「70点取れれば御の字だ。」のように使われる「御の字」。本来の意味とは異なる「一応,納得できる」という意味でとらえている人が多いことが「国語に関する世論調査」で分かりました。 「御の字」とは,本来どのような意味でしょうか。 答 大いに有り難い,非常に満足である,という意味です。 「御の字」を辞書で調べてみましょう。 「広辞苑 第6版」(平成20年・岩波書店) おんのじ【御の字】(1)最上のもの。極上のもの。結構なもの。「今の世の――の客」(2)ありがたい,しめたなどの意。「この試験に六〇点とれれば――だ」 「日本語源大辞典 初版」(平成17年・小学館) おん―の―じ【御の字】江戸初期の遊里語から出た語。御の字を付けたいほどのものの意から。(1)特にすぐれたもの。また,そのような人。(2)非常に結構なこと。きわめて満足なこと。 辞書が示すように,本来,「御の字」は「それ以上になく有り難いもの
ヴァイオリンなどの通関について 平成24年11月1日(木曜日) 最近日本人の音楽家の方が,ドイツ入国の際の税関において,携行していたヴァイオリンを没収されるケースが連続して起こりました。いずれのケースも外務本省,関係した在外公館,在京ドイツ大使などの努力によって,最終的には無償で返還されました。しかしメディアで報道されなかった類似のケースも過去にあり,かつ今回没収された理由,返還された背景などがあいまいなままであるので,不安を持たれている方々も少なくないと思います。今後同様の不幸なケースを防止するために,政府部内で善後策を検討しました。 その結果として,外務省や在ドイツ日本大使館,在京ドイツ大使館がホームページの関連部分の記述を更新すると共に,外務省が「税関検査に係る音楽関係団体に対する注意喚起について」という文書を作成し,文化庁より関係団体への周知を依頼してきました。右は「楽器等の携行に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く