「あなたのいる場所に、そこならではの情報が、今ならではのタイミングで飛んでくる」(NTTドコモ 代表取締役社長の山田隆持氏)――。こんな位置情報ベースの情報配信を可能にするのが、ドコモが提供する携帯電話向け新機能の「オートGPS」だ。 ドコモは2008年の冬モデルから、利用者の生活に密着したサービスの提供を目指して、行動支援サービス「iコンシェル」を開始。ユーザー自らが登録した情報とドコモがサーバに預かった端末内情報をベースに、ユーザーに適した情報をマッチングして配信することで、利便性を高める取り組みを行ってきた。 2009年の冬モデルからは、このiコンシェルがGPSの位置情報と連動し、利用者の“今いる場所”に応じて最適な情報をプッシュ配信できるようになった。そしてこのサービスを支えるのが、5分単位で利用者の位置情報を測位し、ドコモやコンテンツプロバイダのサーバに送信し続けるオートGPSだ
![写真で解説する「オートGPS」とiコンシェルの連携サービス](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e6ee5f2ef5b1e30b6b62c2f1654013fd9c341ef2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fpromobile%2Farticles%2F0911%2F10%2Fl_sa_ic01.jpg)