ANAの格安航空会社、関空―成田5000円! 2010年9月8日(水)14:57 全日本空輸が、傘下に設立する格安航空会社(LCC)で、関西国際空港と首都圏の空港を結ぶ路線の運賃を5000円前後とする方向で検討していることが8日、わかった。 東海道・山陽新幹線「のぞみ」の通常料金(東京―新大阪間)の3分の1程度に抑え、競合する鉄道や高速バスの顧客を奪いたい考えだ。 全日空は近くLCCの設立を正式に発表する。関空を拠点に2011年度中に国内線と国際線の運航を始める計画だ。具体的な路線は今後決めるが、国内線では、関空―成田便や関空―福岡便などを5000円前後、関空―那覇便を8000円前後で運航する案が有力とみられる。国際線は中国や韓国を結ぶ路線が中心になる見通しで、運賃は大手の半額以下を目指す。 LCCはANAとは別ブランドとし、別の給与体系で新たに従業員や外国人のパイロットを採用するなど、大
三菱グループの資金援助でも難航必至のパイオニア再建の道 2010年2月16日(火)08:40 経営再建中のパイオニアは、この3月、三菱電機、三菱化学、ホンダと資本提携を締結する。3社が第三者割当増資に応じると、出資比率は筆頭株主のシャープ約11%に続き、三菱電機約5%(25億円)、ホンダ約5%(25億円)、三菱化学約1%(6億円)となる。 パイオニアのメインバンクである三菱東京UFJ銀行が金策に駆けずり回り、三菱グループの2社と親密先のホンダから出資を取り付けた。 とりわけ、三菱電機からカネを引き出した事実は重い。昨年7月、パイオニアと三菱電機がカーナビゲーション分野において業務提携を結んだ際には、三菱電機は、パイオニアの再建計画の達成に不信感を持ち、銀行団からの出資要請にも応じなかった経緯がある。 それでも資本参加を決めた背景には、パイオニアの2009年10〜12月期の連結決算にお
出版界の破壊神か創造主か?グーグルが目をつけたオンデマンド製本の正体 2009年10月7日(水)10:30 銀行のATM機で必要なお金を引き出せるように、自分が欲しい本をその場で印刷してもらう。信じがたい話だが、そんなことがすでに可能になっている。ニューヨークに本社を構えるオンデマンド・ブックス社の印刷・製本機械“エスプレッソ”によって、だ。 米オンデマンド・ブックス社が開発した“インスタント製本機”エスプレッソは実はすでにハーバード大学や世界銀行等で利用されている。Photo (c) AP Images 見た目は、超大型のオフィス用コピー機のよう。これが1分間に150ページをプリントアウトする。プリントアウト後に綴じて表紙をつけ、断裁し、たった4、5分で1冊の本を“吐き出す”というスピーディーさだ。「本のためのATMマシーン」と呼ばれるのは、この簡単さゆえである。 エスプレッソはすで
「トヨタに肉薄」ワーゲンの快進撃 2009年10月5日(月)07:00 中国やブラジル市場でトヨタを圧倒。勢いづくフォルクスワーゲンとトヨタの一騎打ちが始まる。 ◇ 「悔しい! そして羨ましい!」 「『シロッコ』以上に素晴らしい味を持ったクルマづくりにチャレンジしていきます!」 「ドライバーモリゾウ」こと、トヨタ自動車の豊田章男社長が7月29日、ブログに記したコメントである。「シロッコ」とは、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)が今年5月に日本でも発売した小型スポーツクーペのこと。モリゾウは「(これまでの)ドイツ車は、高速(での走行)はよいが、日本の一般道はイマイチというものでしたが、この『シロッコ』は違いました」とも書いている。 日本ではあまり報じられていないが、VWは2007年に「ストラテジー2018」と呼ばれる中長期の経営戦略を発表。その中で「11年の世界販売目標を800万台とし、18
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