借建物の通常の使用に伴い生ずる損耗について賃借人が原状回復義務を負う旨の特約が成立していないとされた事例 内容: 件名 敷金返還請求事件 (最高裁判所 平成16(受)1573 平成17年12月16日 第二小法廷判決 破棄差戻し) 原審 大阪高等裁判所 (平成15(ネ)2559) 賃借人は,賃貸借契約が終了した場合には,賃借物件を原状に回復して賃貸人に返還する義務があるところ,賃貸借契約は,賃借人による賃借物件の使用とその対価としての賃料の支払を内容とするものであり,賃借物件の損耗の発生は,賃貸借という契約の本質上当然に予定されているものである。それゆえ,建物の賃貸借においては,賃借人が社会通念上通常の使用をした
弁護士会館で行われた裁判員模擬法廷の傍聴に行って来た。 一日がかりで、開廷から冒頭陳述、証拠調べ、裁判員による評議(ビデオ中継あり)、そして判決まで、フルコース。本当はこの前に公判前整理手続が来る。 ナイフによる刺殺で、実行行為の有無と殺意の有無が争点になる、大岡昇平の『事件』のような話だった。 期待していた本学の弁護士先生は、同じ事務所の弁護士にご不幸があり、途中参加のため弁論が聞けなかったのが残念だった。そのためか、法廷では検察側の攻勢が目立った。 意外だったのは、公募で選ばれた裁判員の多くが、想像たくましく、検察官も主張していない動機まで持ち出して、被告人を有罪に持っていこうとしていたことだ。裁判官役の弁護士2名が、行為も殺意も認められないとして無罪を主張したにもかかわらず、多数決(5対4)で被告人は有罪と決まった。(ただし殺意は4対5で否認され、傷害致死の成立に留まった)。 弁
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