CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
Play2は「2.3.0」から環境構築方法が少し変わります。前回記事で紹介したように、以前のバージョンでは「play new」などのPlayコマンドでアプリケーションの環境を構築しましたが、本バージョンからPlay2は「Typesafe Activator」とセットで提供されるようになりActivatorコマンドを利用することになります。基本的な流れは同じなので簡単に紹介します。 ダウンロードサイトからZipファイル「typesafe-activator-1.2.2-minimal.zip」をダウンロードし、任意のディレクトリに展開します。筆者は「C:\pleiades\activator\activator-1.2.2」としました。Activatorコマンドを利用できるように展開したディレクトリを環境変数の「Path」に追加しておきます。 アプリケーションの作成は「activator n
はじめに 最近の関数型言語ブームの中で、高い生産性と高い品質を誇る言語であると注目を浴びているのが「Scala」です。今回は、このScalaのWebアプリケーションフレームワークである「Play Framework」(以下、Play2)について紹介します。 「Scala」はTwitterやLinkedInなどのサービスで利用されており、2013年は日本で初めてScalaに特化した大規模なカンファレンスが開かれたり、さまざまな情報媒体で取り上げられたりと、ここ1、2年で急激に人気が高まっているのではないでしょうか。 Play2はJVM上で動作し、これまでのJavaで開発するエンタープライズアプリケーションで多く採用されたサーブレットやJSPのアーキテクチャを採用せず、独自のMVCモデルのアーキテクチャを持っており、スケールアウトしやすい構造になっています。 本連載では、開発者にもフレンドリー
なぜ、いまScalaなのか? TwitterがScalaを利用しているのは有名ですが、他にも位置情報を利用したfoursquareはScalaで構築されたLiftというWebフレームワークを利用していますし、GTDツールとして有名なRemember The MilkもScalaの利用を検討しているようです。 Scalaは、Java Virtual Machine(以下JVM)上で動くオブジェクト指向+関数型言語です。簡潔で柔軟な記述が可能であり、マルチコアを意識したライブラリがあり、JVMでのスケールメリットを享受できることが、これらの企業で採用に踏み切った理由であると考えられます。 Scalaは、非常にバランスの取れたプログラミング言語です。本連載では、Scalaの基本的な文法を解説しながら、オブジェクト指向と関数型言語を組み合わせたプログラミングスタイルについて、解説したいと思います。
001:<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> 002:<MEIGARAS> 003: <MEIGARA> 004: <NAME>がんこ焼酎屋</NAME> 005: <ABV>25</ABV><!-- alcohol by volume(アルコール度数)の略 --> 006: <VOLUME>1800</VOLUME> 007: <PRICE>2630</PRICE> 008: </MEIGARA> 009: <MEIGARA> 010: <NAME>一壺春</NAME> 011: <ABV>25</ABV> 012: <VOLUME>720</VOLUME> 013: <PRICE>1360</PRICE> 014: </MEIGARA> 015: <MEIGARA> 016: <NAME>杜氏潤平紅芋原酒</NAME> 017: <ABV>38<
JAXP(Java API for XML Processing)とは JAXPとはJava API for XML Processingの略であることから、どのようなものか推測できます。XML文書を処理するためのJava APIと言えば何となく理解できるかと思いますが、XML文書を処理すると言ってもJava自らが処理するわけではなく、既にXMLの世界にあるXML文書を処理するための方法を用いて処理することになります。 具体的には次のような仕様を基礎にしています。これらの仕様はJAXPの仕様ではありません。JAXPはあくまでこれらの仕様の上に作られています。 XSLT(XSL Transformations) XPath(XML Path Language) XInclude(XML Inclusions) DOM(Document Object Model) Level 2 DOM Le
はじめに POIはJavaからMicrosoftのドキュメントを操作するためのAPIで、2007年6月からApache Software Foundationのトップレベルプロジェクトに格上げされました。オープンソースとして提供されているので誰でも無償で利用することができます。 なぜ初期のリリース後、7年以上も経過し、多くの情報が存在するPOIを今回あらためて取り上げることにしたかと言うと、2009年9月リリースのVersion 3.5でOffice Open XML形式(以降、OOXML形式)への対応という大きな変更が加わったからです。 分かりやすくいうと2007形式のExcel(xlsx)やWord(docx)のファイルも扱えるようになったということです。 本連載では、POIの中からExcelを操作するコンポーネント(HSSF/XSSF)に対象を絞り、下記の予定で紹介していきます。 準
はじめに 「Google Apps Script」は、Googleドキュメントのスプレッドシートに搭載されているスクリプト機能です。これは発表当初、Google Appsの有料版(プレミア版)のみで利用可能であったため、「無償版のユーザーは使えない」と思っていた人も多いのではないでしょうが。が、現在では、無料で利用できるGoogleドキュメントでもスクリプトが使えるようになっています。これを利用し、Googleドキュメントのスプレッドシートを操作することができます。いわば、Excelなどの「マクロ」と同じ機能を提供してくれるのです。 最近では、クラウド・アプリケーションとしてオフィスソフトが提供されるようになってきました。Googleの「Googleドキュメント」だけでなく、マイクロソフトが「Microsoft Office Web Apps」を公開するなど、本格的にWebへの移行が進めら
Message-Driven Beanとは 前回、JMSをJavaアプリケーションに組み込んで非同期通信を説明しました。ただし、業務ではMessage-Driven Bean(MDB)を使用する方が多いため、今回はMDBを使った非同期通信の仕方を説明します。 あらかじめ知っておくべきこと 前提知識 「今からでも遅くない JMSを学ぼう!」ではJMSを通じて非同期通信を学ぶことを目的としていますが、ドメインはPTPを使用しているため、Pub/Subの知識は必要ありません。PTPについてご存じない方、JMSの知識のない方は前編を読んだ後にその後編の当記事を読まれることをお薦めします。 Webアプリケーションの基礎的な知識が必要です。JSPやServlet、あるいはStrutsなどのWebフレームワークを使用した経験のある方はそのまま読むことが可能です。知識がない方は筆者の「GlassFishか
JavaからMicrosoftのドキュメントを操作するためのAPI「POI」の最新版では、Office 2007形式のファイルも扱えるようになりました。本稿では前回に引き続き、名前の定義、計算式、図形や画像の利用用など、Usermodel APIの使用方法を確認していきます。 はじめに POIはJavaからMicrosoftのドキュメントを操作するためのAPIで、2007年6月からApache Software Foundationのトップレベルプロジェクトに格上げされました。オープンソースとして提供されているので誰でも無償で利用することができます。 なぜ初期のリリース後、7年以上も経過し、多くの情報が存在するPOIを今回あらためて取り上げることにしたかと言うと、2009年9月リリースの Version 3.5でOffice Open XML形式(以降、OOXML形式)への対応という大きな
はじめに JavaScriptと連携した開発では、クライアントとサーバ間のデータのやり取りもAjaxを使い、ページ遷移することなく行われます。Vaadinではさらに一歩進められ、Javaのアプリケーションの中でやり取りする感覚でデータを扱うことができます。 もちろん、従来から行われているような「サーブレットにアクセスしてデータを取ってくる」というような方法も可能です。しかしそれよりも、データをモデルとして用意し、オブジェクティブに扱う方法がよりVaadinらしいスタイルと言えるでしょう。 対象読者 Javaで手ごろなフレームワークを探している技術者 最近のフレームワークをごくざっと理解しておきたい方 Web開発の手法がどうも気に入らない、と常々考えているJavaプログラマ 外部からのデータ取得 まずは、コンテナへの表示を外部から取得してみましょう。コンテナを多用するようになってくると、そこ
はじめに 本連載では、「クロスブラウザに対応したデザインテクニック」をテーマに、保守性や互換性に優れたXHTML+CSSの書き方を紹介していきます。 今回は、本連載の総まとめとして、CSSでマルチカラムレイアウト(段組レイアウト)を実現する方法を紹介します。CSSでマルチカラムレイアウトを実現する方法はいろいろありますが、今回は、最も基本的な方法として、前回の記事で解説した「floatプロパティ」および「positionプロパティ」を利用した、「フロート型」と「ポジショニング型」のレイアウトテクニックを紹介します。同時にページレイアウトで起こりがちな問題とその対処方法についても扱います。 対象読者 XHTMLとCSSの基本を理解している方。 Web標準サイトの実践的な作り方に興味のある方。 必要な環境 (X)HTMLやCSSを記述するエディタと、それを確認するブラウザがあれば、特別な環境は
前回までで、LiftのViewとModelを利用した簡単なアプリケーションの作成までを解説してきました。本連載は今回で最終回となります。これまでのまとめの意味もこめて、いままで作成してきたTwitterのクローンのようなアプリケーションを改良して、Liftの目玉であるAjaxとCometを利用したアプリケーションの作成方法を解説します。 はじめに 前回までで、LiftのViewとModelを利用した簡単なアプリケーションの作成までを解説してきました。 本連載は今回で最終回となります。これまでのまとめの意味もこめて、いままで作成してきたTwitterのクローンのようなアプリケーションを改良して、Liftの目玉であるAjaxとCometを利用したアプリケーションの作成方法を解説します。 対象読者 Javaは知っているが、Scalaも学んでみたいと思っている方 ScalaでのWebアプリケーショ
Struts 2が正式リリースされてから3年ほど経ちました。マイナーバージョンも上がり、現在は2.1系がGA(Generally Available)リリースされており、2.0系に比べてさまざまな改良がされました。続 Struts 2入門では、基本機能のおさらいから2.1系で採用された機能の説明や実装例を紹介していきます。 はじめに Struts 2が正式リリースされてから3年ほど経ちました。マイナーバージョンも上がり、現在は2.1系がGA(Generally Available)リリースされており、2.0系に比べてさまざまな改良がされました。続 Struts 2入門では、基本機能のおさらいから2.1系で採用された機能の説明や実装例を紹介していきます。 対象読者 Struts 2のWebアプリケーション開発に興味ある方。 Struts 2のインターセプタとは Struts 2には、Acti
従来、ランダムデータを使用するのは、手間が大きすぎて価値に見合わない作業でした。しかし、QaRandomizerを利用すればランダムデータの威力をテストで簡単に生かせます。本稿ではQaRandomizerが生成するランダムなデータを使った基本的な単体テストや、モックオブジェクトを使用した単体テストの方法について説明します。 はじめに 規則性と不規則性が共存しているのが、世の中の面白い所です。例えば、米国の北東部の気候では、冬は寒く、夏は暑くなります。毎日の気温は不規則に変化しつつも、季節が全体として寒いか暑いかという傾向は変わりません。 従って、例えば不凍液など、気温の影響を受ける製品をテストするときには、特定の決まった温度だけで行うよりも、一定の範囲内のランダムな温度で行う方が、正確度は高まります。 ソフトウェアも同じです。通常、ソフトウェアはさまざまに変化する条件の下で動作します。従っ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く