僕は、カラオケに行って歌うとびっくりされることがある。 それは、歌がすごく上手とか、極端な音痴とかじゃなくて、「この人ちゃんと声出せたんだ…」という驚きらしい。 ふだんの僕は、モグモグ小さい声でしゃべってるのに、カラオケになると急にハキハキするから、そのギャップにびっくりするんだって。 でも、僕が、カラオケでハキハキできるのは「歌詞」があるからなんだよ。あらかじめセリフが決まっていれば、ちゃんと声を出せるんだ。 http://e.hobiwo.com ところが、日常の会話には、決まったセリフなんてない。おはよう、とか、こんにちはの挨拶は決まってるけど、会話を始めたら、ぜんぶアドリブ。 そこで僕は、どうもトンチンカンな受け答えをしているようで、途中で相手が必ず?の顔になる。シマッタ、僕はまた変なことを言ってしまったのか、と思って声のトーンが落ちる。 それから、声もちょっと甲高い。魚のことで有