このところ、グーグルが凡打続きである。昨年後半から、GoogleTalkは「は?何を今頃・・」という感じだったし、GoogleBaseは大山雷動鼠一匹だったし、年初のCESキーノートは「中身なし」と酷評され、そのとき発表されたCBSの番組をGoogleVideoで配信する話は、GoogleVideoのインターフェースが悪いの使いづらいの散々言われた上、CBSにフラれてしまった。さらに、中国での言論規制問題で中国政府に屈服、米国政府からのユーザー情報開示要求問題では最初断固断ったくせに実はその後こっそり開示していたらしいということになり、地元では「言論の自由を貫けないグーグル」といって反対デモをされちゃったりして、株価まで下がっちゃっている。 グーグルは、ベンチャー企業が誰でも経験する、時代の先端Web2.0の旗手/ベンチャーの雄から「立派な大企業」へのつらい通過儀礼を今やっているところなの