丼や和食の小鉢などでおなじみの海産物、シラスがピンチとなっている。産地では例年にない不漁となっていて、地元の漁師などから聞かれたのは“海のある異変”だった。 ■東京・築地にある料理店では、仕入れ状況に応じて旬の魚介類20種類を使ったメニューを出している。しかし、最近、生シラスの仕入れに苦労しているという。去年は2日に1回は入荷ができたという静岡産の生シラスが、この1週間は一度も入荷できていないという。 ■静岡のシラス漁は3月~1月まで行われる。多くとれるときは約1000カゴとれるということだが、いまはシラスがとれないため、先月は7日間しか漁に出られなかったということだ。 ■生シラスは産地でも提供できない状況。漁協直営の店では、冷凍の釜揚げシラスは出すことができるが、心苦しい部分があるという。 ■鮮魚店で話を聞くと、実はシラスだけでなく近海の魚もとれないという。仕入れ値は例年より2~3割上が
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