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ブックマーク / chnpk.hatenablog.com (8)

  • 「東京都青少年の健全な育成に関する条例の改正案」って、そんなに問題か? - よそ行きの妄想

    掲題の改正案についてはてブやツイッターで、やれ反対だやれ署名だとあんまりにも騒々しいので少し調べてみた。 特に問題になっている(っぽい)部分について、東京都のホームページに掲載されていた現行の条例をもとに改正案を反映すると、改正後の条例は以下のようになるのだと思われる。 第7条 図書類の発行、販売又は貸付けを業とする者並びに映画等を主催する者及び興行場(興行場法(昭和23年法律第137号)第1条の興行場をいう。以下同じ。)を経営する者は、図書類又は映画等の内容が、次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、相互に協力し、緊密な連絡の下に、当該図書類又は映画等を青少年に販売し、頒布し、若しくは貸し付け、又は観覧させないように努めなければならない。 一 青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの 二 年齢又は服装、

    「東京都青少年の健全な育成に関する条例の改正案」って、そんなに問題か? - よそ行きの妄想
  • 他人は思い通りにはならない - よそ行きの妄想

    勝手にこしらえた自分ルールを押し付けても、他人というものはなんの理由もなくそれに従ったりはしない。 デール・カーネギーは、他人を動かすために我々ができることは、十分な動機を与え、自ら動きたくなるような気を起こさせる以外にはないと言った。そのとおりである。 こんなことは今どきアタリマエといってよく、得意げに吹聴したところでうんざりされるのが関の山といった類いの話ではなかろうか。 ところが、そんなアタリマエのことも忘れ、多くの人が他人の行動について、何故言うとおりにならないのかと憤ってしまう局面がある。 子育ての局面である。 「はやく寝なさい」、「お風呂に入りなさい」、「静かにしなさい」、そして「どうして言うことを聞かないの」。 冒頭に記したような前提に立てば、こうした言わば「命令」をしたところで、なんの効果もないということを我々はすでに知っているはずである。 その証拠に、我々は大のオトナを相

    他人は思い通りにはならない - よそ行きの妄想
  • 本当に大事なことは教えてくれない - よそ行きの妄想

    中学生時代、私は比較的勉強が得意なほうで、そこそこ成績は良かった。ところが、一度だけ国語の論説文読解の問題で文意をまったく理解ができないことがあった。あまりそういう経験をしたことがなかったので、よく覚えている。河合塾の模試だった。 その論説文は、「壁を設けること」という観点から日文化を論じる内容で、対人関係や住居におけるさまざまな「壁」に関していくつか具体的な事例が展開された後、結論へと続く運びであった。ところが、その結論が当時の私にはまったく理解のできないものだった。その結論とは、「壁」を作らないことは失礼なのだという趣旨のものだった。 当時の私の認識はまったく逆で、「壁」をつくらず、開けっぴろげで、気さくな様こそが良いものとばかり思っていたから、自分の認識とはまったく逆の結論をうまく理解することができず、試験の結果としては実に芳しくないものとなったのだった。 そんなことを最近急に思

    本当に大事なことは教えてくれない - よそ行きの妄想
  • 「所有」の目的化 - よそ行きの妄想

    こどもを見ていて気づく人間ってそういうものかなシリーズ。 私からすると結構不思議なんだけど、世の中的にはそれなりにまかり通っている考え方というものがあって、その中のひとつが「好き」と「所有」(乃至は「独占」)をセットにするような考え方である。 例えば、身近に非常に魅力的な異性がいたとする。強い好意を抱くことになるかもしれない。ただ、それと「付き合いたい」とか、「結婚したい」というのはまた別だと思うのだがどうなのだろうか。 付き合ったり結婚したりというのは、果たして必要なことだろうか。「好き」という感情がゴールでは何故いけないのか。何故その先に交際や結婚というある種の契約関係に発展させる必要があるのだろうか。 好きな異性と付き合いたいというのは、きっと世の中的には自然な考え方なので、私の感じる違和感は少し伝わりづらいかもしれないが、よくよく考えてみれば、世の中には単に「好きだ」で終わる話とい

    「所有」の目的化 - よそ行きの妄想
  • 借金の「リスク」と銀行の「陰謀」と不動産の「価値」について - よそ行きの妄想

    「10年以上のローンはだめです - Chikirinの日記」という記事について、ちきりんさんもたまにはわけわかんないこと書くのだなと思って見ていたら、気づけばなにかものすごい量のブックマークがなされており、しかも、こともあろうか「なるほど」とか言っちゃってる人が多いようなので、ここはひとつ相変わらずカネまわりの話には疎いはてなーどもにどこがおかしいか教えてやろうと思った。 借金は「リスク」か みんな、最長でも10年のローンで払える範囲のものしか買わない、というまっとうな判断に戻るべき時なんじゃないかとちきりんは思います。 10年なんて短すぎるって? よく考えてください。家以外ならそんな長い期間返せない大借金はしないでしょ。なんで家だとそんなにリスク不感症になるんでしょう。リボ払いとかよりよっぽど“無茶な借金”って気がしますけど。ちゃんと十分な頭金を貯めて、借金の期間は10年で済むくらいにな

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  • 視力が0.5くらいから1.2くらいになった話 - よそ行きの妄想

    当ブログ初のライフハック(笑)*1系。というか、これ私も効いたかもというただの経験談だけど。 たとえば遠くにある建物の表面がタイル状だったりすると、このとき端から端までタイルがいくつあるのか数えたりします。また、遠くに木立があると、ほとんど見えるはずもない木の葉の一枚一枚が見えるようになるまで目を見開いて見つめます。夜なら一目でわかる一等星など無視して、暗い等級の星を探します。 このとき眉間に力をいれず、目をしかめず、カッと見開いているのがコツのように思いました。そのうち目の奥の方が痛くなりますし、涙も出てきますので、当に木の葉が見えたかどうかにかかわらず、このあたりで止めます。 大学院時代から今に至るまで、一日にいったい何時間モニターを見ているのかわかりませんが、このトレーニングを休み時間や、道を歩いているときに意識的に行うようにしていたおかげで、裸眼のままなんとか視力を維持できている

    視力が0.5くらいから1.2くらいになった話 - よそ行きの妄想
  • 究極の不平等という平等の可能性 - よそ行きの妄想

    平等について - 過ぎ去ろうとしない過去を読んで。 id:hokusyuさんによれば、 ちなみにぼくは機会平等だけじゃぜんぜんだめで、結果平等じゃなきゃいけないと思ってます。左翼なので。 機会が平等でも結果として収入に100倍くらい差がでるのは全然だめ。 平等について - 過ぎ去ろうとしない過去 だそうだ。左翼なら何言ってもいいのか!と思ってうっかり脊髄反射しそうになったところ、hokusyuさんにブコメで『あと、書くなら紹介記事全部読んでからにしてね。』と釘を刺されてしまった。正直危なかった。 ということで紹介記事を全部読んだわけだが、これが不思議なことに同意できるものばかりだった。もしかしたら現状認識の段階では、大体似たような問題意識を共有できるのかもしれない。 まずは私の認識を述べる。 資主義とは、突き詰めると際限なく資=信用を膨張させることを自己目的とするシステムである。そして

    究極の不平等という平等の可能性 - よそ行きの妄想
  • はてなーにもわかる金融業界の栄枯盛衰※追記あり - よそ行きの妄想

    なんかリーマンが当につぶれるとか、メリルがバンカメに買収されるとか、 米リーマンHD、連邦破産法第11条の適用を申請 米バンカメがメリル買収を発表、500億ドル相当の株式交換で なかなか盛り上がってきてるから、折角だからはてなのアホどもにもわかるように今の金融業界についてあれこれ書いておく。 要すれば、ソロスがいうように、『経済活動においては小さなバブルの形成と破綻は普通に繰り返されるが、今回の破綻は、戦後60年間膨れ上がって来た、「スーパーバブル」と呼ぶべき信用拡大の終焉を意味する』、ということであるが。 とりあえずニクソンショックまでさかのぼる。ご存知の通り、ここでブレトン・ウッズ体制が終わって、貨幣は金の兌換紙幣でなく、国家の信用となる。金位体制が終わり、当時(そして現在までの)最強国家であった米国の貨幣であるドルを中心としたドル位制が敷かれたわけである。 このことが意味したの

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