27日(ドイツ時間)、Jaggerの最新版となる「Jagger 1.0」が公開された。JaggerはJavaおよびGroovyを使って開発されたJavaアプリケーションモニタリングツール。大規模コンピュータクラスタにおける用途を目的にして開発されたツールアプリケーションで、JMXを使ったモニタリングデータの集約、アーカイブ、視覚化を実現する。 Jagger 1.0ではモニタリング画面としてコンソールモードが実装されており、Java仮想マシンの状況表示、メモリの使用状況表示、アプリケーションサーバの動作状況表示などが実現できる。実装自身はGroovyで行われているため自由度が高いうえにすでにJ2EE環境とも連携がとれているようだ。今後の実装予定にはモニタリングデータモデルの記述、クラスタホストにおける分散mbeanデータの集約、モニタリングデータの履歴化、SLA設定/モニタリング/実行などが