文大統領のサイン入り時計付チケットも ©共同通信社 「焦りを通り越してもはやパニックです」。来年2月に迫った平昌五輪をめぐる文在寅政権のドタバタ劇を、ある韓国人ジャーナリストはそう評した。北朝鮮情勢が不透明な中、世界からは参加を躊躇する声があがり始めた。大統領が笛吹けど踊る者なき開催国の惨状。 ◆ ◆ ◆ 状況を考えれば、それは異様な一言だった。 「平昌五輪に来てくださいね」 韓国の文在寅大統領が安倍晋三首相に、電話でそう“懇願”したのは、11月29日。この日、北朝鮮が日本の排他的経済水域内に弾道ミサイルを発射したことを受けての緊急電話会談でのことである。 国際社会が北朝鮮への制裁圧力を強める中、韓国は北朝鮮への人道支援を続けているが、この会談中、文大統領が、そのことに触れることはなかった。 安倍首相は、思わず周囲にこう漏らしたという。 「慰安婦合意とか、国家間の約束も守らないのに。厚かま
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