豪華な内装のモデルルーム=19日午前、兵庫県芦屋市、高橋一徳撮影 兵庫県芦屋市山手町に全戸2億円以上のマンションが建てられ、19日、報道向けの内覧会が開かれた。大理石や高級木材のチーク材をふんだんに使ったという豪華な内装で、21日から約2億1千万〜約3億6千万円で販売される。 阪急芦屋川駅から徒歩約5分の場所にある「ラ・クラシカ芦屋山手町」。地上3階、地下2階建てで、1戸あたりの広さは180〜202平方メートル。間取りはすべて3LDKで、全12戸のうち9戸には、強盗などが侵入したときに緊急避難するための広さ6〜8畳のシェルターが別に設けられている。 事業主の「兼北」(神戸市中央区)によると、ターゲットは「阪神間の山の手に住む富裕層で、高齢になったために交通の便がいい場所に引っ越したいと考える人」。すでに数件の問い合わせがあるという。