民主党の鳩山代表は4日、静岡市内で記者団に対し、個人献金偽装問題で、公設秘書が資金管理団体への貸付金ではなく個人献金として処理した動機について、「もともと8000万円ほど貸し付けている。これ以上増やすのは、秘書にとってつらい話になったのではないか」と語った。 「本人に聞いたわけではなく推測だ」とも述べた。 偽装の動機を巡っては、鳩山氏は6月30日の記者会見で「個人献金があまりにも少なく、わかったら大変だという思いがあったと推測している」と説明。 しかし、鳩山氏の個人献金総額は比較的多く、与党などから「動機として不自然だ」と指摘されていた。