頓智・(とんちどっと)は12月21日、iPhone向けAR(拡張現実)アプリ「セカイカメラ」が世界でダウンロード可能になったと発表した。 同社は昨年9月に米国で行われたTechCrunch50イベントでセカイカメラのコンセプトを披露し大きな衝撃を与えた。日本では9月に最初のバージョンをリリースし、4日間で10万ダウンロードを記録、エアタグが流行した。12月には大幅に機能強化した2.0を公開したが、米国を含むワールドワイドでのリリースは、実用性をうたうLayarや3Dアニメーションを強調するjunaioなどのライバルとなるARアプリに先行されていた。 セカイカメラ2.0は日本語をはじめ英語、中国語、フランス語、ドイツ語、韓国語、スペイン語に対応し、全世界のApp Storeでダウンロードが可能となった。 頓知・はプレスリリースで、「ほとんどのARアプリはナビゲーション志向だが、セカイカメラは
Image credit: Roscosmos Image credit: Roscosmos ロシア連邦宇宙局はモスクワ時間12月14日13時38分(日本時間19時38分)、ロシア測位衛星システム「グロナス(GLONASS)」の衛星、「グロナスM(Glonass-M)」3基を載せたプロトンロケット(プロトン・ブロックDM)を、カザフスタン・バイコヌール宇宙基地から打ち上げた。 打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約3時間30分後に「グロナスM」3基を所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。「グロナスM」の打ち上げは2008年12月以来、実に1年ぶり。 グロナスはロシア国防省が運用しているGPSで、元々は軍事目的で開発されたが、現在は民間にもサービスを提供している。今回の打ち上げで利用できる衛星は18機となり、ロシアは今後、地球全体をカバーできる24機の配置を目指す。 ロシア
オンキヨーは10日、GPSモジュールを内蔵しながら約720gという重さを実現した7型ワイドタッチパネル液晶を搭載するノートPC「NX707A4」を発表した。発売は12月21日を予定しており、直販価格は59,800円。 NX707A4 ディスプレイ部を回転させたところ 工人舎との協業により生み出された製品で、工人舎の「SKシリーズ」をベースにスペックを強化。また、Microsoft Officeと高い互換性を持つ「EIOffice2009」をプリインストールする。 現在位置を取得できるGPSモジュールにより、地図と組み合わせてナビゲーションツールとしても使える。また、背面に300万画素Webカメラを、内側に30万画素Webカメラを装備している。堅牢性も特長のひとつで、130kgfの静耐荷重実験をクリアしている。 液晶は180度回転することが可能で、タブレットスタイルでの使用も可能。 主な仕様
マピオンは、同社が提供する携帯電話向けゲーム「ケータイ国盗り合戦」をiPhoneに対応させた。Web形式で提供するもので、月額利用料は無料。3G回線に接続した状態でiPhoneのブラウザから「 http://kntr.jp 」にアクセスすることで利用できる。 ケータイ国盗り合戦は、位置情報を活用したスタンプラリーゲーム。ユーザーは戦国武将に扮し、出先で位置情報を取得して国を盗り、制覇した国の履歴を蓄積して楽しめる。 対応機種はiPhone 3GSとiPhone 3Gで、iPod touchには非対応。なお、携帯版のすべての機能には対応しておらず、以下の機能については未対応となる。 絵文字の入力 FeliCaリーダーやQRコードの読み取り アクセスキー iPhoneに対応していない外部サイトへのアクセス 「国盗りマップ」のエリア範囲表示、有料版への切り替え 「国盗り出陣探索」の利用 無線LA
サンゼロミニッツは12月3日、iPhone/iPod touchアプリケーション「30min.おでかけ」に、「タクシー検索機能」を追加した最新版を発表した。App Storeよりダウンロードできる。 30min.おでかけは、自宅やオフィス、外出先から30分圏内の情報を、iPhoneやiPod touchで検索できるアプリケーションだ。タウン情報を発信する8000以上のブログから記事内容を自動解析しており、ここで得たタウン情報をもとに、地域や店舗ごとに閲覧することができる。 今回、スカイミントが運営するタクシー相乗りサイト「タクトモ.com」と連携。相乗り相手や格安タクシー、高級車タクシーなどを検索できるタクシー検索機能を追加した。なお、同機能の利用には、タクトモ.comの会員登録が必要となる。 タクトモ.comは、会社名や運転手名、車種、概算運賃、車両写真などのプロフィールを確認しながら、
位置情報を用いた新サービスや新ビジネスの動きが活発化している。 ここ最近のニュースを振り返っても、NTTドコモが発表した「オートGPS対応iコンシェル」や、相次いで発表された「セカイカメラ 2.0」関連の新機能・新サービス群、ほかにもKDDIの「実空間透視ケータイ」を用いた青森での商店街ツアーや、東急電鉄がiPhoneを用いて行うソーシャルブックマークの実証実験、セイワールドと日本イノビテクが共同開発したAndroid向け位置情報共有システム「LocationDroid」など、ここ最近の位置情報に関係したニュースは枚挙にいとまがない。携帯ビジネスにおける位置情報というと、これまで「地図表示」と「歩行者ナビゲーション」のためのものと考えられがちであったが、状況は大きく変化してきているのだ。 「常時測位」と「屋内測位」の課題は解消へ 周知のとおり、日本における位置情報活用の歴史は古く、2000
写真1●ITpro EXPO 2009におけるOneShotSearchの展示の様子。携帯電話を任意の部分に向けるだけで,関連した情報を表示できる 「パソコンの画面をマウスで操作するように,現実空間で携帯電話をマウスのようにポインティング・デバイスとして利用できることを目指した」(NECマグナスコミュニケーションズ 市場開拓推進部 主任 山崎 順一氏)---ITpro EXPO 2009展示会で,ITpro EXPO AWARDのCNET Japan賞を受賞したNECマグナスコミュニケーションズの「OneShotSearch」(写真1)は,携帯電話のカメラ機能を利用した空間検索技術である。 「空間検索」とは,AR(拡張現実)アプリケーションや,GIS(地理情報システム)を利用したアプリケーションで利用する概念の一つ。「ユーザーから見えている範囲」や「ある施設の敷地内」のように,現実の空間の
カメラで写しだした風景に「エアタグ」と呼ばれるさまざまな情報を付加する拡張現実(AR)サービスとして注目を浴びた、iPhone向けアプリ「セカイカメラ」――。同アプリの新バージョンとして近日中にApp Storeで公開を予定する「バージョン2.0」では、ARコンテンツのさらなる充実に加え、セカイカメラを使ったユーザー同士の“コミュニケーション”を活性化させる大幅な機能拡張が施されている。 セカイカメラを開発した頓智・(トンチドット)は12月2日、アップルストア銀座でイベント「Sekai Camera SUKIYAKI 2009 Tokyo」を開催し、新バージョンの詳細やセカイカメラを使った企業との取り組み、開発者向けに公開するAPIの概要などを発表した。約2時間にわたり紹介された盛りだくさんの内容から、本記事ではバージョン2.0の機能について紹介する。 「ソーシャルAR」の側面を強化する「
昨年のTechCrunch50で世界に名をとどろかせたセカイカメラ。iPhone向けの無料アプリが公開されたのがこの9月24日だ。ラブプラス姉ヶ崎寧々のタグテロ、わずか4日間での10万ダウンロード達成など世間を賑わせた。しかし、それは日本だけの地域限定デビュー。世界はまだ本当のセカイカメラを知らない。 AR(拡張現実)技術を使ったアプリでは、Android向けにWIKITUDEやLayarが先行。AppleのAPIが緩和されたことによりようやくリリースできたセカイカメラiPhone版のリリース時には、AndroidアプリもこぞってiPhoneにも対応した。現在は数十もの「AR系」アプリがApp Storeを賑わせている。 Android版だけだったときはさして話題になっていなかったARだが、iPhoneアプリの登場により認知度は非常に高まっている。デスクトップPCとWebカメラを使ったさま
ゼンリンデータコムは頓智ドットと提携し、ゼンリンデータの「e-map」の拠点案内サービスと「セカイカメラ」の連携を開始する。 ゼンリンデータコムの法人向け地図活用ソリューションe-mapと、頓智ドットのセカイカメラが連携することで、e-map利用企業のさまざまな拠点情報をセカイカメラ上で提供することが可能となる。 e-mapは、ウェブサイト向けに、地図やナビゲーション機能を使った拠点案内ソリューションで、流通・金融・不動産・観光・自治体などさまざまな業種で、約300以上の企業・団体が活用している。 セカイカメラは、カメラを通して見た現実空間上に、テキストや画像などの情報を重ね合わせて投稿、閲覧ができるAR(拡張現実)サービスで、情報は「エアタグ」という形式で、主に一般ユーザーから投稿されている。 セカイカメラには、ユーザーが自由に投稿できる一般のエアタグに加えて、情報提供元がはっきりしてい
「マツモトキヨシ」のオーソライズドタグを表示した例 ゼンリンデータコムは2日、法人向け地図ソリューション「e-map」と、頓智ドットが提供するiPhone向けAR(拡張現実)アプリ「セカイカメラ」の連携サービスを発表した。e-mapが持つ拠点情報をセカイカメラ上にタグとして表示できるようになる。サービス開始は2010年2月の予定。 e-mapは、Webサイト内の事業所案内などに使われる地図やナビゲーション機能を活用した拠点案内ソリューション。今回の連携により、e-map利用企業は、拠点案内情報をセカイカメラに表示させるためのオプションサービスを利用できるようになる。セカイカメラは、iPhoneカメラを通して見た空間に"エアタグ"と呼ばれる情報を表示するが、e-mapの拠点案内情報は自由投稿型のエアタグではなく、提供元が明確な"オーソライズドタグ"として表示される。これにより「その拠点の信頼
ゼンリンデータコムは12月2日、同社の法人向けソリューション「e-map」の拠点案内サービスと、「セカイカメラ」の連携サービスを発表。e-mapのオプションとして2010年2月に販売する予定。 同連携サービスは、e-map導入企業の拠点情報をセカイカメラ上で提供するもの。企業が店舗や物件などの案内情報を「オーソライズドタグ」化することで、ユーザーは街中でiPhoneをかざすだけで、各拠点の案内情報を絞り込んで閲覧できる。なお、案内情報はe-mapのデータを共用する。 また、本サービスの販売に先立ち、「マツモトキヨシ」の店舗情報をセカイカメラ上で表示する試験運用が2009年内に開始される予定。 e-mapは、Webサイトに地図やナビゲーション機能を採用した拠点案内ソリューション。流通、金融、不動産、観光、自治体など、これまでに約300以上の企業や団体が活用している。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く