4月12日、「著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム」のトークイベントが行なわれた。トークイベントとしては今回で2回目だが、三遊亭圓窓師匠の落語を創るプロセス、そしてマイクロソフト 最高技術責任者補佐 楠正憲氏の、なぜソフトウェアが著作権で管理されるに至ったかの経緯などが興味深かった。 落語とプログラム、同じ著作物として著作権法の対象となるコンテンツとして、これほどコントラストの高い組み合わせは珍しい。ここで筆者も、テレビ番組やPVといった映像作品の制作のプロセスを、自らの体験をふまえながら考えてみたい。 トークイベントではコーディネーターの金正勲先生が、クリエイターとしての創造性はまったくゼロから作り出すものと、既存にあるものを組み合わせる2つのパターンがあると、質問の口火を切られた。筆者は現在のようなモノカキになるまで、映像クリエイターとして17~8年現役でやってきたわけだが、映像
JASRACが、能登地震の被災地に対して著作権使用料の徴収を一時的に行わない(と言っても3ヶ月間だけですが)とのプレスリリースを出しました。新潟地震の時も同じようなことがあったと思います。 まあ結構なことではありますが、JASRACが管理している著作権は、本来的にはJASRACの持ち物ではなく、JASRAC会員である作詞家・作曲家の持ち物である点には注意が必要でしょう。法律上は著作権はJASRACにあるのですが、JASRACは会員との契約により著作権を一定期間信託管理しているだけです。 信託管理とは、投資信託をイメージするとわかりやすいですが、人から財産を預かって、その財産を元にバリューを生み出して、財産の元々の持ち主等に還元する仕組みです。財産を預けた人は信託管理者(受託者)がそれをどう活用するかについてはいちいち口出しできません(投資信託でどの株を買えとかいちいち指定できないのと同じ)
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