これはMITの先生に教えてもらったサイト。 世界の国々のマクロ経済指標の変化がひと目でわかる、という優れものアプリ-GapMinder http://www.gapminder.org/world/ あらゆる経済学のサイトの中でも、特に優れている、ということで近年注目を浴びているサイトだ。 経済指標の歴史がすぐ分かる視認性の良さだけでなく、見た目にも美しく、さらに遊んで楽しい、素晴らしいサイト。 超オススメ。 あ、でも1度見ると1時間くらい遊んじゃうと思うから、覚悟して望むように(笑) でもこのサイトで遊んでいるだけで、マクロ経済について色々なことが学べる。 (更にその年に何が起こったかを調べるためのWikipediaがあれば万全) いろんな種類の指標があるのだが、ここでは一番メジャーな、縦軸に平均寿命を、横軸に一人当たりGDPをとったグラフをご紹介。 平均寿命はその国の国民の健康状況を表
ジンバブエ崩壊の危機 インフレ、年率2億3100万%(1/3ページ)2009年1月1日23時3分印刷ソーシャルブックマーク どの銀行にも開く前から、現金を引き出そうとする大勢の市民が並んでいた=ハラレ、古谷写す アフリカ南部のジンバブエが、崩壊の瀬戸際に立たされている。驚異的なインフレにコレラの大流行、飢えの広がり。だが、5期目に入ったムガベ大統領(84)は独裁色を強めるばかりだ。かつて「アフリカの穀物庫」と呼ばれた豊かな農業国は、今や「失敗国家」に数えられる。その実情を見た。(ハラレ=古谷祐伸) ■Zドルの価値は1日で半減 首都ハラレ中心部の「OKスーパー」。エリザベスさん(26)がパン売り場で値札を見つめていた。1斤が1米ドル(約90円)または25億ジンバブエドル(Zドル)。所持金は15億Zドルなので10億Zドル足りない。「今朝の1米ドルの両替率は10億Zドルだったはず」と店員に文句を
年間インフレ率が220万%に達し、今年7月には「1000億ジンバブエ・ドル札」まで登場したというジンバブエですが、そこから3ヶ月あまりが経過した今、ついに1ドルが約4兆ジンバブエ・ドルにまで達したそうです。 史上まれに見るインフレのようですが、いったいどうなっているのでしょうか。実際に変動の様子をグラフで見てみると、とんでもないことになっているようです。 詳細は以下の通り。 OMIR ロンドンとジンバブエの株式取引所のシェアの相対価値に基づいた「Old Mutual Implied Rate(OMIR)」によると、現在1ドルは3兆9498億7050万674ジンバブエ・ドルとなるそうです。 過去14日間分のグラフ。わずか14日間でケタが増大しています。 過去6ヶ月間のグラフ。10月に入ってから天を衝く勢いでグラフが駆け上がっています。 ちなみにWikipediaによると、ジンバブエは2006
アイスランド、全銀行を国有化 2008年10月8日(水)08:05 【ロンドン=木村正人】英BBC放送によると、アイスランド議会は6日、金融危機を回避するため同国のすべての金融機関を事実上国有化する法案を可決した。同国の金融機関の預金総額は国内総生産(GDP)を大幅に上回っており、今回の措置で支えきれるか疑問視する声も出ている。 政府が金融機関の合併や清算、役員の経営責任も追及できる内容で預金の全額保護も打ち出した。ハーデ首相は同日夜のテレビ演説で「最悪の場合、国家破綻(はたん)の恐れもある」と国民に理解を求めた。同国は人口約30万人、GDPは2006年で159億ドル(1兆6300億円)。アイスランド政府は経営危機に陥ったグリトニル銀行を実質国有化したが、為替相場における通貨クローナの下げは止まらず6日には対ユーロで30%も暴落した。 この記事についてブログを書く この記事についてのブ
著者プロフィール:藤田正美 「ニューズウィーク日本版」元編集長。東京大学経済学部卒業後、「週刊東洋経済」の記者・編集者として14年間の経験を積む。1985年に「よりグローバルな視点」を求めて「ニューズウィーク日本版」創刊プロジェクトに参加。1994年~2000年に同誌編集長、2001年~2004年3月に同誌編集主幹を勤める。2004年4月からはフリーランスとして、インターネットを中心にコラムを執筆するほか、テレビにコメンテーターとして出演。ブログ「藤田正美の世の中まるごと“Observer”」 米国は連邦議会下院が金融安定化法案を可決し、ようやく7000億ドル(約75兆円)もの税金を投じて不良債権の買い取りが始まる。これで金融危機が収まるのかどうかはまだ様子を見なければ分からないが、少なくともブッシュ政権が切り札を切ったことは間違いない。 ただFDIC(連邦預金保険公社)の要注意銀行リスト
歌田明弘の『地球村の事件簿』 週刊アスキー連載「仮想報道」などの原稿のアーカイヴやリンクが中心です(詳しくは「プロフィール」参照)。編集部との話し合いで、週刊アスキーの原稿は発売後、次の金曜日以降に公開することになっています。つまり、実際に書いたのは公開日の2週間ほど前です。 ●わかったようでわからない北欧モデル 暑いときには、涼しそうな国のサイトを覗きたくなる‥‥というわけでもないのだけれど、北欧は、高福祉・高負担の国でありながら、いったいどうやって経済成長をさせているのだろうと、あちこちのサイトにアクセスしてみた。すると、興味深い文書が見つかった。フィンランド経済研究所の「北欧モデル」と題した英文のレポートだ。フィンランドの経済学者たちがまとめたもので、北欧の経済的な強さの秘密と直面している問題について詳説している。 北欧は、世界経済フォーラムの国際競争力の最新ランキングで、デンマーク
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