この映画が、どれくらいすばらしい映画か物語る後日談があります。 この映画は1949年、戦争終結して4年後に公開されました。 当時GHQに占領されていた日本は、すべての映画を「GHQ民間情報教育局」が検閲していました。 そして、この映画を見た当時の情報教育局長カーミット・R・ダイク准将がその出来栄えにビックリして、アメリカ本国で上映会を開いたそうです・・・・・そこに、オブザーバーとして出席していた映画監督がいました。 その監督ビリーワイルダーもこの映画に感動し、貴族的なヒロインと庶民的なヒーローという組み合わせを使って、1953年に一本の映画を撮り上げました・・・・・そう「ローマの休日」です。 というのは・・・・・ゴメンナサイ・・・・ 嘘です。 でも、こんなウソがまんざら無い話じゃないと思えるぐらい、良くできてるし、原節子クライマックスの決意表明のセリフなんか「ローマの休日」のアン王女の最後