検索することを意味する「ぐぐる」という動詞が登場するほどに一般化しているのが米グーグル社による。ほかにもヤフーなどがあるものの、「国産エンジン」の影が薄いのが日本のネット社会の実情だ。このほど「日本消滅(ジャパン・ナッシング)-IT貧困大国・再生の手だて」(祥伝社新書)を出版した「IT弁護士」ことによると、過去には、日本にもすぐれたが存在したが、淘汰されてしまったのだという。「それでも国産エンジンが必要だ」と主張する牧野弁護士に、今後のの見通しを聞いた。 2〜3年後に登場したグーグルに負けた理由―何故、日本ではが発達しなかったんでしょう?先生の著書を拝見すると、日本の著作権法が大きく関係しているようですが…。 牧野 要するに、「日本の著作権法がをつぶしてしまった」ということなんです。著作権法では「コピーをすることについて、著作者の承諾をとらないといけない」ということになっています。 日本に