山崎製パン千葉工場(千葉市美浜区)で、アルバイトの女性(61)が菓子類の製造中にベルトコンベヤーなどに巻き込まれ死亡したとの事故を受けて、インターネット上でさまざまな声が相次いでいます。同工場で勤務経験があるとみられる人からは「いつか起こると思っていた」「ベルトコンベヤーのスピードが速くて追いつかない」と嘆く声も。一方で亡くなったのが61歳のアルバイト女性であることから、「議員ばかり裏金で潤っているのに、60代を超えても働かなければならないとは…」などと定年を迎えても働かざるを得ない社会に対する疑問の声も上がりました。(デジタル編集部) 「すごいスピードだった」 「女性がコンベヤーに胸部を挟まれて、意識がない」。24日午前10時20分ごろ、同工場の工場関係者が119番通報。千葉西署によると、菓子類の製造中に千葉市若葉区のアルバイト女性(61)がベルトコンベヤーなどに巻き込まれ、搬送先の病院
2023年12月20日に広く明らかになったダイハツの認証不正問題を受け、トヨタ自動車の豊田章男会長がベストカーWebの取材に応じた。「絶対にあってはならない行為、深く謝罪したい」とユーザーおよび関係各所へのお詫びを口にするとともに、ダイハツに関して「別の会社になるくらいの抜本的な改革が必要だ」と強調した。以下、本誌に語ったコメントを紹介する。 文/ベストカーWeb編集部、画像/ベストカーWeb編集部、ダイハツ工業 【画像ギャラリー】今回ダイハツで認証検査不正が見つかった車種一覧と主なダイハツ車種(12枚)画像ギャラリー ■トヨタには引けてダイハツには引けなかった「アンドン(行燈)」 冒頭、トヨタ自動車の豊田章男会長は、「”安全”は自動車にとって一番重要な要素であり、今回の不正はお客様の信頼を裏切る行為であって、断じて許されるものではない。トヨタとしても大きな責任を感じている」と語った。 今
1951年、愛知県生まれ。1975年、早稲田大学法学部卒業後、トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)入社。1984年、トヨタ自動車労働組合に専従。1992年から自動車総連本部専従、賃金理論を研究。2001年、自動車総連会長、連合副会長に就任。トヨタ労組の書記長、自動車総連の会長、金属労協の議長などの要職を長年務め、日本労働界の重鎮といえる人物。2002年、中央教育審議会委員に就任。2009年、内閣府参与・行政刷新担当に就任。 2008年、名城大学法科大学院入学。同年、中部産業・労働政策研究会理事長に就任。2012年、名城大学法科大学院卒業。同年、司法試験に合格し、2013年、愛知県弁護士会に登録。2014年、自動車総連顧問(現職)。2017年、ラヴィエ法律事務所に所属。 著書に『弁護士をめざして 56歳からの挑戦』(法学書院)がある。 トヨタの話し合い トヨタ生産方式を形だけ導入しようとしても
視野が狭い人とはどんな人? 視野が狭いとは、一言であらわせば、「井の中の蛙」のようなものです。狭い世界で生きてきて見識が狭いことをさします。物の見方が一方的で、やや軽蔑の意味も込められています。 自分の生きてきた世界の常識が全て正しいと思っており、周りの意見や新しい行動を起こそうとしないのが特徴です。 視野が広い人との違い 物事の考え方の違い 視野が狭い人は、目先のことしか考えられず、長いスパンで物事考えられません。一方、視野が広い人は目先のことにとらわれず先のことを考えることができます。 視野が狭いと、目の前のことばかりに気をとられて、後々の結果を想像せず行動します。多くの人は、そのような目先の利益に囚われて失敗をしてしまうと、次からは気をつけようと思います。 しかし、視野が狭い人は、「自分は間違っていない」、「次はうまくいくだろう」と原因を探らず、学ばず、改善せず、また同じ結果を得ます
日本企業の品質検査不正が止まらない。鉄鋼、自動車に続き、油圧機器メーカーのKYBが免震装置で検査不正を公表した。なぜ品質の根幹である検査データを偽るのか。SUBARU(スバル)や日産自動車などの調査報告書を読み解くと、一つの共通点が浮かび上がる。設備の老朽化と人手不足で「衰える工場」という現実だ。「建屋や空調機の老朽化で燃費・排ガス検査の際に湿度の基準を満たせず、検査員がドアに目張りし、電気ポ
「作業者はラインを止める権利があり、良品を作り込む義務がある」――。ダイキン工業空調生産本部の木村茂・滋賀製造部長がトヨタ自動車の銀屋洋顧問から教えられた言葉である。銀屋顧問は2006年6月までトヨタの技監を務めた人だ。トヨタの技監といえば、トヨタ流の技術・生産を極めた最高峰の称号を持つ人物を意味する。 銀屋顧問は数カ月に1度、ダイキンの滋賀製作所を訪問しては生産現場を指導する。ダイキンはトヨタ流の生産改革に磨きをかけるため、三顧の礼で銀屋顧問を工場に迎え入れたのだ。 木村製造部長によると、銀屋顧問が最も重視するのは、生産ラインの「直行率」である。直行率とは、ラインに部材を投入してから最後の工程まで問題なく進み、何の問題もなく出荷できた割合を指す。 ダイキンの直行率は、ラインによってバラツキがあるものの「98~99%」(木村部長)だった。十分に高いようにも思えるが、銀屋顧問は残りの1~2%
「問題」というのは厄介なものだ。至るところに発生する可能性があり、どんなものになるのかもわからない。「何か問題はありませんか?」と聞かれて、「ありません」と答える人をよく見かけるが、本当だろうか?仕事をしていれば問題が起きるのは当たり前だし、時には失敗だってつきものだ。問題を避けて通るか、それとも問題を迎え撃つか。問題を隠すのではなく、問題をあえてみんなに「見える」ようにして、改善のチャンスと捉えるのがトヨタ式のやり方だ。 なぜ一見非効率にも見える「止める」を重視するのか 「みんなは着地を止めにいって止めているのだと思うのですが、僕は止まるところで技を終わらせていれば勝手に止まるという印象なんです」 ロンドンオリンピックの男子体操個人総合の金メダリストにして、世界選手権個人総合でも四連覇と無敵を誇る内村航平選手の言葉である。内村選手の強さは技の難易度や完成度の高さももちろんのこと、ほとんど
「いつまで経っても叱られる。それは幸せなことだ」。新刊『トヨタ物語』を読んだ張富士夫氏がそう語る真意とは。なぜ豊田喜一郎氏だけが「ジャスト・イン・タイム」という知恵にたどり着けたのか。大野耐一氏なら今のトヨタをどう見るか。『トヨタ物語』著者の野地秩嘉氏が聞く。その前編。 ■重版出来!『トヨタ物語』 トヨタはなぜ強いのか――その本質に迫る巨編ノンフィクション。日経ビジネス連載「トヨタ生産方式を作った男たち」に書下ろしの新章などを加えた圧巻の408ページ、ついに刊行。早くも4刷。日経BP社刊 張富士夫さんがトヨタ自動車に入ったのは昭和35年(1960年)。前年、日本レコード大賞がスタートしている。第一回の受賞曲は水原弘が歌った「黒い花びら」。『トヨタ物語』には張さんが同じ東大剣道部だった國松孝次さん(元警察庁長官)を誘って、豊田市の小さなスナックで酒を飲むシーンがある。 國松さんは言った。 「
博多から東京に向かっていた東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかった問題で、これまでの社内調査に対し、岡山駅から乗り込んだ保守担当の社員が「列車を止めて調査する必要があると思った」との認識を示していたことがわかりました。しかし、名古屋駅に到着するまで詳しい調査は行われず、JR西日本は当時の車掌や指令員などから話を聞いて、事実関係を調査しています。 JR西日本は、19日の記者会見で、保守担当の社員が社内の聞き取り調査に対し、「列車を止めて調査する必要があると思った」との認識を示していたことを明らかにしました。しかし、保守担当の社員や列車の車掌、それに、東京の指令所との間でやり取りした結果、走行に支障はないと判断され、運転を継続していたということです。 JR西日本は引き続き、車掌や指令員などから話を聞いて事実関係を調査しています。 JR西日本は「異常を感じたにもかかわらず、走行を継続させたこと
アイテム 1 の 5 11月29日、米電気自動車(EV)大手テスラの新型セダン「モデルS」やスポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」は、米工場の組立ラインを離れた後、もう1度足止めを食らうのが当たり前だという。製造における欠陥を修正するためだ。写真は2012年、テスラの米フレモント工場で組み立てを待つ「モデルS」の車体パネル(2017年 ロイター/Noah Berger) [1/5] 11月29日、米電気自動車(EV)大手テスラの新型セダン「モデルS」やスポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」は、米工場の組立ラインを離れた後、もう1度足止めを食らうのが当たり前だという。製造における欠陥を修正するためだ。写真は2012年、テスラの米フレモント工場で組み立てを待つ「モデルS」の車体パネル(2017年 ロイター/Noah Berger)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く