PostgreSQLの新バージョン、8.2が12月5日にリリースされた。前バージョンの 8.1から約1年ぶりのメジャーバージョンアップであるが、大幅に遅れた8.0を除けば、恒例となりつつあった11月リリースにはちょっと遅れた程度である。ポイントとしては ソート処理の高速化や、ロックの見直しによる性能向上。 外部結合の最適化が可能になった。 あらかじめディスクブロックに空きを設けることで更新性能を向上させるFILLFACTOR機能。 PITR技術を応用した「ウォーム・スタンバイ」機能。 INSERT/UPDATE/DELETE ... RETURNING、DROP文のIF EXISTS句などのかゆいところに手が届く新文法。 といった、性能・運用の改善につながるものが挙げられる。詳細はリリースノートや、日経ITProのPostgreSQLウォッチの以下の回を参考にして欲しい。 【Postgre