昨日のカタール戦が、今の日本の本当の実力だ。ウズベキスタン戦と同じような試合展開で、負けてもしょうがない内容だった。チリやベルギーとの“イベント試合”に勝って盛り上がったことで“錯覚”を起こしていただけで、このウズベキスタン戦、カタール戦の日本代表が本当の姿であり、そういう意味でいえば全く進歩していない。 ホームでのW杯最終予選は1勝3分けで終了した。得点はフリーキックによる1点と、昨日のオウンゴールだけ。今日本がやろうとしている“はたいて動く”パスサッカーは、実は20分間しか継続できない、90分間持続できないことが、予選を通して証明された。だから、一番動きの少ないセンターバックが目立つようなことになり、闘莉王が上がってこられるんだ。 そういうサッカーであればこそ、交代の仕方がかなり重要になってくるが、残念ながら3人の枠の使い方もまったくなってない。6人の交代枠があるイベント試合に慣れすぎ