ブックマーク / dain.cocolog-nifty.com (4)

  • 「それでも、読書をやめない理由」は何だと思う?

    いきなり結論、答えは「情報過多だからこそ、を読むことが重要」になる。 結論はシンプルだが、ここへたどり着くまでの曲折は、身に覚えありまくり。そして、この結論そのものも激しく納得できる。「やっぱりが好き!」この理由を腑に落とすことができる、貴重な一冊。 著者は批評家で、大学では文学を教えている。を読むのが仕事なのに、ある日、読書に集中できなくなった自分に気づく。 もちろん、誘惑しているのはネットだ。メール、チャット、ブログ、ツイッター、フェイスブック、ニュースサイト……テクノロジーがもたらすノイズに注意散漫となり、ネットサーフィンの合間にを読んでるようなもの。ミソとクソと絶え間ないざわめきの中で、作家の権威は失墜し、物語の力は骨抜きになる。 著者の悩みは身に染みる。実際、イマどきのモノ書きが直面している問題は、まさにこれだろう。彼は、息子の宿題をダシに「グレート・ギャツビー」を再読し

    「それでも、読書をやめない理由」は何だと思う?
    hirominakagawa
    hirominakagawa 2012/04/13
    最近、同じことを考えていました。読書という行為を自分の中で上手く位置付けるためにも、読んでみようかな。「それでも、読書をやめない理由」は何だと思う?
  • 本好きが選んだ新潮文庫の160冊

    好きなを持ち寄って、まったりアツく語り合うスゴオフ。今回のテーマは「新潮文庫」。ジャンル不問・冊数未定でありながら、やってみるとむつかしい。 なぜと問うなら、自分の書棚と脳裏を浚ってみるといい。文芸、海外歴史、冒険、SF、純文、対談、ミステリー、ファンタジー、ドキュメンタリー、エッセイ、記憶から積山から、懐かしの一冊から流行りの新刊まで、いくらでも出てくるから。ありすぎて選べないのだ。 それでもムリヤリ選んだのが、「この新潮文庫がスゴい!(徹夜小説編)」。これは「新潮文庫」+「寝忘れる徹夜」という組み合わせで厳選したもの。そして、人力検索はてなで質問したのが、「『この新潮文庫がスゴい!』という、あなたのオススメを教えてください」になる。わたしの偏見「理系のはてな」を跳ね返す文理入り乱れの怒涛のラインナップが揃った。 そして、実際にみんなで語り合ったのがスゴオフ。新潮文庫の良さ(

    本好きが選んだ新潮文庫の160冊
    hirominakagawa
    hirominakagawa 2012/03/20
    文学作品にまで手を出す時間はないのだが、シャンタラムが気になって仕方ない。本好きが選んだ新潮文庫の160冊
  • 「この世で一番おもしろいミクロ経済学」は面白かっただけでなく、経済学を学びたくなる

    経済学は面白い!」と言える一冊。かつ、初学者のわたしに、かなり有用な一冊。 「経済学」ってこんなに興味深いモデルを扱っていたのね、と改めて知らされる。裏づけのあるトピックで構成されているため、眉唾に見えるのは、わたしの勉強不足だな。聞きかじり知ったかぶりの「弾力性」「パレート効率」「限界分析」の肝が、大づかみで納得できる。これを取っ掛かりに、いわゆる「教科書」に行ける。 このはまず、最適化する個人に注目し、次に数人の戦略的な交渉に注目し、そして多数の個人による競争市場のやりとりに注目する。その間ずっと、一つの大きな問題を考えて続け、噛み砕き、伝える。そのテーマとは、これだ。 「個人にとっての最適化の結果が集団全体にとってもよい結果になる」のは、どんな場合? マンガでは(マンガなのだこれは)、説明役にこう言わせている。言い換えると、ぼくが自分にとってよいことをして… きみが自分にとってよ

    「この世で一番おもしろいミクロ経済学」は面白かっただけでなく、経済学を学びたくなる
    hirominakagawa
    hirominakagawa 2012/02/01
    スゴ本で激押し+マンガ(楽しく読める?)=買いだな。「この世で一番おもしろいミクロ経済学」は面白かっただけでなく、経済学を学びたくなる
  • "よい戦争"とは何か「戦争の経済学」: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

    戦争は割に合わない、儲けはドルだが、損は人命で数えるから」というセリフがある。だが、戦争を「プロジェクト」として捉えたら、どのように"数える"ことができるか。 この問いに、書は二つの読み方で応えている。一つは戦争に焦点をあて、これについて考える枠組みとして、経済理論を適用した読み。もう一つは、ミクロ・マクロ経済入門を説明するために、戦争をダシにしたとして。どちらの側面からでも、「面白く」といったら不謹慎だから「興味深く」学ぶことができる。 戦争で失われた人命の価値をカウントするため、保険支払いのための人命価値計算を持ってくる。ご丁寧にインフレ補正のために消費者物価指数(CPI)まで用いているところがミソ。式はこうなる。 戦争時点の1人の人命価値 = 2000年の1人の人命価値×(戦争年のCPI/2000年のCPI) 「命に値段をつけるなんて!」と反応するのも結構だが、結構な値がついて

    "よい戦争"とは何か「戦争の経済学」: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
    hirominakagawa
    hirominakagawa 2012/01/24
    気になる。わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる "よい戦争"とは何か「戦争の経済学」
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