Krzanich氏が自ら冗談交じりに述べたように、旧Altera社ユーザーが最も関心を持っている懸念は、FPGAに混載しているARMコアの存続だろう(図1)。これに対して同氏は「ARMコアを取り除きそこにIA(Intel Architecture)コアを嵌めるようなことしない」と述べている。さらに「SoC FPGA(CPUコアを混載したFPGA)でデフォルトのCPUコアはARM」だとも述べた。 一方でIAコアベースのIntelのプロセッサーICとFPGAの統合に関しても、積極的に行うことを明らかにした。すでにIntelはBroadwellマイクロアーキテクチャーで14nm FinFETプロセスで製造する「Xeon」と台湾TSMCの20nmプレーナープロセスで製造する「Arria 10」を1パッケージに収めたMCPを発表している(日経テクノロジーオンライン関連記事1)。今回、Krzanich