2022年は、KDDIの大規模通信障害が社会問題に至るなどして大きな話題となった。だがここ最近は、NTTグループのネットワーク関連サービスで、通信障害をはじめユーザーの不満を高める出来事が相次いでいるようだ。 ■NTT東西の「フレッツ光」で通信障害が発生 とりわけ、最近の出来事で注目されたのが、東日本電信電話(NTT東日本)と西日本電信電話(NTT西日本)が提供する光ブロードバンドサービス「フレッツ光」で発生した通信障害である。これは、4月3日の午前7時10分に発生したもので、NTT東西合わせて16都道府県の一部のユーザーが、1時間以上にわたって通信ができない、あるいは通信しづらいなどの影響を受けた。 さらに、光回線で固定電話サービスを提供する「ひかり電話」に関しては、東京都と神奈川県の一部で復旧が遅れ、2時間以上を費やすこととなった。それゆえひかり電話に関しては、総務省が定める「重大な事
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