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ブックマーク / wiredvision.jp (15)

  • 「利他的な人」は嫌われる:実験結果 | WIRED VISION

    前の記事 ダイムラーが作った「史上初のバイク」、ギャラリー 「利他的な人」は嫌われる:実験結果 2010年8月31日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Olivia Solon (Wired UK) 社会心理学の研究によると、グループ全体のために進んで自らを提供しようとする人は、同僚たちから嫌われるらしい。 「利己的でないメンバーをグループから放逐したいという願望」と題された論文(『Journal of Personality and Social Psychology』に掲載されたもので、4のシリーズ論文のうち1つ)によると、「利己的でない人」はメンバー全体に求められる「基準」を引き上げてしまい、他の同僚たちを「悪く見える」ようにするため、同僚たちの恨みを買うことになるという。 「誰かの利己的でない振る舞いのおかげで、グルー

  • 「光合成は量子コンピューティング」:複数箇所に同時存在 | WIRED VISION

    前の記事 ネット時代で「読む量」が急増:研究結果 「光合成は量子コンピューティング」:複数箇所に同時存在 2010年2月10日 Brandon Keim Image credit: Bùi Linh Ngân/Flickr 光合成は、植物や細菌が用いる光エネルギーの捕捉プロセスだが、その効率の良さは人間の技術では追いつかないほど優れている。このほど、個々の分子に1000兆分の1秒のレーザーパルスを当てる手法によって、光合成に量子物理学が作用している証拠が確認された。 量子の「魔法」が起きているとみられるのは、1つの光合成細胞に何百万と存在する集光タンパク質の中だ。集光タンパク質は、[集めた光]エネルギーを、光子に感受性のある分子内で回転している電子から、近くの反応中心タンパク質へと輸送し、そこで光エネルギーは細胞を動かすエネルギーへと変換される。 この輸送の過程で、エネルギーはほとんど失わ

  • 「超コンクリート」:ピラミッドの石と、米軍の最新研究 | WIRED VISION

    前の記事 頭部穿孔や鉄の肺:外科医学博物館の画像ギャラリー 「超コンクリート」:ピラミッドの石と、米軍の最新研究 2009年11月 6日 David Hambling クフ王のピラミッド(ギザの大ピラミッド)。画像はWikimedia セメント製造技術は、歴史のなかで途絶えたり再発見されたりしてきた。古代ローマ人は、粉々にした岩(caementitium)を生石灰と水に混ぜて、さまざまな建物に使える物質を作り出す方法を知っていた。ローマにあるパンテオンは、無筋コンクリートでできた世界最大のドームといわれており、2000年経った今も強度を保っている。[古代ローマで使われたコンクリートは、セメントおよび火山灰を主成分としており、現代コンクリートの倍以上の強度があったとされている] だが、中世にはこういった技術は失われ、粗末な代替品として石灰モルタル(洋漆喰)が使われていた。また、1950年代ま

  • 「YouTubeの帯域利用料はゼロ」:ネットワーク構造の変化で | WIRED VISION

    前の記事 出版業界を救うのはApple?:全く新しいコンテンツ体験が可能に 「YouTubeの帯域利用料はゼロ」:ネットワーク構造の変化で 2009年10月19日 Ryan Singel インターネット接続に関する新しい調査報告で、『YouTube』がオンラインに存在するために支払っている金額は、読者が払っている金額より少ないかもしれないことが示唆されている。 たしかに、Google社は現在、YouTubeによってインターネットのトラフィックの少なくとも6%に関与しており、実際の数字ははもっと大きいと推定されている。しかし、同社はそれほどのコンテンツや付随する広告を提供するための料金を、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)にはまったく支払っていない可能性があるというのだ。 この報告は、米Google社の人気ビデオサービスYouTubeは赤字であるというこれまでの分析に異議を唱え

  • リアルすぎる不安:『不気味の谷』現象をサルでも確認 | WIRED VISION

    前の記事 ダイソンの「羽根がない無音扇風機」、初使用レポート 原子操作の20年:画像ギャラリー 次の記事 リアルすぎる不安:『不気味の谷』現象をサルでも確認 2009年10月14日 Brandon Keim Photo credit: PNAS。プリンストン大学リリースでは「実物に近いCG画像」の別の例を見ることができる。 サルは、非常に実物に近いが完全には実物と同じではないように表現された自分たちの姿に対して異常な反応を示すことが実験で明らかになった。このような傾向が人間にあることはこれまで十分に証明されているが、他の生物種で確認されたことはなかった。 研究では、サルの好みを調べるために、マカク属のサルに対して、サルの顔の実物写真、デジタル処理によるカリカチュア(戯画)、実物に近いCG画像を見せた。サルたちは、実物に近いCG画像から何度も目を逸らした。 『米国科学アカデミー紀要』(PNA

    hiront_at_nagoya
    hiront_at_nagoya 2009/10/14
    uncanny valley
  • 「ネットの匿名性」と、「監視網になったSNS」 | WIRED VISION

    前の記事 「Twitterでの自分の重要度」を測定するウェブサイト 絶びゆく蝶の画像ギャラリー 次の記事 「ネットの匿名性」と、「監視網になったSNS」 2009年6月24日 Natania Barron 「ネットの世界」地図。Image: xkcd 画像をクリックすると拡大画像が見えます 確かにあなたには、Twitterで300人ものフォロワーがいて、Facebookでは500人を超える知り合いがいるかもしれない。だがそのうち、実際にやりとりをしたことのある相手は何人いるだろう? 関係を築いているのは何人だろう? そしてたぶんいちばん重要なのは、それが、オンラインでの自分をどう演出するかということに、どんな変化を与えているかということだ。 というのは、もう認めざるを得ないだろうが、匿名性の自由が消え去りつつあるからだ。かつてインターネットは巨大な砂場だった。われわれは動きまわり、しゃべり

  • 「最初のアットマーク(@)は1536年」:@の歴史 | WIRED VISION

    前の記事 レッシグ氏の著作無料化記念:リミックス・コンテスト あらゆる表面を入力デバイス化:ケータイにも活用可能 次の記事 「最初のアットマーク(@)は1536年」:@の歴史 2009年5月 7日 Tony Long シトー修道会に属する現代の修道士が、交唱聖歌集の写を読む。Photo:Oliver Martel/Corbis 1536年5月4日、フィレンツェの商人Francesco Lapi氏は、ペンで文書をしたためた際、「@」の記号を使った。[イタリアの歴史学者Giorgio Stabile氏はこれを、「アットマーク」が使用された最初の記録としている。Guardianの記事はこちら] インターネットが普及し、至る所で目にするアットマークだが、その起源には複数の説がある。ひとつは、書写のしすぎで手を痛めていた中世の修道士が起源だという説だ。 グーテンベルクが活版印刷機を利用し、人類のコ

  • 途上国では「携帯電話が銀行」:世界人口の6割が携帯を使う時代 | WIRED VISION

    前の記事 ハブを交換、簡単に電動自転車に変えるモジュール:MIT開発 三菱の電気自動車コンセプト『i MiEV SPORT AIR』 次の記事 途上国では「携帯電話が銀行」:世界人口の6割が携帯を使う時代 2009年3月 6日 Jose Fermoso Photo: MarkKelly/flickr 国連機関のITU(国際電気通信連合)が今週発表した報告によると、世界全体の携帯電話の契約数は2002年から2008年12月までの7年間に、10億件から41億件へと4倍に増えている。 つまり、世界人口の約60%が、携帯電話の契約を結び、不要な機能や追加の料金プランを売り込む電話会社の従業員のセールストークを聞くという苦行に耐えなければならなかったということだ。これこそ「ワンワールド」というものではないだろうか? みなが同じ苦痛を味わうようになっているのだ。 今回の報告の中で、こうした増加の大部分

  • 驚きのUSBドライブケーキ | WIRED VISION

    前の記事 利己主義と裏切りが支配する世界に「協力」が生まれる条件は:シミュレーション実験 「邪悪な怪物」のパロディー5選 次の記事 驚きのUSBドライブケーキ 2009年3月 5日 Charlie Sorrel このケーキはコミュニケーション・ブレークダウンの面白おかしい結果だ。ITガジェットをテーマにしたおいしそうなケーキに見えるかもしれないが、もともとそうではなかった。Elisabeth Rさんの上司がゴルフで快プレーをした記念のケーキのはずだったのだ。 何が起こったかって? 写真左側にあるサムドライブ[Trek 2000 International社が開発した、USBポートに接続するフラッシュメモリ記憶装置。親指ほどのサイズであることから「Thumb」(親指)Driveと命名された]には、上司の写真が入っていた。この機器はケーキ屋に届けられた。そしてケーキ屋のスタッフが誤解して事態を

  • 利己主義と裏切りが支配する世界に「協力」が生まれる条件は:シミュレーション実験 | WIRED VISION

    前の記事 硫化水素がバイアグラに代わる新薬に? 利己主義と裏切りが支配する世界に「協力」が生まれる条件は:シミュレーション実験 2009年3月 4日 Brandon Keim この絶望的な時代に、科学が一筋の希望の光を届けてくれた――自分位にふるまう者が得をする世界でも、助け合いは生まれ、そして広まるというのだ。 たとえそれがコンピューター・シミュレーションの世界でも、明るいニュースなら何だって大歓迎だ。 「利己主義と裏切りが支配するノイズ[一部の行動にわざと誤解を生じさせる要素]に満ちた世界で、突如として協調行動が発現し、優勢になることを確認した」。スイス連邦工科大学の社会学者、Dirk Helbing氏とWenjian Yu氏は、2月23日(米国時間)に『米国科学アカデミー紀要』に発表した論文でこのように述べている。 Helbing氏は、サッカー場のファンから交通渋滞までを対象に、群

  • 『Google Docs』の設定にご用心:知らないうちに書き換えも? | WIRED VISION

    前の記事 世界に広がるハローキティ:『iPhone』壁紙や台湾の病院にも 大気汚染の改善で5カ月長生き:米国51都市で実証 次の記事 『Google Docs』の設定にご用心:知らないうちに書き換えも? 2009年1月23日 Michael Calore 『Google Docs』[Google ドキュメント]を使用してスプレッドシートや文書やプレゼンテーションしている人は、共有しているドキュメントの共有設定を、今すぐ二重にチェックしたほうがよい。 Wired.comでは、このウェブ・アプリケーションのインターフェースに設計上の欠陥があり、誤ってインターネット上の誰もが編集できるようにドキュメントを公開してしまう可能性があることを発見したからだ。 おかしなことだが、われわれがこの欠陥を見つけたのは手痛い経験からだった。 Wired.comでは、IT企業の日々のレイオフ状況について、無料のG

  • 紙と両面テープで作ったマイクロ流体チップ:複雑な医療検査を3セントで | WIRED VISION

    紙と両面テープで作ったマイクロ流体チップ:複雑な医療検査を3セントで 2008年12月16日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Aaron Rowe チップ上面(左の写真)に4つの入力がある試作品。この4種類のサンプルは、ここからチップの底面(右の写真)にあるテスト・ゾーンの異なるパターンに送られる。 Photo credit: Whitesides Laboratory (以下も同じ) 数十種類の病気を同時に検査できる高度な医療検査が、紙と両面テープに多少細工を加えたもので行なえるようになる。発展途上国でも手が届く費用で作成可能だ。 これは、紙を利用したマイクロ流体チップ(日語版記事)なのだ。[マイクロ流体チップは、バイオ・化学分析をマイクロスケール化する目的で、溶液の混合、反応、分離、精製、検出など様々な化学操作をミクロ化し、半導体製造技術(微細加工技術)

  • リチウムイオン電池の容量を5倍に:ナノレベルの穴で表面積を拡大 | WIRED VISION

    リチウムイオン電池の容量を5倍に:ナノレベルの穴で表面積を拡大 2008年10月 6日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Priya Ganapati 携帯電話やノートパソコンのバッテリー駆動時間が現在のおよそ5倍になればどうなるだろう。携帯電話は最低4日間は充電しなくてすみ、ノートパソコンのバッテリーは、連続で12時間以上もつ。 カリフォルニア州サンタアナのQuantumSphere社は、こんな世界を2009年末までに実現させる技術に取り組んでいると話す。リチウムイオン電池の容量を最大で5倍に増加させるというのだ。 現在、リチウムイオン電池の負極の容量は、その重量の10%が限度になっていると、QuantumSphere社の技術主任であるSubra Iyer氏は言う。同社は、これを負極の重量の50%にまで拡大することを可能にした。バッテリーは、より長時間利用でき

  • 大規模な盗聴が可能な「ネット最大の脆弱性」:BGPの悪用を公開デモ | WIRED VISION

    大規模な盗聴が可能な「ネット最大の脆弱性」:BGPの悪用を公開デモ 2008年8月29日 IT コメント: トラックバック (0) Kim Zetter 8月上旬にラスベガスで開催されたハッカー会議『DefCon』の席上で、インターネット・トラフィック傍受の手法を披露するAlex Pilosov氏(写真左)と、「Tony」ことAnton Kapela氏。 Photo: Wired.com/Dave Bullock 2人のセキュリティ研究者が、これまで米国家安全保障局(NSA)のような情報機関の関係者を除けばいかなる人間にも不可能と考えられていた規模で、インターネットのトラフィックを密かに盗聴する新たな手法のデモを行なった。 この手法は、インターネットのルーティング・プロトコルであるボーダー・ゲートウェイ・プロトコル(BGP)を悪用し、世界中の暗号化されていないトラフィックを密かに傍受する

  • 米大統領選はすでに決着?:「意識下でのバイアス」が持つ多大な影響 | WIRED VISION

    米大統領選はすでに決着?:「意識下でのバイアス」が持つ多大な影響 2008年8月25日 社会 コメント: トラックバック (0) Brandon Keim 動画は、民主党のMichael Dukakis大統領候補へのネガティブ・キャンペーン 大統領候補たちは、今後数ヵ月にわたって遊説し、論争し、何百万ドルもの資金を費やすだろうが、それはまったく無駄なのかもしれない。 11月の大統領選挙で誰に投票するか、有権者の集合的精神はすでに固まっている。大統領候補はきわめて重要な浮動票の獲得を目指しているが、こうした有権者の多くは、実際のところ、誰に投票するかすでに決めているのだ。 有権者は慎重に吟味しているつもりかもしれないが、潜在意識下では誰に投票するかがすでに決められており、人がそのことに気づいていないだけだ、と心理学者らは指摘する。 民主主義にとっての意味を考えると不安に駆られる状況だが、そ

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