「Cardiovascular Safety of Celecoxib, Naproxen, or Ibuprofen for Arthritis」 November 13, 2016DOI: 10.1056/NEJMoa1611593 http://www.nejm.org/doi/abs/10.1056/NEJMoa1611593 PECO P : 心血管疾患の既往がある又はリスクが高い18歳以上の変形性関節症又は関節リウマチの患者(13ヶ国、24081人) E : セレコキシブ100mg×2/日を使用(8072人) C : ナプロキセン375mg×2/日(7069人)又はイブプロフェン600mg×3/日(8040人)を使用 O : 心血管死亡・非致死的心筋梗塞・脳卒中の複合アウトカム チェック項目 ・研究デザイン : ランダム化比較試験(非劣性試験) ・真のアウトカムか? : 真のア
特に専門は絞っていない内科医のブログ *医学情報のブログです. 個別の相談には応じられません. 現在コメントの返事がうまくかけませんのでコメントを閉じています. コメントがあればFBページでお願いします
CLINICAL PRACTICE Caren G. Solomon, M.D., M.P.H., Editor Heart Failure with Preserved Ejection Fraction Margaret M. Redfield, M.D. N Engl J Med 2016; 375:1868-1877November 10, 2016DOI: 10.1056/NEJMcp1511175 呼吸困難の既往歴のある73歳の女性は、呼吸困難および起坐呼吸の急性増悪のために入院した。病院への入院時に、患者は毎分120の心房細動を有し、胸部X線写真では肺水腫が明らかになった。入院中に抗凝固療法、ベータ遮断薬による治療、ループ利尿薬の投与を行ったにもかかわらず、彼女は引き続き疲労と労作性呼吸困難を訴えていた。身体検査では、BMI;39、パルス76回/分、血圧160/70 mm H
Screening for Colorectal Cancer 同級生が、大腸癌スクリーニングで、 下部内視鏡をやったそうで。。。。 うーん、、、僕もやるべきか、、、 でも、、怖いなあ。。。 一応、、、 スクリーニングは、50歳で始め、75歳まで続けろ、と。 76-85歳は、、個別判断で。 85以上は、それ以外の死因のが多いから、もういいって。 何が一番いい検査かは、まだ不明なんで、 好きなやつでスクリーニングでいいって。 うーん、、、 内視鏡かあ、、、。 まだ、そんな年齢には行ってないが、、、 いつかは、、、やらないかんか。。。 消化管には、食べ過ぎで負担かけてるしなあ。 不安、、、、っすわ。
CABGはオフポンプが良い? オンポンプが良い? N Engl J Med. 2016 Oct 23. [Epub ahead of print] Five-Year Outcomes after Off-Pump or On-Pump Coronary-Artery Bypass Grafting. 冠動脈バイパス術(CABG)を施行した患者の死亡、脳卒中、心筋梗塞、腎不全の合併症の発生率は、オフポンプでもオンポンプでも、30日後または1年後に有意差がなかったと報告されていた。 今回新たにRCTが施行された。 P : 冠状動脈疾患を有する患者 I:オフポンプCABG C: オンポンプCABG O: 複合エンドポイント; 死亡、脳卒中、心筋梗塞、腎不全、または再発冠状動脈血行再建術(CABGまたは経皮的冠動脈インターベンションのいずれか) 平均追跡期間は4.8年 RCT ブランドは出来な
バイタルサインのパールズ:低血糖の鑑別診断ではバイタルに注目せよ 低血糖の鑑別診断には、最も頻度の高い薬剤性のものから、敗血症などの重篤な疾患もある。 鑑別診断に最も重要な情報は病歴であり、薬剤の使用歴(インスリン・SU剤など)、飲酒歴、既往歴(肝疾患・腎疾患など)はかならずチェックする。 加えて、バイタルにも注目することにより、重大な見逃しを避けることも可能である(下記の表を参照)。 「インスリンなどの薬剤による低血糖では交感神経活動亢進しており、カテコラミン(インスリン拮抗ホルモン)の大量放出がみられ、ベータ遮断剤の服用が無ければ、「頻脈+血圧上昇」のパターンが多い。 すなわち、「インスリンなどの薬剤による低血糖にショックなし!」といえる。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (表)低血糖の鑑別診断 l 頻脈+血圧上昇→ インスリンや経口糖尿病
魔法のクスリ特集か⁈ Statins for Prevention of Cardiovascular Disease in Adults Evidence Report and Systematic Review for the US Preventive Services Task Force スタチンで、あらゆる死亡率の減少と、個別死亡率の減少。 合併症も有意には増えない、と。 19Study、7万人以上のデータ。 What to Believe and Do About Statin-Associated Adverse Effects 万人に、、、では無い? 40-75歳で、心臓リスクが高い場合は、有効。 でも、、、中等度リスク、75歳以上だと、データは、まだ微妙。 リスクと利益のバランスはまだ不明と。 What to Believe and Do About Statin-As
Transfusion of Red Blood Cells RBC輸血の推奨ですって〜〜。 1; Use restrictive red blood cell (RBC) transfusion hemoglobin thresholds (7 g/dL with a target of 7-9 g/dL) for patients who need RBC transfusions and who do not have major hemorrhage or acute coronary syndrome (ACS) or need regular blood transfusions for chronic anemia. 制限輸血 と言う、Hb7を域値とし、7-9を目指す、と言う方法は、 大出血、ACS、慢性貧血で輸血する人、以外に推奨する。 2; For patients wi
腹部大動脈瘤に対する血管内治療 vs 開腹手術の15年フォローアップ研究(EVAR trial 1) Endovascular versus open repair of abdominal aortic aneurysm in 15-years' follow-up of the UK endovascular aneurysm repair trial 1(EVAR trial 1): a randomised controlled trial Lancet 2016; 388: 2366–74 【背景】 腹部大動脈瘤に対する血管内動脈瘤修復術(EVAR)は、開腹手術と比較して短期間の利益があることは過去のランダム化比較試験で報告された。しかし、この早期の利益は数年で消えてしまった。そこで、EVAR研究の結果の長期生存率を評価し、血管内治療と開腹手術を比較した。 【方法】 EVARラン
日本では糖尿病が認知症の発症とかかわることが、久山町スタディなどで明らかになっています。脳での慢性炎症がかかわるのではないかと考えられています。↓は、英ロンドン大学健康行動研究センターの研究。身体活動量と2型糖尿病の関連を調べた23研究をメタ解析。約120万人のうち8万2,000人強が2型糖尿病を発症しており、週150分間以上の運動を行う群では、2型糖尿病の発症リスクが26%低かったそう。 Physical activity and incident type 2 diabetes mellitus: a systematic review and dose-response meta-analysis of prospective cohort studies. Diabetologia. 2016 Dec;59(12);2527-2545. Andrea D Smith, Alessi
気管支鏡中に気管支が黒く見えることを「Black bronchoscopy:黒色気管支鏡(所見)」と呼びます。悪性黒色腫の転移、煤(すす)、ミノサイクリンによる薬剤性黒色気管支鏡所見に新たな疾患が加わりました。前者2つの方が圧倒的に黒いので、薬剤性や代謝性に関しては別の用語を用いた方がよいかもしれませんね。 ・Black bronchoscopy:黒色気管支鏡所見 ・ミノサイクリンによる気管支変色 Machado D, et al. Bronchoscopic Findings in a Patient With Alkaptonuria: Black Bronchoscopy. J Bronchology Interv Pulmonol. 2016 Sep 10. [Epub ahead of print] この症例報告は、アルカプトン尿症患者さんの黒色気管支鏡所見です。同疾患は、尿中ホ
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