「これまでのDEAN FUJIOKAは終わった」鬼才がアジアの地平の先に見つめるもの 特別インタビュー後編 2024年10月5日 12:00
▲Spotifyとの協業を発表したFacebookの創業者フランツ・ザッカーバーグ。ジョブズ亡き後、ネチズンが最も注目するプレゼンテーターになった 出典:flickr 2011年9月22日。サンフランシスコで開催されたf8カンファレンスには、世界中のメディアとデベロッパーが集った。スティーブ・ジョブズが壇上から去って後、世界のネチズンが最も注目するプレゼンテーションは、巨大SNSを創業した27歳のザッカーバーグのものになろうとしていた。 「これまでの五年間は、世界中の人間を取り込むことが目標でした」 ザッカーバーグは、Facebook(フェイスブック)の短い歴史をこう総括した後、ユーザー数が8億人を超え、一日のアクティブユーザー数が5億人に達したことを発表した。 FacebookはGoogle(グーグル)までも脅かすようになった。 Googleは、広告業者とアフィリエイト業者の息のかかった
アメリカでのPandora Radioの上場。上場すればPandora Radioを超える評価額がすでに付いたSpotify。「音楽系ITベンチャーは儲からない」というIT業界の常識をぶち壊し、世界では、ソーシャルミュージック・メディアは流行のビジネスになろうとしている。 だが、成功だけでなく、つらい失敗からも学ばなければ人は成長しない。それは音楽業界も同じだ。ソーシャルミュージックの中でも、Spotifyのような成功例は希なのだ。 定額制配信では大衆の心をつかみきれないことはわかっていた。かといって、ラジオの無料&広告モデルを取り入れた音楽配信サイトは、Spotify以前からいくつもあったが、鳴り物入りでサービスインしては沈没していくばかりだった。 だから、Spotifyが2009年にイギリス進出し、無料会員だけでなく着実に有料会員を集めていったとき、 「ようやく音楽配信で、新しい成功例
「一回聴くと1円」のロイヤリティーはぼったくりだったのか 「エンジェル投資家とヴェンチャーファンドから集めた数十億円を、ロイヤリティー(楽曲使用料)という装置を使って、レコード会社にごっそり移動する。音楽系ITのスタートアップというのは、そういうビジネスモデルです」 iMeemの買収から9ヶ月後、ヴェンチャー志望家向けスタートアップ・セミナーの壇上に立った創業者のコールドウェルは、皮肉たっぷりにソーシャルミュージック事業のビジネスモデルをこう振り返った(※)。 (※ http://www.justin.tv/startupschool/b/272178844) 彼は今、picplz(ピクプリズ)という写真共有アプリのヴェンチャーを立ち上げている。写真共有アプリといえば、女性受けして大ヒットしたInstagram(インスタグラム)が有名だが、Instagramはこの頃、iPhone専用だった
生産額の減少が続き、暗い話題が絶えない日本の音楽産業。この現状を打破するため、360度ビジネスや定額制音楽配信サービス、B to B事業の展開など様々な方法で業界の底上げを図っている。しかし、未だパッケージの売上を補う方法が見つからないまま、超円高により、CD売上がドルベースで世界一になるという皮肉な状況となった。 一方、海外ではフリーミアム(基本サービスを無料で提供し、上位サービスに課金する)モデルなどを利用した『ソーシャル・ミュージック』を積極的に取り入れたことで、売上が回復する国も出始めている。 SpotifyやPandora Radioが起こしたソーシャル・ミュージックのブームは、欧米各国の議会を巻き込む勢いを見せている。しかし日本の音楽シーンは、iTunesや着うたフルの時代で話が止まっており、海外のメジャーレーベルと日本の音楽産業との間には、鎖国時代のような“情報格差”が生じて
SPECIAL OTHERSが3月8日(日)横浜サムズアップで行うSPECIAL OTHERS 公式Webアプリ「SPECIAL OTHERS App」初の会員限定イベント『SPE App LIVE 2020』の詳細が発表された。 当日は、“あなたが選ぶSPECIAL OTHERSの楽曲【MY BEST 5】”のランキング上位5曲+素敵な3曲を演奏。SPECIAL OTHERS【MY BEST 5】への投票は、App会員すべてが投票可能となっている。 ■SPECIAL OTHERSメンバーコメント SPE App会員のみなさん、こんにちは!! 会員限定ライブがついに行われます!! 我々メンバー一同も、しみたのです。 みなさんの投票でセットリストをきめるのでドシドシ応募してね!!
音楽プロデューサー / ミュージシャン 今回の「Musicman's RELAY」は松浦勝人さんからのご紹介で、音楽プロデューサー/ミュージシャンの小室哲哉さんのご登場です。小室さんは1983年に「TM NETWORK」を結成し、1987年にリリースした「Get Wild」で一躍人気バンドとなりました。また、TM NETWORKの活動の傍ら音楽プロデューサーとして松田聖子、渡辺美里、安室奈美恵、篠原涼子など、数多くのアーティストの楽曲をプロデュースし、ミリオンヒットを連発。人気アーティストであるtrfやglobeにも参加し「小室サウンド」というジャンルも確立されました。現在では、環境音楽といったポップス以外の楽曲も制作しており、さらにプロデューサー/ミュージシャンとしての幅を広げています。今回のインタビューでは、小室さんの音楽のルーツから、新プロジェクトの概要、今後の音楽市場までお話を伺い
レコーディング機材との格闘の先に見えたもの 〜山下達郎『Ray of Hope』 / レコーディングエンジニア 中村辰也氏インタビュー レコーディングエンジニア 中村辰也氏 山下達郎6年ぶりのニューアルバム『Ray of Hope』。東日本大震災後にリクエストが殺到した「希望という名の光」やこの6年間で発表されたシングル、タイアップ曲を収録したそのアルバムは圧倒的クオリティを誇り、今年を代表する1枚となった。今回の「FOCUS」は近年、山下達郎のメインエンジニアとして、スタジオワークを取り仕切るレコーディング・エンジニア 中村辰也氏に『Ray of Hope』の話を中心に、山下達郎こだわりのレコーディング、そしてご自身のキャリアまで話を伺った。 1. ●まず中村さんご自身のことからお伺いしたいのですが、お生まれはどちらですか? 中村:1964年生まれで、出身は京都です。高校時代はバンドをや
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