「Google Buzz」が登場して約2週間がたった。Face BookやTwitterなどに対抗するGoogleからの回答ともいえるサービスである。しかし、この期待の新サービスは、スタート早々、個人情報流出という騒ぎを巻き起こし、クレームの嵐と緊急の修正が相次ぐという事態となった。Googleは大きなヘマをしでかした――のだろうか? 2月9日のGoogle Buzz公開から、翌日には、もう世界中で問題が発生していた。Google BuzzユーザーのBuzz(Twitterでいうところの“Tweet”つぶやき)と位置が、地図サービスのGoogle Maps上に、名前入りで表示されるケースが頻発していることが分かったのだ。Google BuzzはiPhoneやAndroid端末からモバイルでも利用できるが、その際、位置情報を自動的に付加するようになっている。地図上に現れたのは、この機能を早速