JR東日本は、羽田空港の利用客増加を見込んで検討していた空港と東京都心を結ぶ新しい鉄道路線について、空港と東京、新宿、新木場の3つの駅を結ぶ3路線で開業を目指すことを明らかにしました。 このうち、東京駅と羽田空港間は従来より10分以上短縮され18分で結ばれるとしています。 JR東日本は、19日、国土交通省で開かれた今後の都市鉄道の在り方を検討する小委員会で、空港と東京都心を結ぶ新しい鉄道路線の計画の具体的な内容を明らかにしました。 それによりますと、新しい鉄道路線はまず、羽田空港から品川区の湾岸にある東京貨物ターミナルまでのおよそ6キロの区間の地下に新たにトンネルを整備します。 さらに、東京貨物ターミナルから先は現在は使われていない貨物線を活用するなどして、東京、新宿、新木場とを結ぶ3路線で開業を目指すということです。 これにより、羽田空港との所要時間は、東京駅との間が従来の30分前後が1