米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が6日発表した7-9月(第3四半期)の暫定決算では売上高がアナリストの予想を10億ドル余り下回り、パソコン用プロセッサー市場が失速しつつあるとの懸念が再び広がった。同社の株価は時間外取引で下落した。 発表資料によると、7-9月期の売上高は約56億ドル(約8100億円)を見込む。アナリスト予想平均とAMD独自の見通しは約67億ドルだった。 AMDはパソコン市場の落ち込みが売り上げ独自の見通しは約67億ドルだった。に響いていると説明。需要軟化やサプライチェーン上で在庫が積み上がっていることを挙げた。7-9月期には在庫などに関連する1億6000万ドルの評価損を計上することも明らかにした。 AMDの株価は時間外取引で一時4%安の65.10ドルを付けた。売りはエヌビディアやインテルなど他の半導体銘柄にも波及した。 AMDは11月1日に7-9月期の本決算を