写真2●ファイア・アイ日本法人 カントリーマネージャーの茂木正之氏(左)とシステムズ・エンジニア・マネージャーの小澤嘉尚氏(右) ファイア・アイ日本法人は2014年1月15日、アプライアンス型セキュリティ製品「FireEye NXシリーズ」の新版となる「FireEye NX 900」を日本国内で同日発売した(写真1)。同シリーズは、マルウエアの疑いがある未知のファイルをサンドボックスで実行して判定するセキュリティ製品で、ゼロデイ攻撃などの対策に向いている。FireEye NX 900はこれまでの製品の廉価版で、小規模の環境向けの製品であるという。 「セキュリティの弱点となりやすいのは、大企業の地方拠点や、大企業と取引がある中小企業だ。そういった小規模な環境はセキュリティ対策が甘く、攻撃の対象となりやすい。NX 900はそのような環境を守るための製品だ」---。ファイア・アイ日本法人カントリ